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〈スタートライン〉医師・作家夏川草介さん人生は、つらくとも美しく愉快である。2023年12月3日最新刊『スピノザの診察室』が好評累計340万部を超える『神様のカルテ』シリーズ(小学館)の著者である夏川草介さんは、地域医療に携わる現役の医師です。最新作『スピノザの診察室』(水鈴社)では、京都を舞台に、終末期の患者たちと向き合う青年医師の奮闘を描いています。そこには、夏川さんが命の最前線に身を置いてきたからこそ感じる幸せの在りようが、深く温かなまなざしでつづられています。作品に込めた思
2024年本屋大賞第4位現役医師として命と向き合い続けた著者が到達した「人の幸せ」とは。とても静かな気持ちで読み終わりました。自分なら今こうして生きていること何を大切に生きていきたいかをじっくり考えながら読みました京都が舞台地図で場所を確認しながら読むと一緒に歩いたりドライブした気分になりました主人公の医師が甘党で京都の銘菓がたくさん出てきましたなかでも金平糖専門店緑寿庵の季節限定焼栗味の金平糖は甘くて香ばしいんだろうなぁといつか食べてみたいと思いま
一つのものが同時に善であったり、悪であったり、そのいずれでもなかったりすることがある。例えば、音楽は憂鬱な人には善であるが、喪に服している人には悪であり、聾者にとっては善でもなく悪でもない。byスピノザ三浦大徳の「灰仕事」
スピノザ、というのはオランダの哲学者。かなり偉大な人らしいが、ワタクシはかろうじて名前を知っている、という程度でした。本書で語られるのは、すべての事象は必然的に決定されており、自由意志は幻想です。真の自由は、この必然性を理解し受け入れることにあります。ということで、もう少し平たく言えば、全てのことは運命として決められていて、その範囲でしか人間は動けない、ということです。この小説は、病院を舞台にしていて、主人公はお医者さん。ワタクシ、歯医者さんと今お世話になっている内科医さん以外、
最近のコーヒーは澤井珈琲のマンデリンブレンド。香りはさることながら、舌触りが柔らかい。神社へ月参りに行きました。毎月毎月神様にお願いばかりしてる。かの天才物理学者アインシュタインは神の存在について「神の概念は人間の弱さを表現したもの」といっています。ただ彼は無神論ではなく哲学者スピノザのいう「万物の事象にはそれぞれ神様が宿っている」という汎神論には賛成していたのでそれぞれ色んな神様に対して偶像がありますね。私がなぜ神社に行くか、自分でも