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著名プログレ系アーティストのアニヴァーサリー・ミックスに関してはスティーヴン・ウイルソンが第一人者であることに異論を唱えるつもりは全くありませんが、ことキング・クリムゾンに関してはもうひとりデヴィッド・シングルトンがいることをどうかお忘れなく、と言うことで『太陽と戦慄50』で好評だったエレメンタル・ミックスがこの『レッド50』でも実現しました。エレメンタル・ミックスはスタジオ・アルバムのレコーディング・セッションで録音されたマテリアルの中でも生々しいテイクを使って、ある時はシングルトンがク
2024年3月24日ByMikeBarnes(Prog)「放浪者(Exiles)」は、スタイル的にも具体的にもキング・クリムゾンの初期を彷彿とさせ、未発表曲「マントラ」のテーマを使用している。しかし、往年のメロトロン・バラードよりも軽く、新鮮で、壮大さはない。ブルフォードは歯切れのいいスネアの音に集中し、フリップはアコースティック・ギターとエレクトリック・ギターを弾いている。クロスは初期のリハーサルでヴァイオリンのメインテーマを思いつき、クレジットされていないフルートとウェットンのピア
新聞でも、フォローしているFacebookでも、取り上げておられず知らなかったのですが、今月のレコード・コレクターズ誌でようやく知りました。2人のロック・ミュージシャンが、奇しくも2月17日に亡くなっていたそうです。まずは、ロバート・フリップが、自分以外のメンバーを一新し、72年秋に新生キング・クリムゾンを立ち上げますが、そこにパーカッショニストとして参加したジェイミー・ミューア。享年79歳。スコットランドの出身で、フリー・ジャズ・シーンで活動していましたが、フリ
■ビル・ブルフォードのセッションとツアー1975-1976【後編/1976年】2018年2月28日TheMusicAficionadoGenesis,LasColinas1976数ヵ月後、ブルフォードはテキサス州ダラス近郊のラス・コリナスのリハーサル・スペースにいた。ジェネシスは、1976年3月25日にオンタリオ州ロンドンでスタートする予定のツアーのセットリストを検討していた。バンドはカナダに暖かく支持するファン層を持っていたので、フロントマンをピーター・ガブリエル
「音楽からその人のことをもっと知ることができる」2017年2月9日BySidSmith(Prog)【抜粋】2016年3月24日、わずか13日前に自ら命を絶ったキース・エマーソンの死について、グレッグ・レイクと電話で話をした。「キースが僕のことを恨むようになったことのひとつは、彼が書いたものがあまり良くないと思ったら、僕が彼に言うことだったと思う。音楽について口論になったとしても、それは僕たち2人が情熱的だったからだ。人と人がぶつかるのはそういうときだけど、そこで素晴らしい音楽に出会
エケベリアたちの今送府蓮群生多分2年以上植え替えてない…気付けばぐるっと一周取り囲むような群生に。コレはコレでいいけど根詰まりのせいか、少し元気無さそう。この春の植え替えでバラします。hyalinaSanLuisdeLaPazヒアリナサンルイスデラパス昔、車のレースのF1に熱中してた頃に見たスペイン出身のドライバー、ペドロデラロサを思い出さずにはいれません…なんのこっちゃこれはオレンジ札のあの方と呼ばれる人の苗です。キングクリムゾンもこの方。ミッ
◾️ビル・ブルフォード脱退の真相ビル・ブルフォードは、トニー・ケイが脱退して約1年経過した後の1972年7月19日に正式にイエスを辞めてキング・クリムゾンへ去りました。イエスに4年間在籍して、23歳になっていました。ビルはイエスで600回に迫るステージを務めました。クリス・ウェルチさんによると594回だと言います。ビルが辞めたのは『危機』ツアーが始まる直前でした。イエスは4日間ツアーをキャンセルし、7月30日のダラス公演からアラン・ホワイトがデビューしています。メロディ・メーカー19
追記しました。イアンマクドナルド(初期のソングライターフォリナー)suprousa2019(プログレッシブ)という言葉や、そういったものを意識したことは一度もないよ。デビューしてから、私たちが元祖プログレッシブバンドというレッテルを貼られていることは知っているよ。でも私は本当に(プログレッシブ)なんてものは知らないんだ。私が(それ)について知っているのはビートルズの(イエスタデイ)という曲を初めて聴いてから、そういった音楽が世の中に
こんばんは、金曜日の夜ですね~。今回は、以前、1回のみ書いた「KINGCRIMSON」の後編です。左から、ジョン、一人飛ばして、フィリップ、ビルです。前篇では、「クリムゾンキングの宮殿」について書きました。「21世紀の精神異常者」「エピタフ」などの歴史に残る名曲が詰まった1作でした。で、後編としては、当時、私の最も好きだったベーシスト兼ボーカルの故ジョンウェットンが参加していた後期の作品です。ジョンは昨年亡くな
