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映画「教皇選挙」2025(令和7)年3月20日公開★★★★☆(英語・ラテン語・スペイン語・イタリア語:字幕翻訳渡邉貴子)夜の舗道を歩く男の後ろ姿。はげしい息遣い。手には緋色の布が握られています。建物の中に入ると、そこには暗い面持ちの聖職者たちが集まりベッドにはローマ教皇が眠るように亡くなっています。緋色の布は枢機卿のかぶるカロッタ、彼は首席枢機卿のトマス・ローレンス(レイフ・ファインズ)でした。祈りの言葉が捧げられ、遺体から指輪が外され、外に運び出されま
監督エドワード・ベルガー脚本ピーター・ストローハン原作ロバート・ハリス「Conclave」(2016年/未邦訳)レイフ・ファインズ/スタンリー・トゥッチ/ジョン・リスゴー/イザベラ・ロッセリーニ昨年秋に欧米で公開になって以来、日本公開が待ち遠しかった作品、その期待の斜め上をいく、ものっすごっく面白い、完璧な映画でした🎊今年のアカデミー賞作品賞を取っていたら200%納得だったし、レイフ・ファインズは主演男優賞を取ってもおかしくなかったし、でもそうならなかったのは何故?(イギリ
2025年アメリカ/イギリス120分原作:「Conclave」ロバート・ハリス監督:エドワード・ベルガー出演:レイフ・ファインズ、スタンリー・トゥッチ、ジョン・リスゴーストーリー全世界に14億人以上の信徒を有するキリスト教最大の教派、カトリック教会。その最高指導者にしてバチカン市国の元首であるローマ教皇が、死去した。悲しみに暮れる暇もなく、イギリス人の首席枢機卿ローレンスは、新教皇を決める教皇選挙<コンクラーベ>を執り仕切ることになった。それは、
これは選挙か、戦争か?その結末は想像の遥か先映画「教皇選挙」2024年アメリカ・イギリス120分<監督>エドワード・ベルガー<キャスト>トマス・ローレンス枢機卿:レイフ・ファインズ、アルド・ベリーニ枢機卿:スタンリー・トウッチ、トランブレ枢機卿:ジョン・リスゴ、テデスコ枢機卿:セルジオ・カステリット、アデイエミ枢機卿:ルシアン・ムサマティ、ベニテス枢機卿:カルロス・ディエス、シスター・アグネス:イザベル・ロッセリーニ<内容>ある日、カトリッ
前評判もそして封切り後の評判も大変高い映画「教皇選挙(Conclave)」を観てきました。いや〜、面白かった〜アカデミー賞・脚色賞受賞の本作ですが、ハリウッド大作のような起伏のあるストーリーでもないし特段有名な俳優陣でもないです。しかし脚本の面白さに加え、美術や衣装、セットがスーパーでして、映像が美しいこと、美しいこと。張り詰める空気感の中で、俳優さんたちの鼻息までも耳に届く音声も良かった。ストーリーはいわゆるクローズドサークルもので、三谷幸喜作品が好きな方なんかハマるのではと思いましたね
こんにちは~ネトフリでもアマプラでも「見たいな~」という映画・ドラマが溜まっています。(見たいドラマが課金なのが多いのが辛いですが…)(ですが、見てもブログに書きたい~と思う映画がなくて…)この映画も見たい~と思っていて、やっと見ました途中、「ああ、昨今流行りの利権グローバリズムが「信仰の世界」にも押し寄せたのか❓」と、うんざりしかけたのですが、最後に「そうではない」と思いましたコンクラーベ開始直前の主宰者ローレンス枢機卿の言葉「確信は罪である、常に疑念を抱き、
題材はコンクラーベ(教皇選挙)ですが、狙いは、人間関係の駆け引きです。ゴージャスなビジュアルで、おっさんばっかり出てくる映画qqqq映画=目の保養、癒しなんてモノを求めている人には不向き。『裏切りのサーカス』と同じ人が脚本を書いてるので、この映画好きな方へ、お勧め。映画の中の人間関係もよく似ています。人間関係+LGBT+人種差別には強いとされるアカデミー賞レース。…宗教、政治、紛争、この映画のネタバレになる、多用な性を取り扱った作品は、ホンネの所、『候補にあげても、賞はあげない』とい
ローマからボンジョルノいよいよ今日からローマ教皇選挙、コンクラーベです。一応、おさらいとしてローマ教皇とは13億人以上もの信者がいると言われるカトリック教会の最高主導者。第267代の教皇を選ぶのです。キリスト教会は現存する世界最長の組織とも言われますがここまで長く続いた秘訣は世襲じゃないこと。そして、教皇に次ぐ地位である枢機卿のみ限られた人のみ投票できるという仕組みがポイント。しかも、システィーナ礼拝堂という特別な空間で外部との接触をたたれた中で一人の人に票を
映画『教皇選挙』観てきました。配信されてから視聴するつもりでしたがフランシスコ教皇ご逝去のニュースが入って今このタイミング??コンクラーベの舞台裏出不精だけど、配信なんて待っていられない。映画館で観てこようと急遽お出かけです。同じことを考える人は大勢いるようで映画館、平日だというのに満席でした。ローマ教皇の死去を受け、新教皇を決める教皇選挙「コンクラーベ」主人公はローレンス枢機卿(レイフ・ファインズ)は選挙一連の手続きを執り仕切る役を引き
昨日のブログをアップした数時間後、様々な「奇跡」と呼べる出来事が次々と起こりました。それはまるで、宇宙が「あなたは正しい道を歩んでいる」と教えてくれているかのようです。今日は、火のグランドトラインという特別な星の配置と、私たちの日常に現れるシンクロニシティについて考えてみたいと思います。火のグランドトラインとは~宇宙からのメッセージ火のグランドトラインとは、占星術において、火の性質を持つ星座(牡羊座、獅子座、射手座)に3つの天体が配置され、三角形を形成する特別な配置のことです。現在、太陽
コンニチハ。奏音のカナです。気温が低めの日が続いております。連休明けですしね皆様、体調崩しておりませんか?この時期は湿度が低く過ごしやすいのがとてもありがたい。日差しは暑くとも室内は快適というのがいいですね。もう少しすると梅雨がやってきますから快適な日々は短いです。今のうちにこの時期を存分に楽しんでおきましょう。さて。少し前のことになりますがこちらの映画も観てまいりました。『花まんま』。4月25日公開。早くに両親を亡くし兄妹2人で育ってきた妹が結婚することに
※この記事を書いている4月21日。フランシスコ教皇が88才で亡くなったとニュースが報じていました。現実世界でももうすぐ教皇選挙(コンクラーベ)が始まります。昨年予告編を見てからずっと気になっていた映画「教皇選挙」見てきました。これ、すごく良かった!あまりにも気に入って2回観てきました。作品自体の良さももちろんですが見終わったあとの満足感というか心の満たされ方が予想以上にすごくて、やっぱり私にはエンタメが必要なんだ~と実感。※今作はストー
監督:エドワード・ベルガー主演:レイフ・ファインズ、スタンリー・トゥッチ、ジョン・リスゴー、イザベラ・ロッセリーニ、カルロス・ディエス第95回アカデミー賞で国際長編映画賞ほか4部門を受賞した「西部戦線異状なし」のエドワード・ベルガー監督が、ローマ教皇選挙の舞台裏と内幕に迫ったミステリー。全世界14億人以上の信徒を誇るキリスト教最大の教派・カトリック教会。その最高指導者で、バチカン市国の元首であるローマ教皇が亡くなった。新教皇を決める教皇選挙「コンクラーベ」に世界中から100人を超え