「諦観」人生良い時もあれば悪い時もあることを見通す、ということらしいが。そんなプラマイゼロみたいなことはありえないだろう。人生はあまりにも不平等。一部の人は、事件や事故に巻き込まれたり、病気になったり。多くの人はそれを報道で見て、聞いて、自分とは関係のない世界の話のように受け止める。あるいは、その災難がふりかかったのが自分や家族ではなく、人ごとで良かったと感じている。そういう人たちは、ちょっとした事に不満を持ち、愚痴や文句を口にする。多分それが人間というものなのだろう。偽善者は嫌いだ。真に犠牲的