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(『平成29年「ドリームスリーパー」の個室で味わう最上級のおもてなし前篇』の続きです)広島バスセンターを21時50分に発車した、全席個室の夜行高速バス「ドリームスリーパー広島・東京」号の走行距離は833.4km、12時間もの長旅である。中国道を山陽道に乗せ換えて、新名神高速道路や新東名高速道路を使うことで、平成元年に誕生した「ニューブリーズ」号に比べて100km近くも短くなったのかと思う。ビルの3階にあるバスセンターの連絡通路を下り、桜並木が囲む広島城の脇をすり抜けて、まばらに
(「平成6年陰陽連絡バス素描(2)グランドアロー号とフライングフィッシュ号の明暗」の続きです)浜田-広島-松江-米子-福山と陰陽連絡バスを乗り継ぎ、逆N字を描くように中国山地を行き来してから広島に戻って来た翌日、僕は、広島バスセンターを7時53分に発つ鳥取行き高速バス「メリーバード」号に乗り込んだ。この旅の2年前、平成4年12月に登場したばかりの新しい陰陽連絡バスで、中国自動車道を使って広島から鳥取まで292.2km、その走行距離は陰陽連絡バスで最長と思われる。平成元年からは同じ「メリー
戦後の日本最長距離バスの歩みと、後継路線の乗車記を、「日本際長距離バスの系譜」と名付けて記している。前回取り上げた昭和25年開業の「松江-広島急行バス」は、営業距離が195kmだったが、昭和30年に、南紀白浜と大阪を結ぶ白浜急行バスが登場し、その営業距離は少しだけ長い196.8kmであったという。「松江-広島急行バス」の夜行便が、広島から宮島口まで足を伸ばし、営業距離が216.8kmに及んだ時期がある。だが、「松江-広島急行バス」が宮島口まで足を伸ばしていた時期がはっきりとしない。もしか