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サー・サイモン・ラトル指揮バイエルン放送交響楽団来日公演を、サントリーホールにて。指揮:サー・サイモン・ラトルバイエルン放送交響楽団リゲティ:アトモスフェールワーグナー:歌劇「ローエングリン」第1幕への前奏曲ウェーベルン:6つの作品Op.6ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」より“前奏曲”“愛の死”***ブルックナー:交響曲第9番(コールス校訂版)なんというすごいプログラムだろうか!発表されたとき多くのファンが衝撃を受けたはずである。聴衆にとってはとて
今日のN響B定期は完売のはずなのに、アーティストの知名度のせいか、天候のせいか、8割以下の入りでした。先週金曜のN響からロシア音楽が続いていて、今日もオール・ロシアンプログラムですが、全体として高貴な音楽で、期待を超える優れた公演でした。前半のチャイコフスキーVn協奏曲のソリストはロシア産まれのボリソグレブスキーですが、この人の演奏もロシアらしさよりも高貴さが漂う演奏でした。第1楽章での泥くささやゴツゴツした感じが無く、上品な演奏で、もう少し攻めても良いのではと思うところありましたが、テクニ
「秋の海外オーケストラ来日公演シリーズ」の9回目はラトル指揮・バイエルン放送響(BRSO)ですが、結論、あまり行く必要のないコンサートだったかもしれません(このコンサート後に、大学の恩師の急死でバタバタとしておりまして、投稿が遅れました。このコンサートは死をテーマにしたプログラムでしたので不気味でした)。ラトルのコンサートとオペラには100回ほど行きましたが、筆者の絶対的な経験法則としては、彼はワーグナーとブルックナー指揮者ではありません。ラトルはハイドン、マーラー、ストラヴィンスキーなどを得
今日はカントロフのリサイタルにサントリーホールに行きました。カントロフは過去の来日公演ではトッパンホールや東京オペラシティで演奏していましたが、今回は晴れてサントリーホールでの公演です。今年夏のパリ五輪開会式に出演した効果で、チケットは完売でした(Pブロックは観客無し)。パリ五輪開幕式でのクラシック音楽については、下記のブログで取り上げました↓。『五輪開会式とクラシック音楽』「広く開かれた大会(GamesWideOpen)」をスローガンとしているパリ五輪の開会式は、演出の一部に物議を醸し出
最近の東京は寒くて花粉が飛んでいるので、いつもの秋とは居心地が良くないのですが、今日の昼間の日本フィルの公演で、さらに気分が悪くなりました。日フィルのコンサートには普段は行きませんが、今回は特別です。まず、筆者の大好物の「アルプス交響曲」をインキネンが指揮、あまり演奏されないグラズノフのVn協奏曲を神尾真由子さんがソロを演奏するからです。インキネンはヴァイオリニストでしたが、神尾さんと同じ名匠ザハール・ブロンの門下生で、ブロン門下にはレーピン、ヴェンゲーロフ、樫本大進、庄司紗矢香など錚々たるプレ
アレクサンドル・カントロフピアノ・リサイタルをサントリーホールにて。ブラームス:ラプソディロ短調op.79-1リスト:超絶技巧練習曲集S.139から第12番「雪あらし」リスト:巡礼の年第1年「スイス」S.160から「オーベルマンの谷」バルトーク:ラプソディop.1Sz.26ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第1番ニ短調op.28J.S.バッハ(ブラームス編):シャコンヌBWV1004(アンコール)リスト:ワーグナー「イゾルデの愛の死」リスト:シューベルト「宗教的
昨夜はサントリーで、ラトルバイエルン放送響(TheSymphonieorchesterdesBayerischenRundfunks,BR響)を聴きました。前半はリゲティ《アトモスフェール》、ワーグナー《ローエングリン》第1幕への前奏曲、ウェーベルン《6つの小品》Op.6、ワーグナー《トリスタンとイゾルデ》より「前奏曲と愛の死」。後半はブル9(コールス校訂版)。19時開演、21時20分終演。最高に楽しかった!ラトルらしい選曲ですが、前半から驚きの連続。
