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以前の記事でデジタルEQの決定版は当面DMGAudioのEQuilibriumがお気に入り云々ということを書きましたが、アナログ系ではPultecのEQP-1AとMEQ-5が特に気に入っています。もちろんほかにもNEVEやAPIを始めたくさんのイコライザーがあるのでケースバイケースで色々使うのですが、Pultecタイプのイコライザーがなぜこんなにも人気があってクローン製品がたくさんあり、またたくさんのメーカーがプラグイン化しているのかが最近わかってきました。好みや用途はあるもの
フーガは対位法と和声法の両方の技術を必要とする音楽の中で比較的難しい曲であり、一般には難しく捉えられがちですが、個人的にはちゃんと勉強していけばそうでもないと感じています。今回は全曲を完全にアナリーゼする、というよりは独学で勉強なさっている方のためにフーガのアナリーゼのやり方や作るためのヒントをご紹介してみたいと思います。■□■□■□■□■□■□このシリーズのインデックスその①この記事ですその②主題と対旋律の作られ方その③和声還元その④音型の考察その⑤フレーズアナリー
もう5月ですか、GWですか。早いなぁ。時間はたくさんあれば仕事や家事、やりたかった事をやるかっていったら違うわねぇ。仕事で分析しなければならない音楽作品たちは5分の曲に2時間くらいかかるのに、分かるのは人間でいう骨組みと血液とお肉のような組織の配合だけで発生源や人の気持ちなんてちっとも解りゃしないのよ。でも行動さえ起こせば見えてくるものもたくさんあるので始めてしまえばめちゃくちゃ楽しい。資料を集めたり楽譜を作ってみたり。これ仕事じゃなかったら
以前ラヴェル「水の戯れ」のアナリーゼを冒頭だけやりましたが、せっかくなのでもう少し続きを書かせて頂きたいと思います。もう1度冒頭から仕切り直してみました。電子書籍ですが、水の戯れの完全アナリーゼ本を書かせて頂きました。ご購入はこちら。ラヴェルやドビュッシー、リリ・ブーランジェなどの近代フランスものは難しい曲も多いので、何処までの理解度を前提としてブログを書かせて頂けばいいのか迷いましたが、水の戯れのアナリーゼの挑戦しようとなさる方であれば、和声法に対する理解度はかなり高いと思