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参謀長の飼育日記ナガレホトケドジョウ繁殖編④(卵黄吸収)の続き。孵化後7日目辺りで、魚としての形はほぼ整った。卵黄はまだ少し残っています。ここからが本当の勝負所。卵黄吸収前後、速やかに「適した餌が十分にある環境」を用意しないと、あっという間に全滅する。これは魚に限らず生物共通の課題。とりあえず育成容器を3つ用意しました。①孵化観察容器をそのまま使用●水温23℃●弱めのエアレーションを追加●餌は冷凍ワム
ナガレホトケドジョウ繁殖編①(設備と発情)の続き。秋に設置したナガレホトケ飼育容器3月の下旬頃から徐々に気温、水温共に上がってきました。4月の初旬に採卵容器を作ります。採卵容器分解図弁当箱の上に適当な大きさに切った鉢底ネットを乗せる。鉢底ネットの上にウィローモスを薄く広く敷き産卵床とする。鉢底ネットとウィローモスが動かないように石で固定。採卵容器を設置し、週2回程度チェックこんな風にスカだとカスだけの状態。。。
参謀長の飼育日記ナガレホトケドジョウ繁殖編⑤(仔魚期育成)の続き。1日2回の餌やりを続けること1ヶ月。稚魚期に入りドジョウらしい姿になってきました!ナガレホトケドジョウ孵化後30日目全長約1㎝眼の横に線が表れる。餌を求めて水底を泳ぎ回ります。多少しっかりしたとはいえ、そこはやはり稚魚。直接触ると死んでしまうので取り扱いは優しく。同時期、屋外では断続的に産卵が続く。あまり多いと育てきれないため、途中で採卵は中止。水温が17℃を超えた辺り
同好会加入前からのライフワークだったナガレホトケドジョウ。一区切りがつき、記事にすることにしました。今回も長い(笑)ブログにしては長すぎますか。まあこれ以上は削れないのでしょうがない。長文回避したい方にまとめ動画を作りました。ナガレホトケドジョウの生活史4分40秒ナガレホトケドジョウ各集団、トウカイナガレホトケドジョウとの比較。飼育環境紹介。繁殖の記録。では、写真を交えてナガレホトケの生態を追っていきましょう。成熟したオス
今回はトウカイナガレホトケドジョウの繁殖です。過去に執筆したナガレホトケドジョウの繁殖記事はこちらをご参照ください↓参謀長の飼育日記ナガレホトケドジョウ繁殖編トウカイナガレホトケドジョウLefuatokaiensisIto,Hosoya&Miyazaki,2019コイ目フクドジョウ科ホトケドジョウ属トウカイナガレホトケドジョウと似た魚に共通の祖先から平行進化したといわれるナガレホトケドジョウがいます。ナガレホトケドジョウとの違いとして