多肉とみどりのマルシェの収穫の続きです。私の記憶と共に記録しておきます。『多肉とみどりのマルシェの収穫と振り返り①』多肉とみどりのマルシェinなばなの里の収穫です。世相を反映して今回はエケベリアを扱う出店者さんはコロラータ系の苗が数も種類も圧倒的に多かったです。なかなか手に…ameblo.jp『多肉とみどりのマルシェの収穫②』『多肉とみどりのマルシェの収穫と振り返り①』多肉とみどりのマルシェinなばなの里の収穫です。世相を反映して今回はエケベリアを扱う出店者さんはコロラータ系の苗が…ame
え〜、大変お待たせしました。『レッド50』日本アセンブル盤の内容物全部を入れた展開写真がようやく完成いたしました。ボックス制作プロジェクトとしてはDGM自体昨年より早く立ち上がっていたにも関わらず、終盤になりBD1のエラーによる全量作り直しという、頼むから高い航空運賃払って輸入する前に気がついてくれよ!という不測の事態で一気に大騒ぎになり、延期の打ち合わせやら、作り直しのBD1の再輸入の段取りやらで時間を取られてしまい、発表遅れてすいませんでした。で、これです。一番上の段は海外盤も同じようなもの
3月28日発売で告知していたアンディ・サマーズ&ロバート・フリップ『ザ・コンプリート・レコーディングス1981-1984inSHM-CDエディション』ですが諸般の事情で発売延期となりました。詳しく言ってしまえば、これ、コラボ作品なのでDGMだけでハンドリングしているのではなく、アンディ・サマーズ側のマネージメントも関わっている案件なので、双方の合意がなされないと作業が先に進まない、というのが原因となっております。大体において去年の中頃には作業がほとんど終了していたにも関わらず
LTIA50と言っても音が公開されていないのではその違いがどんなものか分からない、というご指摘をいただいております。はい、その通り。個人がどんな感想言ってもそれは「これは個人の感想です」ってことですのであんまり役にはたちません。ふと、40thと今度の50thの波形を比べて見たらどうなるんだろうと思い、やってみました。50thはまだSHM-CDの本盤があがっていませんのでDDPマスターから直接.wavに落としたものを。40thの方はDDPマスター・データからCD化したPOCS-1895を
ダニ剤散布しました暖かくなってきたのでダニの活性も上がります。特にアガベマイトは新葉が展開すると症状が出るのでここからは定期的にマメに薬散をやっていきたいさて、ローテーション的に今回はコテツ。全てのアガベ、マンガベと一部のダニに弱いエケベリアに散布しました。死守!シシューッそして急ピッチで進めるエケの植え替え植え替えはエエっすね〜ひとつひとつの苗と向き合う時間。対話するように土を落として根をチェックし、枯れ葉を取り葉をもぎって形を整えて新しい土に植え付ける。植え替え後の綺麗に
キング・クリムゾンのレーベル、DisciplineGlobalMobile(DGM)はWOWOWエンタテインメントとのライセンス契約終了に伴いインディーズ・レーベル、DGMディストリビューション・ジャパンとして再出発することになりました。公式ホームページ(dgmdj.jp)は6月上旬公開開始予定、オフィシャルwebショップは5月下旬スタート予定ですがまずブログをスタートさせます。新レーベルからの最初のリリース作品はボックス・シリーズ第9弾となるロバート・フリップ『エクスポージャー』ボ
◾️ジョン・アンダーソンに『海洋地形学の物語』のインスピレーション「あるヨギの自叙伝」を与えた男2025年2月18日ByJerryEwing(Prog)キング・クリムゾンのパーカッショニストで、1973年にバンドを脱退し僧侶となったことで有名なジェイミー・ミューアが82歳で亡くなった。元キング・クリムゾンのドラマー、ビル・ブルフォードは自身のFacebookページでミューアの死を発表し、かつての同僚に賛辞を送った。ジェイミー・ミューアが本日2025年2月17日、英国コーンウォールに
PeteRothTrio2024年11月1日HampsteadJazzClub,London2024年11月3日ByHenryPottsハムステッド・ジャズ・クラブでピート・ロス・トリオのイブニングが始まり、彼が演奏を始めた瞬間、私はたまたまビル・ブルフォードの方をまっすぐ見ていた。彼は満面の笑みを浮かべていた。それが、この夜の物語だと思う。10年以上、ブルフォードはドラムスティックを置いていた。しかし2022年、アースワークスでブルフォードのドラム・テックを務め
おはようございます〜。早いもので、もう2月も最終日ですね。明日卒業式という実感が全く無いです...(今までの卒業式もそうだったけど笑)来年度からの新生活、どうなるのかまだ想像がつきませんが、楽しみという反面今までの生活とは一変して全て「自己責任」の暮らしになるのにちょっと不安は残ります。...。それでいて「まぁなんとかなるっしょ!」と考えてしまう意外と楽観的な自分もいますけど(笑)さて、、、今回のToday'sMusicですが...。前回に続き
◾️シングルトンの『新作レッド』写真が違うのに気がつきましたか?キング・クリムゾン『レッド』の50周年記念エディションがようやく※リリースされました。(日本アセンブル盤は11月6日発売)※ブルーレイ・ディスクの製造エラーのため海外、国内ともにリリースが2週間ほど延期されました。その中でちょっと聴いてみたいと思っていたのが、スティーヴン・ウィルソンの「また出た最新リミックス」ではなく、デヴィッド・シングルトンによる「エレメンタル・ミックス」(初公開)です。この「エレメンタル・ミックス」
