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監督:コラリー・ファルジャ主演:デミ・ムーア、マーガレット・クアリー、デニス・クエイドバイオレンス映画「REVENGEリベンジ」などを手がけてきたフランスの女性監督コラリー・ファルジャが、「ゴーストニューヨークの幻」などで1990年代にスター女優として活躍したデミ・ムーアを主演に迎え、若さと美しさに執着した元人気女優の姿を描いた異色のホラーエンタテインメント。50歳の誕生日を迎えた元人気女優のエリザベスは、容姿の衰えによって仕事が減っていくことを気に病み、若さと美しさと完璧な自
夢の技術を観るのと共に何が自分なのかを考えさせられる一作「サブスタンス」はコラリー・ファルジャ監督によるSF映画。主演はデミ・ムーア。マーガレット・クアリー、デニス・クエイドらが共演している。第77回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で脚本賞を受賞。第75回アカデミー賞では作品賞のほか計5部門にノミネートされ、メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した。ストーリー:元人気女優のエリザベスはエクササイズの番組を長年続けていたが、50歳の誕生日を迎え、容姿の衰えに悩んでいた。そんなある
過日、『サブスタンス』を鑑賞。公開中の映画なので詳細は記しません。2025年になって『ノストラダムスの大予言』に登場した軟体人間の様な姿のキャラクターが、スクリーンに映し出されるとは思いませんでした。並の映画ならエリザベス(演:デミ・ムーア)の醜悪な姿が鏡に映った瞬間にカットアウトで映画終了となる処ですが、監督のコラリー・ファルジャが容赦が無いと言いますか、軟体人間化したエリザベスを「ツァラトゥストラはかく語りき」をBGМに年越しのカウントダウンのテレビ番組のステージに立たせ、『キャリー』
昨年の最後のブログで、来年(つまり今年)一番期待している映画として、この映画を挙げていました。これは、この映画の一場面(最初に薬を注射するシーン)をたまたま見てしまい、すっかり魅了されてしまったからです。一場面だけでも、この映画は信頼できると確信させられました。当時はまさか、こんな話題作になるとは思いませんでした。ホラーマニア向けの作品だろう、地元の劇場で観られるのだろうか?という心配をするほどだったのです。ところが、デミ・ムーアの熱演、アカデミー賞5部門へのノミネ
「サブスタンス」(2024)デミ・ムーア主演の醜悪なおとぎ話をグランドシネマサンシャイン池袋で観てきました。製作・監督・脚本はコラリー・ファルジャ。予告編はコチラ。オスカー女優としてのスター性はすっかり色褪せて、現在はエアロビクス番組のインストラクターとして生計を立てているエリザベス・スパークス(デミ・ムーア)。50才を過ぎたある日、プロデューサー(デニス・クエイド)からクビを宣告されます。唯一の仕事すら失って呆然と車を運転していた時に交通事故に遭ったものの、大事には至らず
「サブスタンス」を観てきました。昨年のカンヌ映画祭で脚本賞、ゴールデングローブ賞で主演女優賞を受賞し、今年のアカデミー賞では作品、監督、主演女優にノミネートされ、メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した作品。女性の美と若さへの執着を過激に表現したアート作品、と予想して観に行ったのですが、これが予想の遥か上(なのか!?)を行く作品でした。オープニングこそ当初の予想通りの展開だったのですが、主人公のエリザベス(デミ・ムーア)が、若さを取り戻す再生医療〈サブスタンス〉を使い始め
先日、子供たちを学校に送り出した後、友人とコメダ珈琲店でモーニングを食べ、気になる話題作『サブスタンス』を見に行きました。デミ・ムーアの最新作ということで、期待大で見に行ったのですが、そのあまりの振り切りっぷりに慄きつつも、最後はブラックジョーク的な幕引きで大笑いしてしまいました。ちょうど観に行く前日にこの映画についてある方と話をして、「ものすごいホラーで怖い😱」「ラストシーンが映画『キャリー』のオマージュになっている(※)」と聞いて言ったので、ある程度は覚悟して映画館🎦へ行きましたが、人間に