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さて今回は外房(房総半島の太平洋側)の海辺へ。海岸のポイントを巡ります。河口干潟にいたのはチュウシャクシギとオオソリハシシギ。下向きに曲がる嘴と、逆に上向きに曲がる嘴の対比が対照的で面白いですね(2025.6.14)オオソリハシシギの近くに舞い降りる白い鳥。コアジサシです。その手前をカワウが横切ります。コアジサシは夏鳥の海鳥。南アジアで越冬し、初夏の頃に各地の海岸などに渡って来て繁殖します。対してオオソリハシシギやチュウシャクシギは旅鳥。オ
6月初めに6~70羽の群れで広島市内の埋立地に飛来したコアジサシは、10日に降った大雨で巣が水没し、翌11日には6~7羽が飛び回るだけになり、12日にはわずか2羽だけになってしまいました。でも最後まで残ったその2羽は、10日の降雨時にはすでに産卵を終え、たまたま雨水の影響を受けない盛土された場所に営巣していたので群れが去ったあとも引き続き巣を守り埋立地に滞在し続けました。抱卵中は極力圧力をかけないように存在を確認するだけに留めておりましたが、7~8日頃に産卵が行われたと仮定し、卵が孵