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歌劇カルメンは誰もが耳にする有名曲である。ハバネラや闘牛士の歌は、マリア・カラスやバルツァ、ツフォア、カレーラス、ドミンゴはじめ名唱も多い。そんな名演揃いの後に、プレトニョフ指揮・ラフマニノフ国際管弦楽団によるシチェドリン編曲「カルメン」を聴く。歌手はいない。これが手垢にまみれた欧風解釈とは違って、イスラムとカトリック、ジプシーといったそれぞれの民族音楽が異文化の混交するセビリアの景色とともに立ち上がってくる。それぞれのタイム感、リズム感、グルーブ感、音色や響きを、ラフマニノフ国際管弦楽団
3月11日東京フィルハーモニー交響楽団3月定期演奏会19:00東京オペラシティコンサートホール【プログラム】スメタナ:連作交響詩『わが祖国』(全曲)第1曲ヴィシェフラド(高い城)第2曲モルダウ第3曲シャールカ第4曲ボヘミアの森と草原より第5曲ターボル第6曲ブラニーク指揮:ミハイル・プレトニョフ東京フィルハーモニー交響楽団
文藝春秋の藤田真央さんのトークライブで、もう一つ、面白いと思った話を書きます。藤田さんは、一番好きなピアニストが、ミハエル・プレトニョフだそうです。プレトニョフの音の魅力について、ホールの隅々までちゃんと聞こえてくるというと語っていました。そういえば、牛田智大さんは、プレトニョフに教えを受けていましたね。ピアノの音の出し方を一から学んだと言っていましたね。プレトニョフは、ロシアではとても凄い人で尊敬もされているし、反面恐れられていて、普通の人は容易に近づけないそうですが、藤田さん