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矢野憲一郎とアローナイツ。「女の思案橋」。1974年12月。日本コロムビア。前回の想い出の長崎というシングルからがらりとメンバーが変わっている。(もっともどちらが先の発売かは今は調べていない)上の写真の右から二番目、下写真の手前の人が矢野憲一郎と思われる。元ロスプリモスの徳永さん(長崎市出身)に「想い出の長崎」のレコードを見せたら大変懐かしがっていたが、「女の思案橋」にはほぼ無反応でした。何故?どなたかも書いているが、同時期に日本の北と南で同名のアローナイツというグループが活動し
画像のジャケットはビクターから発売された、『魅惑のムード歌謡』というオムニバスアルバムで、1974年か1975年辺りに発売されたアイテムかと思われます。このアイテムが初出かどうかは不明ですが、このカセットに石原裕次郎氏の『恋の町札幌』を黒沢明とロス・プリモスが歌っている音源が収録されていました。音源を聴くまでは、石原裕次郎盤のものをベースにしたアレンジで、ロスプリが歌っているんだろうなと想像していました。ところが、実際に聴いてみるとイントロから既にオリジ
ジャケットから何となく自主制作っぽい匂いを漂わせるシングル盤です。うの木達也とエアジンという私自身、全く聞いたことのないグループが歌うこの『ナイト・横浜』。某オークションで最近購入したのですが、針を落として聴いてみると意外にもこれが良い曲で、思わぬ掘り出し物でした。センチメンタルな色合いの強いマイナー調のメロディーが心を揺さぶります。アレンジもサックス、エレキギターが使用されておりムーディな雰囲気を作り出しているのですが、ストリングスがこの曲の持つセンチなメ
思案橋ブルース~魅惑のシルバリーヴォイス~*コロラティーノ長崎から東京へ68年の歌謡界の流れをつらぬいている二つの大きな特徴は、ムード歌謡コーラスの大活躍と「〇〇ブルース」といったご当地ソングの大流行でした。その中でも、その土地の人が作った歌をその土地の人が歌い、レコードで大ヒットしたのは、長崎市のコロラティーノだけです。そういった意味でも非常にユニークな存在といえましょう。長崎市のクラブ十二番館を根城にショーステージをやっていたコロラティーノの「思案橋ブルース」が、長崎放送のラジ
中井あきら旅立つあなた中井あきら長崎で恋は燃え中井昭・高橋勝とコロラティーノ「白夜」コロラティーノ「女心のブルース」コロラティーノあまい夜↓中井あきら星空の舞踏会↓中井あきらうたがわないで(疑わないで)↓中井あきら旅人の詩↓中井昭とコロラティーノ「片想いのブルース」中井昭・コロラティーノ「静かに愛して」1970年
〽レモンのような可愛いあなたよびかけたいな広島の人〽ライオン油脂(現:ライオン)のヘアケア商品、「エメロンクリームリンス」のCMソングとして使用された、日本のコマーシャルソング史に残る名作ハニー・ナイツの『ふりむかないで』。ムードコーラスグループというより、アニメソングや歌謡曲、CMソングのコーラスや楽曲を歌う純然たるコーラスグループというイメージが個人的にはあるのですが、ただ彼らのコーラスの濃度はムードコーラスに非常に近いものを感じます。『ふりむかないで』