昨年のチャイコフスキー・コンクールで第2位のジョージ・ハリオノ(ちなみに優勝はセルゲイ・ダヴィチェンコ)のピアノを聴いてきました。チャイコン×ラフマニノフの2番という、定番中の定番。ピアニストによっては途中で力尽きてしまうヴィルトゥオーゾを代表する2大ピアノ・コンチェルトにもかかわらず、ハリオノはこれ見よがしなところが一切なく、それでいて強奏部分もオケに埋もれずしっかりピアノの音が飛んでくるという演奏にビックリ仰天でした。つい「これ見よがし」にテクニックをアピールしたり、「大音量で熱演」と
サー・サイモン・ラトル指揮バイエルン放送交響楽団来日公演を、サントリーホールにて。指揮:サー・サイモン・ラトルチョ・ソンジン(ピアノ)バイエルン放送交響楽団ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83(ピアノ:チョ・ソンジン)(ソリスト・アンコール)シューマン:幻想小曲集作品12-3「なぜ」ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73(アンコール)ブラームス:ハンガリー舞曲第3番ヘ長調ドイツの名門オーケストラであるバイエルン放送響。2023/20
今日は色んなニュースが入ってきます。この記事によると、ネルソンスがボストン交響楽団との演奏会の1曲目のモーツァルト「後宮からの逃走」序曲が終わったところで体調不良になり、その後、オーケストラのマネージャーが出てきて休憩となり、残りのプログラム(リンツ交響曲と歌曲集「光の輝き」)をアシスタント指揮者のサミー・ラシッドが指揮したそうです↓。https://theviolinchannel.com/conductor-samy-rachid-steps-in-last-minute-for-andr
(昨年9月のN響の定期演奏会)昨日の夕方、羽田空港に到着し、時差ボケ中ですが、読響の長原さんが来年4月からN響のコンマスになると言う話を聞きました。僭越ながら、個人的には長原さんは好みではなく、彼の影響で読響嫌いにもなり、春祭オケもクオリティは高く無いと感じてましたし、昨年の9月にN響でゲスト・コンマスをされた時はイメージが悪かったです↓。(この記憶は鮮明にあります)『9/20コープマン指揮NHK交響楽団w神田寛明』今日のトン・コープマン指揮のN響Bプロですが、悪天候かつゲスト・コン
(ティーレマンとシュターツカペレ・ベルリン)1.「音楽の友」10月号について昨日、「音楽の友」10月号を読んでいたら、毎度のことですが、おかしな点に気づきました。まず、「特集来日演奏家速報2025」と書いてありますが、すでに25年の1月から3月頃の海外オーケストラのチケットの告知・販売は始まっているのに、この特集は「速報」と言えるのでしょうか。第2に、p.83の「早耳情報!2026年来日演奏家カレンダー」と言うコーナーがありましたが、「カレンダー」と書いてあるのですが、実際は「五十音順
(カーテンコールは撮影可)フランス人として初めてチャイコフスキーコンクールに優勝した27歳のピアニスト2位は藤田真央さんでした。サントリーホールの前にミューザ川崎で開催され大変な評判になっていました。カントロフの評価カントロフ、作曲家の音世界へ瞬時に連れて行く高解像度のピアニズム-KAJIMOTOアレクサンドル・カントロフ2024ツアーの初日を聴いてTEXTBYATSUSHIISHIKAWA(KAJIMOTO)PHOTOGRAPHSBYYUKITSUNE
今日は14時に東京芸術劇場でマーラーの「死生観」をテーマにしたマーラーの交響曲を聴いた後、家でブログを書いてから、19時からのサントリーホールでの「自然観」をテーマにした「田園」と「春の祭典」を聴きに行きました。普段、東京フィルをなるべく避けてますが、昨年のミョンフン指揮「オテロ」のオペラ演奏会形式が素晴らしかったので、今日はミョンフン指揮と言うことで期待度は高いです。しかし、会場の熱狂とは異なり、筆者からすると、申し訳ないですが、今年初のダメ公演でした。ミョンフン指揮ためか、コンマスは三浦さん
11月28日木曜日19時開演のサイモン・ラトル指揮バイエルン放送交響楽団のNHKホールにおけるマーラー交響曲第7番のコンサートは、私の2024年コンサート&オペラ(ここまでMETオペラ映画を含め52回)のベスト5に入る素晴らしい演奏会だった。奮発してSS席3万3000円を購入した。ミューザ川崎やサントリーホールはS席3万6000円だった。SS席は設定されていない。最前列から9列目のほぼセンター。9列目と言っても、最前列の前に5列分の空きがある(ポピュラーや小編成オケでは使うのか)。ちょっと前
