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馬に乗る時には誰でも、自分なりに考えた理想的な状態をイメージしながら、そこになんとか近づけようと試行錯誤していたりするものだろうと思います。ですが、馬の方にもその日の調子とか、それぞれの体型や性格、癖といった違いがありますから、乗り手がこうなって欲しいと考えているような状態に持っていくためには、教本に書いてあるような「正しい姿勢」でただ固まって頑張っていれば良い、というようなわけにはいきません。まず、それぞれの馬の性向やその時の状態を把握して、それらに応じた乗り方をしながら、こ
ある程度の乗馬経験のある方ならたいてい一度は、レッスンや競技、あるいは外乗などで馬のスピードのコントロールがうまく出来ずに困ったというような経験があるのではないでしょうか。馬のお腹を足で蹴ったりムチで叩いたりして走らせる、あるいは手綱を引っ張って止める、というくらいであればなんとなく出来ても、前の馬に追いつかないように、一定のスピードを保って走らせる、というようなことを求められると途端にやることが複雑になって、なかなか思うようにいかなったりするものです。そんな時、指導者から、
乗馬を始めてしばらくして、競技馬術を嚙り出したくらいの方が憧れるものの一つに、馬に顎を譲らせて、頸を屈撓させる、いわゆる「ハミ受け」の技術があると思います。TVで観る競走馬や、クラブの上手な人たちの乗っている馬が、首を屈撓させ、鼻梁が垂直になったような姿勢でいかにも元気よく動いているのを見て、「どうやら、あれが騎手の技量や馬の調教度をみるバロメーターのようなものらしい」「どうやったらあんなことが出来るの?」「自分も出来るようになりたい!」ということで、馬に顎を譲
2週間以上前に長靴(乗馬用のロングブーツ)を買おう、という事になりました。今まで使っていた、ダイアナのブーツ(女の子なら知ってる、ただのオシャレ靴メーカーです)が壊れてしまった為です。今年の4月、ブリティッシュを始めてみたものの、ウエスタン乗馬をやっていた私にとってブリティッシュがやっぱり気に入らない!ウエスタンに戻ろう!となる可能性もあったので、長靴は、ホントに気に入ってやり続ける決断をしたら買おう、と決めて、それまで普通の靴メーカーのブーツでごまかしていたんですね。
先日初めてお隣、殿山敷地馬場で障害練習した日、フラットワーク中に右手、手の甲をサシバエに刺されましたいったぁぁあ!急な針刺す刺激!なに!?なに!?めっちゃ痛いめっちゃ痛い!!駈歩していたので痛くてもほっといて走り続けたんですがちらと下を見ると右手の甲にハエが止まってる。サシバエか!走りながら左手で払っておきましたが・・・・その日の夜、『そ~いや今日、サシバエめっちゃ痛かったな』と右手の甲を見ると赤く傷になってる!!刺してる、というより
馬場を始めた子供のサポートをしながら、子供が巣立ったらいつか自分も!と思っているサポーターです(笑)先日馬場2級の検定会がありました。学科試験対策に、落ちた時の為に、将来私が受けるかも?なので、(笑)メモしておきます!以下、子供が記憶している出た問題です。(馬の健康)●呼吸、脈、体温●扶助(競技会)●肢巻とらなかったら?●ベル●敬礼●どの地点から運動開始するか●運動間違えた時は?●失権する時はどんな時?●A2で使えるハミは?みたいな感じでした。ハミはパッ
逆転裁判再会、そして逆転14~17話13話はオリジナルなのかDLコンテンツの話なのかは知らないけど、どうでもいい内容だったので端折りました。1stTrialある病院の看護婦が医療事故で十数人の命を奪った。↓その看護婦が交通事故死し、病院の院長が医療事故の槍玉にあげられてしまった。↓院長はそれが許せず、霊媒で看護婦の霊を降ろし、責任の所在を確かにする念書を書かせる。↑で、これがその院長。真宵の故郷、倉院の里。今、真宵は倉院の当代代理とし
日本の乗馬クラブにいる練習馬は、近年は海外からの輸入や国産の乗用種も増えてきているとは言っても、まだまだ大半は競走馬として生産、育成されたサラブレッドを乗馬に転用したものです。クラブの指導者が「乗馬と競馬は違うんだ」などと言っても、馬自身は、少なくとも育成段階までは競走馬として過ごしてきていることが多いわけで、その馬たちが本来どのような感じで動いていたのか、というようなことをある程度理解しておくことは、日常のレッスンなどで良好な関係を築く上でも必要なことなのではないかと思う
乗馬や競馬にかかわる道具の中でも、とりわけ多くの種類があるのが、「ハミ(銜)」です。ハミは、ご存じの通り、馬の口に咥えさせることで主にブレーキやハンドル操作を容易にするための道具であり、この銜と、鐙(あぶみ)の発明が、今日の馬術につながる歴史上の大発見であることは間違いないでしょう。古今東西、馬の性格や癖、あるいは求める運動や馬の調教段階といったことに合わせて、様々な形状のハミが生み出されてきました。様々な馬に関わった経験の数だけ、ハミのコレクションが増えるとともに、そ
引越が迫り、オスカーさんの痴呆にも翻弄され、まるで時差ボケしているかのようです。年末の記事が追いついてきませんシカゴ美術館の鎧の常設展から妹の滞在期、順番で行きますねまずは鎧の常設展から馬具を。馬具はピアノ以上に古くから基本的に大きな変化がなく、完成形に到達していると言われているものの一つです。ですから『中世の』というタイトルですが、だからと言って珍しいなんてこと、全然なく、「あ、そっ」という感じと言えなくもない。つまり、馬具の専門家でない人にとっては「へ〜、あんまり変わってないんだねぇ
乗馬の運動にすっかり慣れて、ライセンスのテストなどにもいくつか合格したりして、少しずつ本格的な馬術を習うような段階になってくると、レッスン内容だけでなく、騎乗する馬自体の難易度もぐんと上がり、それまでの初歩的なシンプルな扶助操作だけでは間に合わなくなってきて、いわゆる「ハミ受け」とか、馬の動きを改善させるための「フラットワーク」というような、馬の動き自体を変化させ、乗りやすく改善するためのテクニック、というようなものに、だんだん興味が湧いてくるのではないかと思います。そんな中で、指導
乗馬を始めてまだそれほど経っていないような方からよく頂くご質問の一つに、「馬たちは、あんなに深く首を曲げられて、苦しくないの?」というのがあります。確かに、鼻梁が垂直になるほど首を深く屈撓させた姿勢で、口から泡を吹きながら汗だくで運動している馬たちの姿を見れば、いかにも苦しそうで、まるで虐待されているような印象を受けるのも、無理はないかもしれません。(※あの「泡」は、馬が口を割ったり舌を越したりすることなくハミ受けが安定し、大量に分泌された唾液が口角付近に溜まって泡