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(何コレ、真っ暗で白い光が点々と見える。私は今どこ?何してたんだっけ?あ、そうだ、退院して、みんなでパーティーしてたんだった!それで理美達に入江くんと目が合ってるって言われてじっとまっすぐ見てたら真っ暗の中に黒くて綺麗な丸が見えた気がするけど…あれ、入江くんの目な気がするのは気のせいかな?)琴子は、やはり思うように動かない体の暖かいところを動かした。力いっぱい動かし、頭が苦しいくらいドクドクと脈をうっている。琴子は苦しさに顔が歪んでいた。それに気づき必死で呼びかける直樹。ひたすら琴子の
また遅くなりました…いつも謝ってますね💦◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇「入江くん…ぐすっ……どこ…ぐすっ…怖いよ入江くん……うっ…」病室のドアが勢いよく開いた。「琴子!」直樹は走って来たようで息を切らしている。中には担当の看護師や直樹の代わりに診察した医師もいた。琴子はまだ起き上がる力がないのか横になっていた。「入江くん?……ぐすっ…」琴子は手を声のする方へ持っていった。「琴子。なぜ泣いてる?」直樹は琴子を抱きしめた。「入江くんだ……どこいたの?ここどこ?うっ…ひっく…」
ごめんなさい!金曜日には投稿できていたのに、投稿ボタン押し忘れてました💦◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆あれから5年の年月が過ぎた。琴子は昏睡状態のまま。直樹は昏睡状態を完治させるため脳外科に入った。「入江先生、今日、これから一緒にお食事どうですか?」「いえ。家に帰るので。先失礼します。」直樹は医者になっても、いままでどうり女性からの人気が高い。そして噂が密かに回ってた。ssssssssssssssss「ねえ知ってる?入江先生って婚約者いるんだって!」「知ってる!ショック
コンコン「はい。」「相原さん、ご飯持ってきましたよ。」「ありがとうございます。」机の上にご飯が置かれた。「相原さん、あなたは今、目が見えない状態です。なので私たちが食事の介助をします。ですが……」看護師は直樹の方を見た。「なんですか?」「入江先生、後はお願いします。」「は?なんで俺ですか?」「あら、婚約者さんなんでしょ?だったらお願いしますね!」看護師そういうと出ていった。「たくっ、看護師長は何考えてるんだか。」「あの人、看護師長なんだ。」「ああ、既婚者だから普通に接
次の日の朝、琴子は頭部検査を行った。その結果、琴子の脳の腫れはいつの間にか消えていた。「こ、琴子ちゃん?」「おば様……?」「琴子ちゃーん!」病室のドアを開けた紀子は琴子に抱きついた。「琴子ちゃん…目が覚めたのね……よかったわ。」「お袋、一旦離せ。琴子はまだ本調子じゃないんだ。」紀子は琴子から離れると直樹を真正面から見た。「なんで黙ってたの!」「おば様!ごめんなさい!昨日は頭がごちゃごちゃしてて……」直樹を責める紀子に、琴子が慌てて弁解する。「いいのよ、琴子ちゃん!」「は
「入江さん、おめでとうございます!元気な女の子ですよ!」「生まれた。。。」琴子は泣きながら産まれたばかりの我が子を抱きしめた。「よく頑張ったな。お疲れ。」直樹もその姿を微笑ましく見守り、琴子の頭を撫でた。一段落して琴子も眠りについた頃、紀子ママが病室へやって来た。「琴子ちゃん!どっちが生まれたの!??」「お袋静かにしてくれ。琴子眠ったばっかなんだよ。はぁ。絶対に騒ぐなよ。女の子だ。」「女の子………。お兄ちゃん!?本当なの!?」「だから騒ぐな!一回出るぞ。」直樹は紀子ママを連れ
読者の皆さまには、私のお話を楽しみにしてくださいましてありがとうございます。さて・・・”すぐにでも”と言った割には、随分と時間がかかってしまいましたが、「続・未来へ続く恋」の後編が出来上がりましたので、ぜひお読みください。正直、この後編は2つに分けてもいいかなと思うくらい長くなってしまいました。以前書いていた頃にも良くあったことなのに、学習できていないキューブですそれでも、お楽しみいただけたら嬉しいです。このお話しは、「イタズラなKiss~LoveinTOKYO」を
