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今回はあーりん目線のお話です。❀は作者の語りです。-*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*-これは、私が楽屋で待機してた時のこと。私は暇になって、何やらメルヘンチックに踊っている夏菜子ちゃんのところへ行った。「かーなこちゃんっ♥」“ギューッ”っと抱きついてみた。『うおっ、あーりんどうしたの?』「かまって♥」でね、甘えてみた。『えー、私今忙しいのに~。』と夏菜子ちゃんはそっぽ向く。
これは海外での数日間の雑誌の撮影のとき、私は少し風邪気味のまま、撮影に行くことになり、そのまま数日を過ごしていた。だが、海外の気候が私の今の体調には合わないのか、カメラを向けられていないときはずっとマスクが手放せない。ほんとはマスクなんて、付けたくないのに。。あー、なんで風邪なんて引いちゃったんだろ。正直幸いな事に、声が嗄れてないのは、ほんと良かった。でも、鼻水は止まらないし、鼻声にもなってるし、咳は出るし、いいことなんて何にもない。夜だって、辛いし苦しいよ。そんなときだっ
これはあるスタジオの控え室でのお話。なにやら、夏菜子がしゃがんで下を向いていた。どうやら、夏菜子の足元に何かがあるようで、そっとのぞき込んだの。そこには小さなプラスチックの植木鉢があった。私は、思いっきって夏菜子に声をかけた。R「どしたの百田さん、そんなに落ち込んで」すると、夏菜子は不思議に思っているのか、落ち込んでいるのかというような表情をして言った。K「芽が出ないの……」確かに、土の上には何も生えてない。芽さえもR「ここに何か植えたの?」K「うん」夏菜子は土に小さ