ブログ記事640件
馬に乗る時には誰でも、自分なりに考えた理想的な状態をイメージしながら、そこになんとか近づけようと試行錯誤していたりするものだろうと思います。ですが、馬の方にもその日の調子とか、それぞれの体型や性格、癖といった違いがありますから、乗り手がこうなって欲しいと考えているような状態に持っていくためには、教本に書いてあるような「正しい姿勢」でただ固まって頑張っていれば良い、というようなわけにはいきません。まず、それぞれの馬の性向やその時の状態を把握して、それらに応じた乗り方をしながら、こ
ある程度の乗馬経験のある方ならたいてい一度は、レッスンや競技、あるいは外乗などで馬のスピードのコントロールがうまく出来ずに困ったというような経験があるのではないでしょうか。馬のお腹を足で蹴ったりムチで叩いたりして走らせる、あるいは手綱を引っ張って止める、というくらいであればなんとなく出来ても、前の馬に追いつかないように、一定のスピードを保って走らせる、というようなことを求められると途端にやることが複雑になって、なかなか思うようにいかなったりするものです。そんな時、指導者から、
乗馬を始めてまだそれほど経っていないような方からよく頂くご質問の一つに、「馬たちは、あんなに深く首を曲げられて、苦しくないの?」というのがあります。確かに、鼻梁が垂直になるほど首を深く屈撓させた姿勢で、口から泡を吹きながら汗だくで運動している馬たちの姿を見れば、いかにも苦しそうで、まるで虐待されているような印象を受けるのも、無理はないかもしれません。(※あの「泡」は、馬が口を割ったり舌を越したりすることなくハミ受けが安定し、大量に分泌された唾液が口角付近に溜まって泡
6/22のぴかちゃんさん(乗馬ブログランキング1位の方)のブログの内容今までハミ受けとかやったことないから読んでも全く意味がわからなかった。ただしかし。ハミ受けの練習し始めたから今読んだらなんか解るかなぁ?今日ふと、その理解出来なかったぴかちゃんさんの6/22の記事を読み返してみた。センパイのブログに、なんかヒントが無いものかと。あっ!これ、昨日先生が言ってたコトだ!!と意味がめっちゃわかったんです!(*´∀`*)昨日のハミ受けレッスン中、意味もよくわからないまま、無
いわゆる「ハミ受け」とか、ブレーキのかけ方、あるいは、立ち上がる馬への対処法など、ハミの使い方やハミが馬の意識に与える影について、現役騎手や調教助手の方を含めた数名の方から貴重なご意見を伺う機会があり、その中で得た気づきの中から、なかなか言葉で説明することが難しくてあまり詳しく語られることも少ない「アクセル装置としてのハミの使い方」について述べてみたいと思います。いわゆる「ハミ受け」を練習する場合にしろ、ブレーキやハンドル操作にしろ、ハミを使って馬に言うことをきかせようとする場
乗馬を始めてしばらくして、競技馬術を嚙り出したくらいの方が憧れるものの一つに、馬に顎を譲らせて、頸を屈撓させる、いわゆる「ハミ受け」の技術があると思います。TVで観る競走馬や、クラブの上手な人たちの乗っている馬が、首を屈撓させ、鼻梁が垂直になったような姿勢でいかにも元気よく動いているのを見て、「どうやら、あれが騎手の技量や馬の調教度をみるバロメーターのようなものらしい」「どうやったらあんなことが出来るの?」「自分も出来るようになりたい!」ということで、馬に顎を譲
乗馬の運動にすっかり慣れて、ライセンスのテストなどにもいくつか合格したりして、少しずつ本格的な馬術を習うような段階になってくると、レッスン内容だけでなく、騎乗する馬自体の難易度もぐんと上がり、それまでの初歩的なシンプルな扶助操作だけでは間に合わなくなってきて、いわゆる「ハミ受け」とか、馬の動きを改善させるための「フラットワーク」というような、馬の動き自体を変化させ、乗りやすく改善するためのテクニック、というようなものに、だんだん興味が湧いてくるのではないかと思います。そんな中で、指導
馬場を始めた子供のサポートをしながら、子供が巣立ったらいつか自分も!と思っているサポーターです(笑)先日馬場2級の検定会がありました。学科試験対策に、落ちた時の為に、将来私が受けるかも?なので、(笑)メモしておきます!以下、子供が記憶している出た問題です。(馬の健康)●呼吸、脈、体温●扶助(競技会)●肢巻とらなかったら?●ベル●敬礼●どの地点から運動開始するか●運動間違えた時は?●失権する時はどんな時?●A2で使えるハミは?みたいな感じでした。ハミはパッ
引越が迫り、オスカーさんの痴呆にも翻弄され、まるで時差ボケしているかのようです。年末の記事が追いついてきませんシカゴ美術館の鎧の常設展から妹の滞在期、順番で行きますねまずは鎧の常設展から馬具を。馬具はピアノ以上に古くから基本的に大きな変化がなく、完成形に到達していると言われているものの一つです。ですから『中世の』というタイトルですが、だからと言って珍しいなんてこと、全然なく、「あ、そっ」という感じと言えなくもない。つまり、馬具の専門家でない人にとっては「へ〜、あんまり変わってないんだねぇ
乗馬や競馬にかかわる道具の中でも、とりわけ多くの種類があるのが、「ハミ(銜)」です。ハミは、ご存じの通り、馬の口に咥えさせることで主にブレーキやハンドル操作を容易にするための道具であり、この銜と、鐙(あぶみ)の発明が、今日の馬術につながる歴史上の大発見であることは間違いないでしょう。古今東西、馬の性格や癖、あるいは求める運動や馬の調教段階といったことに合わせて、様々な形状のハミが生み出されてきました。様々な馬に関わった経験の数だけ、ハミのコレクションが増えるとともに、そ
乗馬のレッスンで、馬に「ブレーキをかける」ことか実は苦手だという方は、結構いらっしゃるのではないでしょうか。初心者レッスンなどでは、どちらかというと勝手に止まろうとする馬を動かすのに一生懸命だったりして、馬を停める方法について考えることは少ないかもしれませんが、その後だんだん上達してくると、少し元気のいい馬に乗るような機会が増えてきて、部班レッスンで前の馬について行きたがったり、競技会などでイレ込んでいるような場合など、手綱を積極的に使って馬のスピードやバランスを制御しなければならな
こんにちは、Mimiです(´・∀・`)Kumikoさんのブログを読んでふと、『私は右脳タイプなのかな?左脳タイプなのかな?』と気になったので、ちょっと調べてみました★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★手に右利き・左利きがあるように、脳にも右利き・左利きがあります人間が持つ『利き脳』の違いによって、物事の捉え方や考え方、言動までも変わると言われているそうです☆カンタンな調べ方☆指を組んだ時・・・・・右の親指が下になる・・・・インプ
日本の乗馬クラブにいる練習馬は、近年は海外からの輸入や国産の乗用種も増えてきているとは言っても、まだまだ大半は競走馬として生産、育成されたサラブレッドを乗馬に転用したものです。クラブの指導者が「乗馬と競馬は違うんだ」などと言っても、馬自身は、少なくとも育成段階までは競走馬として過ごしてきていることが多いわけで、その馬たちが本来どのような感じで動いていたのか、というようなことをある程度理解しておくことは、日常のレッスンなどで良好な関係を築く上でも必要なことなのではないかと思う