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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(コオ先生side)長距離の移動って、結構身体がこっちゃうんだよね。いちとの京都での話を聞きながら、マッサージするみたいに、軽く指圧したりリンパを流すように撫でたりしていると、「気持ちいい~…ほぐれる〜…」目を瞑って、もうすっかりベッドに身体を預けている。「…あとねぇ~もう梅、咲いてたぁ。春がさ、そこまで来てるんだよねぇ」「春…そっか…。庭の桜の固い花芽も、もう少し寒さを耐え忍んだら、綺麗な花を見せてくれるかもね」「そうだ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(コオ先生side)「ただいまっ♪」「ただいまぁー」夕方、明るい声で、いちとと大野さんが帰ってきた。「おかえりなさい」出迎えると、いちとはお土産袋を両腕に下げて、満面の笑顔。「楽しかった?」袋を受け取りながら、ふたりをリビングに促した。「うんっ♪」ね、っていちとは大野さんに笑い掛けてる「凄かったよ!料亭のあるホテルも!絢爛豪華っていうんじゃなくて、でもすごく贅沢なの。景色も、建物の佇まいも、別世界にいるみたいだった。今
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(コオ先生side)「あっと、ゴメン立ちっぱなしで。時間まだ大丈夫?座って飲んでってよ」潤くんが椅子を引いてくれて、レストランみたいな気分でダイニングテーブルの席についた。心なしか、キッチンから焼き菓子のような甘ーい香りが漂ってくる。ゆっくりホットチョコレートを流し込むと、お腹がポカポカしてきて、気持ちがゆったりしてきた。「こちらもいかがですか」潤くんに差し出されたのは、厚みのある、まぁるい形の・・・「ビスケット?」「うん。簡単な