おはようございます〜♪2時起きの生活が始まって半月程経ちました。やっぱりしんどい感じは否めないですね〜...頭がボーっとする感じ。でも初めた当初に比べれば起きるのも苦ではなくなったので、あとは身体がついてくるのを待つのみです(汗)そして昨日は卒業式でした!!3年の高校生活も一区切りということで、心機一転頑張っていきたいですね〜さて、今回のToday'sMusicはちょっと特別です。以前、キングクリムゾンのアルバムを紹介しました。73年発表の『太陽と戦
2019年明けました!みなさま、本年もどうぞよろしくお願いいたします!さて、記念すべき2019年最初の更新は、普通のCDショップやCD通販サイトでは見つからないCDを捜すときに重宝させてもらっているカケハシ・レコードさんの特集企画からインスパイア(パクリとも言う)された、干支ジャケ企画!僕の所有しているCDの中から、動物が写っているジャケットのCDを集めたら、十二支が完成するのか・・・を試してみたいと思います!!それでは、スタート!!【子】SONICYOUTH/
STEVEVAI,ADRIANBELEW,TONYLEVIN,&DANNYCAREYFormKINGCRIMSONCoverBandBEATエイドリアン・ブリュー+トニー・レヴィン+スティーヴ・ヴァイ+ダニー・ケアリーが80'sキング・クリムゾンを演奏する新バンド日本公演は25年4月&5月か?BEATエイドリアン・ブリュー(AdrianBelew)、トニー・レヴィン(TonyLevin)、スティーヴ・ヴァイ(SteveVai)、トゥール(To
◾️米ローリング・ストーン誌が史上最高のアルバムジャケット100を発表しました。ここでは20位から1位を紹介します。あくまでもアルバムではなく、ジャケットのランキングです。聴いたことがあるアルバム、聴いたことはないけど見たことがあるアルバム、初めて見たアルバムジャケットなど色々です。全体は出典をご覧ください。2024年7月18日ByRollingStoneビギーからビヨンセからバッド・バニーまで、ニルヴァーナからナスからニール・ヤングまで、SZAからサバスからセックス・ピストルズま
https://www.nhk.jp/p/ts/26ZY61Z6J6/NHKで毎週水曜日23時から放送されている『ヒューマニエンスQ(クエスト)』という番組があります。司会は織田裕二。NHKアナウンサーの井上あさひと藤井彩子とともに、人間の「誕生」や「死」、「ウイルス」「脳」「進化」といったテーマを、最新研究でさまざまな角度からひもときながら専門家とトークを繰り広げる教養番組です。人類の進化、ヒトの未知なる能力などとても興味深いテーマが深堀りして知ることができ、面白い番組
◾️ビル・ブルフォードのピート・ロス・トリオが6月に来日します。2004年アースワークス以来の21年ぶりのプレイヤーとしての来日です。2025/6/25(水)ビルボードライブ東京(1日2回公演)2025/6/27(金)ビルボードライブ大阪(1日2回公演)詳細:https://www.billboard-live.com/tokyo/show?event_id=ev-20514【ビル・ブルフォードの復帰】2025年2月ByAustinWeatherhead(Drummer
2023年12月11日ByMichaelGallucci(UltimateClassicRock)【抜粋】ロックのライヴ・アルバム・トップ100は、単なるコンサートの記念品や、昨年の夏に観た素晴らしいライヴのステージ・ドキュメントではない。最高のロックンロール・ライヴ・アルバムは、アーティストのキャリアにおける重要な瞬間を記録したものであり、しばしば決定的瞬間となり得る。最高のライヴ・アルバムは、完全なライヴである必要さえない。このリストに挙げた名盤のいくつかは、ミュージシャン
クリムゾンにとって初のライヴ・アルバムとなった『アースバウンド』が発売されてから去る6月9日で50年。それを記念してシド・スミスのエッセイがDGMLiveで公開されていますが、そこそこ長い文章なので日本のホームページの方に訳を掲載しております。アースバウンド50周年–DGMDistributionJapandgmdj.jpここでは、『アースバウンド』のリマスター/エクスパンド・エディションが発売になった『セイラーズ・テールズ・ボックス』発表時に作成した「Sailor
KingCrimson/Lizardキング・クリムゾン/リザード1970年リリース◆透明感のあるメロトロンのサウンドが美しくも儚い新メンバーで挑んだサードアルバム◆離合集散を繰り返すプログレッシヴロックシーンにおいて、キング・クリムゾンほどメンバーが毎回代わり、アルバム制作がひとつのプロジェクトとなっているグループはほとんど無いだろう。ロック史上の残る大傑作『クリムゾン・キングの宮殿』で華々しくデビューしながらも、ツアー終了と同時に主要メンバーは脱退し、グループが一時瀕死の状態