今日はネルソンス指揮ウィーン・フィル(WPh)の日本ツアー最終日に行きました。この土日はサントリーホール主催なので16時開演と言う点がとても良いです。18時頃に閉演し、ディナーに行きやすいパターンだからです。しかし、サントリーホール主催以外だと、ホール代が昼間の部と夜間の部で異なるので、マチネは14時から、ソワレは19時からとディナーがしにくい時間帯になります。例えば、今月30日の土曜日はこのパターンで14時開演と19時開演の公演が2つあります。今日の曲目は前半と後半ともに「英雄」がテーマにな
(11月18日発売)今、浜松国際ピアノコンクールが開催されていますけど、大人気でブログもお書きになっている方、多いですね。私の書いた記事を取り上げてくださってありがとうございます。ご自分のお気に入りを見つけて盛り上げましょう〜‼️ファイナルの選曲浜コン出場者の選んだ協奏曲を調べました!12人‥ラフマ211人‥プロコ310人‥ラフマ39人‥ブラームス1,チャイコ16人‥ラフマパガ狂5人‥ショパン14人‥ベト4,5,ラヴェル3人‥ベト3,プロコ22人‥シ
今日は「秋の海外オーケストラ来日公演シリーズ」の13日目でペトレンコ指揮・ベルリンフィル(Bph)の東京公演の3日目(Aプロ)です。Bプロ(R.シュトラウス)はやや不満足な部分がありましたが、AプロはブラームスがあるのでBプロよりは人気があり、サントリーホールのLAとRAブロックの後ろにある補助席10席ずつが埋まるほどでした。やはり、ベルリン・フィル=ブラームスのオケのイメージがあるのでしょうか。また、NHKによる収録もありましたので、これは後日のお楽しみになります(このコンサートは24年1月2
ウィーン・フィルハーモニーウィークインジャパン2024 アンドリス・ネルソンス指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団来日公演を、サントリーホールにて。ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調作品37(ピアノ:イェフィム・ブロンフマン)(ソリスト・アンコール)シューベルト:ピアノ・ソナタ第14番イ短調D.784より第2楽章R.シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』作品40(アンコール)J.シュトラウスⅡ世:ワルツ『人生を楽しめ』作品340ヨーゼフ・シ
こんにちは楽しみながら上達!そして成長!世田谷・三軒茶屋・下北沢村田ピアノ教室の村田あや子です。お立ちより下さいましてありがとうございます。★ホームページはここをクリック★スタニスラス・ブーニンのコンサートに行って参りました!★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆1985年のショパンコンクールで19才で優勝してその後日本でも大フィーバーとなりましたが、2013年から10年間は療養生活となってしまわれました。いつか行きたいと思っていて行けていなか
今日もこのコンサートに来てしまいました。近くに住んでる友人にチケットを譲ったのですが、一昨日あたりの寒さで風邪になってしまい、私が代わりに行くことにしました。昨日の公演↓との違いを書踵にします。『11/21スロボデニューク指揮NHK交響楽団wボリソグレブスキー(1回目)』今日のN響B定期は完売のはずなのに、アーティストの知名度のせいか、天候のせいか、8割以下の入りでした。先週金曜のN響からロシア音楽が続いていて、今日もオール…ameblo.jp昨日のチャイコフスキーのソロは高貴で繊
本日サントリーホールで開催された石井琢磨さんのSzene追加公演にお邪魔しました。エントランス本日の公演本日は108人ものファンのみなさまと一緒にお花を出しました。ご賛同頂きましたみなさま、ありがとうございました!!今日のコンセプトはお祝いなのでハート型の紅白饅頭をお花で表現🌹みなさんのお花たちサントリーホールは撮影禁止なので、プログラムを貼っておきます。ロビーのシャンデリア今日のピアノはベーゼンドルファー。華やかさがあって低音に重厚感のあるコンサートピアノ
