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ロシアが生んだ偉大なる文豪、「はつ恋」の作者ツルゲーネフは、夫と子のあるオペラ歌手、ポーリーヌ・ガルシア=ヴィアルドに惚れ込み、ポーリーヌを追ってパリに移り住みました。それ以後のツルゲーネフは、パリとロシアを往復する生活が終生続いたのです。ツルゲーネフの運命の女性・・それがポーリーヌ・ガルシア=ヴィアルドというオペラ歌手だったのです。(ポーリーヌ・ガルシア=ヴィアルド1821年7月18日–1910年5月18日)なんと1845年には彼女を追ってロシアを去り、ツルゲーネフは、執事
令和7年4月24日(木)ご自分の夢や目標に向って努力している時、もっとがんばりたいと感じている時など、わたしたちを前向きな氣持ちにさせてくれる言葉をご紹介します♪・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・疲れた人は、しばし路傍の草に腰を下ろして、道行く人を眺めるがよい。人は決してそう遠くへは行くまい。Byツルゲーネフロシアの小説家1818~1883・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今朝引き寄せたツルゲーネフの言葉を目にした時、思わずあのコロナ禍の時
1860年、ロシアで刊行。二葉亭四迷が翻訳したり、国木田独歩や夏目漱石らが自らの作品に引用したり、多くの明治の日本人文豪が、恋愛小説のお手本としている、恋愛小説業界のバイブル。そして、影響を受けた(と思われる)作品も多い。『浮雲』、『三四郎』、『青年』、『雁』、『友情』・・・と数え上げるときりがない。青年(ウラジーミル君、16歳)が年上の女性(ジナイーダ嬢、21歳)に一方的に憧れ、根拠もなくこの愛が成就すると妄想するが、(やっぱり)儚く夢破れるというストーリーは共通してい
18作品からなる短編集。言文一致を進めた作家のひとりとされるが、18作品の半分が文語体で、かなり読みにくい。「・・・聞かされ候ことゆゑその可笑しさ格別なりしかば、遂に尊号を奉ることと相成り候」。これが100頁続くと、辛い。「日本人なら死ぬまでに読むべし」をモットーとして文学に親しんでいるが、今後文語体はやめておこうと弱気になってしまった(泣)。1898(明治31)年、独歩27歳の作品。独歩は銚子生まれ、小さい頃は東京住まいだが、父親の転勤に伴い、5~16歳の間、山口、萩、広島、岩国な
自宅から少し離れているいつもの散歩道。エゴノキの花が満開です。こういう少し地味でも美しい花は良いです。今日までがなんとなくGWモードだったような気がします。明日からは通常モードで、そのまま平日休みがない6月に突入。疲れたら休みますけど、連日雨の6月が良いのか、雨の少ない暑い6月が良いのか?やはり6月は雨、ですね。外国語学習と読書は、月曜から「フランスもの」に戻ります。フランス語はさしあたって全く実用の予定がないから、学ぶのは気楽です。まずはバルザックを数編呼んで、飽きたら作家の