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以前にも似たような記事(めちゃ雑なやつ)を書いたのですが、今回改めて体系的に勉強したので、Linuxのディスク活用の基礎、すなわち、パーティション分割とファイルシステムについて、概要と管理方法をまとめたいと思います。ボリュームは次回記事で扱う予定。1.Linuxの物理ディスク活用のしくみ2.パーティション作成3.ファイルシステム作成4.マウント1.Linuxの物理ディスク活用のしくみ■概要Linuxでは、1つの物理ディスク(外部記憶装置。ハードディスクやSSDなど
よく、PCでも聞かれる「ファイルシステム」という言葉がありますが、そもそも「ファイルシステム」とはどのようなものなのでしょうか。知っているようで知らないところでもあるかと思いますので、備忘録がてらに纏めてみます。【ファイルシステムとは】ファイルシステムとは、コンピューターの記憶装置(HDD,SSD,USBメモリ等)にデータを保存し、どこにどのようなデータがあるのかを認識し、管理するための仕組みです。データを保存する際には、どのように保存されるのかを決める規則(フォーマット)に従って保存され
Linuxは、カーネルをアップデートすると/bootにイメージがたまります。最新のカーネルで問題がなければ、古いイメージを削除できます。step1まずは、/bootのディスク使用率を確認してみましょう。#df-hファイルシスサイズ使用残り使用%マウント位置/dev/sda11014M435M580M43%/bootstep2保持しているカーネルを確認します。#rpm-q
昨今、当たり前になってきた外部メモリの暗号化やパスワード付きについては、Ubuntuでも対応できますのでご紹介させていだきます。※但し、ファイルシステムがext4fsベースのため、WindowsではOpenできないかと・・・手順1手近のUSBメモリを、Ubuntuマシンを挿してマウント状態にします。手順2該当デバイスの「初期化」を選択します手順3ここで、残念ながらLinuxのファイルシステム「Ext4fs」を選択して、ボリュームにパスワードを付けるチェックを入れます
先回の「USBメモリパーティションを分割」記事の反対に、複数に分割されたパーティションを結合する方法をご紹介します。元々は、私が持っているUSBメモリの中でフォーマットして使っていいものを探していたのがきっかけです。16GBのUSBメモリを使おうと、容量を確認したところ、64MBと表示され、念のためフォーマット(初期化)してみても、やはり64MBしか使えません。どうやら、USBメモリが複数のパーティションに分割され、最初のパーティションだけ正常に割り当てられているようです。(多分
久しぶに、外付けUSBのHDDへデータをBackupを取るべく、UbuntuMATE22.04LTSへ接続したところ、なんとマウントができなくなってしまいました。直近で触ったとしたところでは、VMware上のWindows11に接続したことがあり、それ以降は一切接続したことはなく、これが起因している(外付けUSBHDDの外し方の失敗によるファイルシステムの損傷?)可能性があるかも。そこで、以前NTFSフォーマットの外付USBHDDをマウントできないとき対応について記載しました内容