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戦後日本の音楽界をリードした作曲家の間宮芳生さんがお亡くなりになりました。昨年、間宮さん作曲の映画『火垂るの墓』のオーケストラ音楽劇に、母親と叔母役で参加させて頂きました。本番前に、間宮さんの御嬢様えまりさんから、「今日は父の楽曲がどんな化学変化を起こすか楽しみです。よろしくお願いします。」と優しく声をかけて頂いて、初舞台だった私は、緊張が少しほぐれたのを覚えています。奇しくも、被団協のノーベル平和賞受賞を見届けて95歳でお亡くなりなった間宮さん。世界で戦火の絶えない
今回のノーベル平和賞は、原爆の被害者がまだ存命のうちに少しでも報われることとなったのではなかろうか。日本原水爆被害者団体協議会の存在意義もまた、少しではあるが報われたと思う。吾輩は元広島市民として純粋に喜ばしい。そしてこのノーベル平和賞を「歴史的意義のあること」にするには、今回がゴールなのではなく、むしろ『やっと』のスタートなのだと全世界が思わなくてはならない。ではまたWebRock!
栄治さまのお祖父様の佐藤栄作さんのノーベル平和賞の賞金をもとに設立された佐藤栄作賞を、学部生の時にいただいたことがある。その時の文章を、載せなくちゃと思いながらまだできていない。いろいろ人生を経験されて、寛容の微笑みを浮かべる佐藤栄治さんからいろいろ学ばせていただいています。