「お袋なに?」「さ、理美ちゃん達にも聞いたけど……誰も居場所を知らないみたい…」「……」「お兄ちゃん、警察に届け出ましょ!」「…わかった。警察行ってくる。」「……とういわけで、警察に届けを出しました。」「ああ。直樹くん、すまなかったな、琴子が迷惑かけて。」「いえ。」2日後。📞プルルルルルル、プルルルルルル裕樹が電話に出た。「はい、入江です。」>>『こちら○○警察署です。そちら、相原琴子さんのお宅ですか?』「あ、はい!兄に変わります!」.........「はい、お
直樹は医局に戻って大蛇森にさっきのお礼を言った。机に向かってカルテの整理を使用としても進まない。琴子のことが気になってしょうがないようだ。「入江先生、もう上がってもいいですよ。」いつもの速さは何処へやら。痺れを切らした脳外科部長が直樹に声をかけた。「え…でもまだ時間じゃ……」「入江先生、今やっても全然進まないんじゃないんですか?それなら明日の朝早めに来てやってください。」「じゃあ持ち帰ってもいいですか?」「…わかりました、いいですよ。」「ありがとうございます。お先に失礼しま
はい!奇跡の塊です!久しぶりだから忘れちゃってるひと多いかな…とは思いますが。最近金ちゃんの誕生日をして、許婚だして、奇跡の塊忘れてました💦あ〜今更だけど悦子さんの命日と元旦と成人式!わすれてました。その日は囲碁大会が……言い訳…すみません。成人式、雨と雪で大変でしたね。皆さんはどうでしたか?やはり雨男雨女、晴れ男晴れ女が集まるのでどちらが強いかの駆け引きですね…◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆琴子は相変わらず昏睡状態。直樹は仕事しながら何かの勉強をして疲労で倒れそうな勢
今日は幹事の集まりの日。今度、20年振りに学年全体で同窓会をすることになった。琴子と里美とじんこは幹事になった。「会場どうする?」世間話を終え、馬野が切り出した。「会場はお義父さんとお義母さんと裕樹君に頼んでパンダイの経営している所、貸してもらおうか?」「いいのか?」「その日が空いてれば使わしてくれるよ。」「今度の集まりまでに聞いといて。」「分かったわ。」さて、会場が決まったら「料理はどんなのにする?」そう、料理だ。「どうしようか…」「和食か洋食か中華のどれかに統一す
今年は入江くんと結婚して2回目のの私の誕生日!すっごく楽しみ!だって1年目の時は啓太のことがあって、お義母さんがパーティーしてくれたけど入江くんとはドギマギしてて楽しめなかったんだよね。私は楽しみで楽しみで数日前まで指折り数えてたのに……なんで私はこの日に生まれたの……看護科に転科して2年目の夏休み明け、筆記テストに実技テスト。去年はテストで入江くんとのゴタゴタを忘れられて感謝してたのにさ。もうやだ!もう誕生日なんて忘れてやる!と意気込んでたのに、入江くん、あなたはどうしてそんな
「入江先生、この病気について、なぜ研究しようと思ったんですか?」「はい。私の婚約者が交通事故で意識不明になりました。それで治して助けたいと。」もう何度目だろう。毎回同じような質問。毎回同じような回答。直樹もうんざりしてきた。『若手イケメン天才医師』として有名になった直樹。でも直樹は、有名になりたくて研究したわけではない。人には言えないが、日本の医学に貢献しようというわけでもない。琴子を助けたかったから。でも病院院長に頼まれたらテレビの取材に受けないわけにもいかない。まだ琴子
投稿遅くなりました。今回は言い訳することもありません。新年度に入り、進級し、バタバタでブログのことが頭から抜けていました。そろそろ入院するというのに……また明日か明後日、今週中にその説明をまたします。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇(ここどこ?真っ暗で何も見えない。でもところどころ光が見える。あ、そうだ、私鳥目だからだ。この光景も久しぶりだな。あれ?見えてる……)などと考えてると自分でも混乱してくる。(見えてる!?でも……いつもと違って破れたところからの光みたいに光の周りがギザギザしてる
