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8月3日、東京の新潮社へ行ってきました。この日は『ひみつ』についての打ち合わせと、後日公開されるWeb記事の鼎談取材がありました。ご一緒したのは、佐世保小6同級生殺人事件で妹の怜美さんを亡くし、『ひみつ』の主人公・純一くんのモデルとなったお兄さん。そして、原作本『僕とぼく』を書かれた川名壮志さんです。漫画を描かせていただいた僕も加わり、3人で『ひみつ』についてお話ししました。お兄さんと直接お会いするのは、今回が初めてでした。僕はこれまで、原作や取材資料をもとに、純一くんの気持
先日の豊田市での講演会について書いた記事を、たくさんの方に読んでいただいています。読んでくださった皆さま、本当にありがとうございます🙇♂️講演会の記事をきっかけに、初めてこのブログを訪れてくださった方もいらっしゃるかもしれません。普段は漫画家として作品を描きながら、自分が学校へ行けなかった頃のことをお話しする講演活動もしています。現在、コミックバンチKaiで連載しているのが、『ひみつ―佐世保事件で妹を喪ったぼくの話―』です。2004年に起きた佐世保小6女児同級生殺
今日、『ひみつ―佐世保事件で妹を喪ったぼくの話―』第3話が更新されました。第3話のタイトルは「お母さん」。ここから、回想に入ります。事件の前、まだ家族がそろっていた頃の時間です。これまでの話数とは、少し空気の違う回になりました。ただ、確かにあった時間を描いています。描きながら、何度も立ち止まりました。うまく言葉にできないものも含めて、そのまま置けていたらと思います。読んでもらえたら嬉しいです。▼第3話は
「さっちゃんには未来なんてないのに――」第6話を描きながら、何度も立ち止まった言葉です。今回描いたのは、事件そのものではありません。妹を失ったあとも生き続けなければならなかった兄の時間です。純一くんが抱えていたのは、悲しみだけではありませんでした。自分だけが生き続けていることへの戸惑い。誰にも打ち明けられない苦しさ。言葉にしようとしても形にならないジレンマ。事件は、多くの場合、その日起きた出来事として報じられますが、残された家族の人生は、その日からも続いて
コミックバンチKaiにて、『ひみつ―佐世保事件で妹を喪ったぼくの話―』第5話「ふたりのひみつ」が無料公開されました。今回の第5話では、妹を失ったあとに残された、兄と父の時間を描いています。言葉にできないような大きな出来事の後にも、朝が来て、食事をして、部屋で過ごして、また夜になる。大きく何かが変わったように見えなくても、その人の中では、ずっと何かが続いていることがあります。誰かに話せば楽になるのか。話さないまま抱えていくのか。そもそも、自分の中で言葉にでき
昨日10月8日、漫画『ひみつ』が、新潮社から上下巻で発売になりました。いまの気持ちをひと言にすると、「ついに……」です。正直、ここまでドキドキしたのは、初めての単行本『学校へ行けない僕と9人の先生』以来です。『ひみつ』は、2004年の佐世保事件で妹を喪ったお兄さんと、ご家族のその後の歩みを描いた漫画です。原作は、事件当時から取材を重ねてこられた新聞記者・川名壮志さんの『僕とぼく』です。妹と過ごした何気ない日常。事件のあと、学校へ行けなくなった日々。家族にも言えな
アメブロ新しい短い漫画を始めます。『「ひみつ」を描いているうちに。』現在連載している『ひみつ―佐世保事件で妹を喪ったぼくの話―』を描く中で、考えたこと、迷ったこと、あとから気づいたことを、少しずつ漫画にして残していこうと思います。第1話は「僕は事件マンガを描きたかった」『ひみつ―佐世保事件で妹を喪ったぼくの話―』本編はコミックバンチKaiで第7話まで無料公開中です。(2026年9月11日正午まで)ひみつ
事件を描くつもりでした。けれど、最後まで描き終えてみると、自分がずっと描いていたのは「そのあと」でした。今日は、制作エッセイ漫画『「ひみつ」を描いてるうちに。』の最終話を載せます。episode.5「事件を描くつもりだった。」全5話の制作エッセイは、これで最後です。ここまで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。単行本『ひみつ』は、明日、10月8日(木)に上下巻同時発売です。『ひみつ―佐世保事件で妹を喪ったぼくの話―』