今日はカーチュン・ウォンのマーラー9番を聴きにサントリーホールへ行きました。普段は日フィルのコンサートには行きませんが、多くの人が「カーチュンは素晴らしい」と言うので、誤魔化しができないマーラー9番でウォンの活躍ぶりを確かめに来てみました。今月のウォン指揮・日フィルはチャイコフスキーやラフマニノフをやりますが、これらの曲は盛り上がれば成功するみたいなところがありますが、マーラー9番はそうなりません。マーラーは人生を通じて交響曲に全力を尽くし、最後の完全版の交響曲第9曲の録音は名盤が多く、逆に失敗
パッパーノ音楽監督としてのロイヤルオペラ最終公演を鑑賞した後は、サントリーホールで小林研一郎(以下、コバケン)指揮のMAV交響楽団のコンサートに行きました。目当てはピアノの亀井さんで、彼の人生初の協奏曲全国ツアーだそうです。コバケンのコンサートはサントリーホールが開館した後は何度か聴きましたが、コバケンのスタイルと解釈などに共感できずに、この30年間くらい聴いてませんでした。今回のツアーはコバケンの海外デビュー(ハンガリーデビュー)から50周年を記念した公演だそうです。今日のオーケストラは告知チ
ベルリンと言えば、ベルリン・フィルの本拠地のフィルハーモニーホールですが、1963年に完成し、古さを感じない、今でも革新的な建築デザインのホールです。大ホールは2400人ほど収容できますが、ホールの敷地が贅沢に使われているので、休憩時間は、全員がゆっくり歓談できますし、寒い時のクロークは、当然ですが、ほぼ全員分預かってくれます。しかし、東京のサントリーホールの大ホールは約2000人ですが、クロークで約600人分しか収容できないと言う、何ともお粗末な施設とサービスです。このホールについてはNHKな
みなさま、こんばんは🌝そしてブログを読んでくださっている方々、ご無沙汰しております、、なんと5月から4ヶ月も更新していなかったと、、、!えらいこっちゃ😱というわけで、他のSNSではたくさん宣伝させていただいていますが、こちらのリサイタルが明日9/8(日)の開催と迫っています!昨年もサントリーホールブルーローズにて、2ndCD発売記念リサイタルを開催させていただきましたが、今年もまた借りられるチャンスができ、しかもなんと日曜日!😳ということで、パーティー付きのバースデーピアノリサイタル
2024年11月26日(火)19時サントリーホールサー・サイモン・ラトル指揮バイエルン放送交響楽団ピアノチョ・ソンジン⭐https://classicnavi.jp/newsflash/post-24670/?fbclid=IwY2xjawGztotleHRuA2FlbQIxMQABHU5dZHudyD2CzZW1nya209-Ybm3bVNMOWyb91nq2L8O2jy_7B0evcDFyOQ_aem_vg6u48zPFwrqEEdKUAnhWAサイモン・ラトル指揮バイ
今年のPMFオーケストラは近来稀に聴くレベルの高さ。アカデミー生のスキルが粒ぞろいで高い。マンフレート・ホーネックをはじめとする指揮者にも恵まれたのではないかと思う。まずティル・フェルナーを迎えてのモーツァルト「ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K.482」が音楽的に優れていた。フェルナーの演奏は泉からこんこんと湧く清水のように、清らかで透き通った格調の高いもので、現役のウィーン的なモーツァルト弾きとして彼以上のピアニストはいないのではないか。第2楽章アンダンテのピアノによる第1変
NHK交響楽団第1976回定期公演Bプログラム2日目を、サントリーホールにて。指揮:トゥガン・ソヒエフヴィオラ:アミハイ・グロスバルトーク/ヴィオラ協奏曲(シェルイ版)(アンコール)バルトーク/(ペーテル・バルトーク編)44のヴァイオリン二重奏曲(ヴィオラ版)―第37番「プレリュードとカノン」(ヴィオラ/アミハイ・グロス、佐々木亮)ラヴェル/「ダフニスとクロエ」組曲第1番、第2番ドビュッシー/交響詩「海」いや、すごい演奏を聴いた!たまにではあるがこう
お誘いしてもらってサントリーホールに行ってきました。クリスマス仕様中もクリスマス💕こちらを聴きに来ました。サントリーホールには、何度も行ってるんだけど、2チェロズや、朗読会以外は、大ホールにあるパイプオルガンのランチコンサートぐらいしか行ったことなくてここで、ちゃんとしたオケを聴くのは初めてだったかも?(笑)なので、めっちゃ楽しみにしてました。すごく良かった💕2曲とも初めて聴く曲だったけど、聴き応えあった〜💕知らん楽器とかも、たくさんあってねホルンのやたらラ