~ようこそ『CUBE-style』へ~このページは、テーマ別ナビページ(もくじ)です。≪テーマ一覧≫からご自分の読みたいテーマのページへ飛んでください。テーマのページでは、お話や記事のタイトルにリンクが貼ってあります★注ブログ内のすべての記事にリンクが貼ってあるわけではありません。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆最終更新日R元・7・14テーマのタイトルをクリックしてください(同画面に開きます)-「惡作劇
こんにちは許婚がまだ書けてないので今週は奇跡の塊です直樹はベットの横にあるモニターを見た途端その場に崩れた。「よかった……生きてた……」「な、直樹くん、急に崩れ込むなんて心配させるなよ。」「すみません。」「まもなく主治医がこちらに来ますので。」看護師はそういうと頭を下げて出ていった。「直樹くん…これって…」「事故にでも会ったんだと思います…身体中なので殺人未遂とかそういうのではないかと…」「よかったというべきなのか……」「こんな状態でも生きてたのは奇跡ですね。」トント
遅い食事を終え、琴子と連れ立って二階に上がる。部屋に入るとすぐに、琴子の服がベッドの上から落ちそうなほど広げられているのが目に入った。「あー、いけない。忘れてた。ごめんね。すぐ片付ける。」慌ててベッドに駆け寄り、服を搔き集め始めた琴子。「何かあるのか?」どう見てもどこかに出掛ける前の恒例のファッションショーだ。「幹ちゃんから連絡があってね。出掛ける日が決まったの。」そういえば駅前で偶然会って、皆で会う約束をしたとか言ってたな。「明日なのか?随分急だな。」「違う違う。4日
テキストをしまおうとして、ホワイトボードを消す先生の姿が目に入った。後姿は変わらないように見えるけど、前髪に少し白髪が増えた気がした。先生は厳しくて有名で、実際威圧感があってちょっと怖かったし、自分から話しかけたことはなかった。「手伝います。」「助かります。」席を立ったあたしが小さく声を掛けると、先生は少し驚いた顔をして微笑ってくれた。これまで見たことなかったけど、今日だけで2回も笑顔が見られた。2限目の講義は一番乗りではなかったけど、やっぱり一番前に座った。教室に入って
重樹は退院したものの、1ヶ月は家で安静が必要だった。直樹の仕事もあと1ヶ月と引渡し。そんな中、直樹は大泉会長にお昼を誘われた。「失礼します。」直樹が案内されたのは個室のあるイタリアン。ドアを開けると、大泉会長と沙穂子がいた。「おお、直樹くん。今日はこのあと、沙穂子と劇団に行くんでね、同行させてもらうよ。」「はい。沙穂子さん、お久しぶりです。」「お久しぶりです、直樹さん。」気のせいか沙穂子の頬はほんのり赤い。しばらく他愛のない話をしていると大泉会長の携帯が鳴った。急遽会社に戻
24結婚はじめてのクリスマス須藤さんがテーブルにコーヒーこぼしてあたふたしていた時紀子ママは須藤さんへ電話をしていた。📱🎵🎶📱🎵🎶📱🎵🎶📱🎵🎶紀子ままは不思議がおで「おかしいわね須藤くんの電話番号なのに出ないわね!あ!授業中?まっいいか!」と電話を切る一方須藤さんは「ヤバイ!入り江のお袋さんからの電話だぁー」まだワンコ情報を整えてなかったというかコーヒービチャビチャにしてわからなくなってしまう始末で電話にでられなかった!須藤
みなさん、本当にお久しぶりですコトリンですずいぶん更新が遅れてしまいすみませんでしたなのに読者様が増えてるという嬉しいことがあり、書く気満々と言いたいのですが…今、病院にいます。そして私の病棟は携帯禁止。特定の場所に行かないとできません。あ、ちなみにブログのパスワードわかったので携帯でもできるようになりました✌️昨日の夜、やっと病室から出ることが認められました。私、肩怪我してたじゃないですか。そんな時に車と衝突しバゴーンと肩を打ちまして搬送されて手術して…危うく腕をなく
久しぶりにイタキス二次小説書いています。覗きにきてくださっている方々ありがとうございます。さて久しぶりに書くにあたってピンクのレースイタキス二次に登場のオリジナルキャラの方々の確認をしてみました。ストーリーを読んでいく中でなんだかわからないことがあるかもしれないので、皆様が少しでもお話がわかりやすくなるかと思いまして、ここでオリジナルキャラの方々をご紹介します。おりキャラ紹介💊渡辺君小学校の頃からの幼馴染高校の頃いつも直樹と一緒にいた同級生直樹が琴子から初めて手紙をもらった時直