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バスでバスに行く。ちょっとへんてこりんなツアーを企画してみました。渋谷駅に集合してメンバーでバスに乗り込み、千葉県にある印旛郡に向かう。1時間ほどの道のりを経てたどり着いたのが、またバスなのだ。しかも廃バスでおよそグルメの匂いはない。だが、扉を開けてびっくり。まるで屋形船のようなテーブルセッティングがあるではないですか!なぜこんなところで?という疑問しか湧いてこないが、何はともあれ料理をご紹介していきましょう。食材は基本的にすべてご主人がとってきたもの。遠くまでやってきた甲斐のある、郷土料理
『得仙』は予約が取れない。だから、ひたすら待たねばなりません。新規は10年も予約が取れないというが、一年中常連さん達が予約を埋め、新規の予約のチャンスなどやってこない。ただ、ひたすらに常連さんからお声がけいただくのを待つしかないのです。『得仙』の鍋は撮影してはいけない。得仙の名物は鮟鱇鍋(夏は鱧鍋)だが、一番の名物は女将さん。女将さんに叱られるのは通過儀礼なのです。事前に勉強したので自信があったのですが、やっぱりお叱りをいただきました。事前に許可をいただいたものの「あまり鍋の撮影しないでく
深夜の食事は罪深い。罪深いからこそ旨い。この背徳感こそが最高のスパイスになる。さて、神戸の深夜でどんな罪を犯そうか?東門街の南入口付近に現れるキッチンカー。夜中に行列ができるのはホットドッグの移動販売車だ。遠くからもそれとわかる真っ赤な看板に白い文字。堂々とホットドッグと書かれます。メニューにはホットドックを基本として、より魅惑的なスペシャルドックの文字。ウインナーに加えて豪快にベーコンをはさむのだそうだ。ただ、残念ながら深夜で1時時点で売り切れ。罪深い人が神戸の街にはいっぱいいるようで
大行列と超濃厚つけめんで有名な「六厘舎」。この六厘舎自体は都内に4店舗展開しているが、グループ全体ではもっとも店舗数が多いのは『舎鈴』のようだ。由来はきっと反対から読む的な話でしょう。本日訪ねたのは舎鈴の新橋西口店です。六厘舎との最大の違いを探ってみましょう。まずは行列。東京駅の店舗では一時間待ちは当たり前だが、舎鈴は待ち時間ゼロで入店できました。メニューに目を向けると、つけめんが中心の六厘舎にたいして、担々麺や油そばなどバリエーションが豊富です。人気店になった六厘舎ではできないことをチャ
築地の移転問題。都知事の発言で延期の可能性がでてきたが、将来的な移転は間違いないだろう。否定的なニュースが多いが、建物の安全面など良化する部分ももちろんある。しかし、歴史のある場所がなくなる喪失感も確実にある。基本的には全ての店が豊洲で営業を再開するが、店舗移転先に名前のない店がある。名前は『豊ちゃん』。もちろん豊洲の「豊」なんかではなく、2代目のご主人である豊秀氏の相性が由来。4代目となる女将が最後を見守った創業から約100年の老舗中の老舗である。だが、実は「豊ちゃん」はとっくに閉