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意地でも楽しむゴールデンウィークが終わった。旅行など外出の予定は何も入れず、成り行きまかせで過ごした。ただ一つ、自宅でやりたいことがあった。バルコニーでのバーベキューだ。去年の今頃は、3日に一度ぐらいのペースでやっていたのに、しばらく遠ざかっていた。炭火をじっと見つめたい。明るいうちからハイボールが飲みたい。でも、1人じゃ寂しい。近所に住む同年代の男性を呼び出した。彼は、娘の同級生の父親。ロックコンサートに一緒に行く気の合う友人でもある。正午すぎ、芋焼酎「
博多どんたくの夜遠くから、にぎやかな音楽とアナウンスが聞こえてきた。窓の外に目を向けると、花自動車が走っていた。「博多どんたく港まつり」が始まった。娘と彼氏のねすたに声をかけ、一緒に外を見た。「きょう、ねすたと博多どんたくに行くんだけど、パパも合流する?」。最近、娘は自分たちのデートにパパを誘ってくれる。もちろん「YES」。親子で「どんたく」に行くのは、何年ぶりだろうか。夕方、どんたくの本舞台がある福岡市役所前広場で待ち合わせ。3人で人混みをぶらぶら歩きながら
炙りホタテの大葉カルパッチョ風最近作った料理の中では、群を抜いて評判がよかった。娘いわく「お店の料理みたい」。炙(あぶ)りホタテの大葉カルパッチョ風。友人知人の家に出向いて作ってあげたくなるほど。娘の彼氏、ねすたも「たまんないです。これは」と大絶賛。しかも、簡単。調理時間は約10分。おいしいポイントは、ガスバーナーでホタテの表面を炙ること。ガスバーナーがなければ、熱したフライパンで表面をさっと焼く。ぜひ、作ってみてね。マジでやばいぜ!おろしニンニ
過呼吸で倒れる「みそ汁が歩きよる」娘は中学時代、校内でこんな言葉を浴びせられていた。部活では周囲に無視され、いつも1人で弁当を食べた。机の中には「死ね」と書かれたメモ紙。僕には隠していたが、12歳の心身は耐えきれなくなっていた。ある朝、登校中に校門の前で過呼吸を起こして倒れた。保健室に駆けつけると「ごめんなさい。パパに心配をかけたくなかった」と告白した。あれから9年。娘は大学4年生になった。「学校は地獄。学校なんて大嫌い」と言っていた娘だったが、学校が大好きに
初対面なのに呼び捨て娘の彼氏、ねすたがどんどん有名になっていく。飲食店などで、僕の知人に会ったりすると、「おー、ねすた」と声をかけられる。初対面であっても呼び捨てである。僕がブログやYouTubeで彼を頻繁に取り上げ、いつも「ねすた」と呼んでいるものだから、フォローしてくれている人たちは、もうすっかり顔見知りのつもりになっている。東京のある女性(40代)からも「ねすたくんのファンになりました」と打ち明けられた。本人もおもしろがっているみたいだから、しばらく、こんな感じで続
“悪魔”のささやき会社を早期退職したことを機に、わが家で始めたウクレレ講座。もうすぐ2年になる。昨日は、ウクレレ講師の児玉さんを含む4人が集まった。1人は妻をがんで亡くしたシングルファーザー。このほど、彼もめでたく大手の家電メーカーを早期退職。自由の身になった。児玉さんも早期退職組。3人ともに「やりたいことが自由にできる。辞めて正解だった」と振り返る。残るひとりは公務員男性(40代)。僕らの話を聞きながら、「そんな人生もありだよね」と思い始めている。「こっち
食の支援続けたい夕食の片付けを終え、リビングのソファに横になったところだった。娘が申し訳なさそうな顔をして尋ねてきた。「ねすた(娘の彼氏)が今からご飯食べに行ってもいいですか、って言ってるんだけど」その夜、ねすたはわが家に来る予定ではなかった。あまりに突然だったので、「おいおい、勘弁してくれよ」との思いもあったが、事情は聞かず、ありあわせの食材で豚しゃぶ鍋を作った。豚が足りなかったので、冷凍していた鶏肉も追加した。寝室のプロジェクターで映画を見ていると、インターホ
「子育て最終章」残り数ページ娘の大学の納付金(前期)を振り込んだ。8日から大学4年生。学生生活も残り1年となった。納付金の振り込みも、あと1回で終わる。大学から届いた振り込み用紙を持って、銀行の案内係の女性から口座引き落としの手ほどきを受ける。年に2回の恒例行事。通算7回目だというのに、相変わらず、機械の前ではもたもたしてしまう。額がそこそこ大きいので、手続きが多く、ややこしいのだ。案内係はいつも同じ女性。顔と名前を覚えられている。「はなちゃん、もう、4年生
マイペースな母娘娘は、いつもマイペース。家ではのんびり。語りもゆっくり。食事は「まだ、食っとったんかい!」と言いたくなるほど遅い。驚いたのは、アルバイト先の飲食店では、きびきび動いていること。やればできるじゃん、と思った。亡き妻千恵もそうだった。性格、絶対音感、寝たらなかなか起きない・・・。何もかもがそっくりだ。娘は成長し、最近は容姿まで似てきた。ひとつ、大きな違いを見つけた。誰に似たのか、娘はダンスがうまい。「いのちのうた」(2023年11月2
締めはラーメン娘と彼氏に誘ってもらった蔵開きの帰り、博多駅で晩ご飯を食べようってことになった。安武信吾『娘と彼氏のデートにパパも同伴』蔵開きに誘われて娘と娘の彼氏に誘われた「紅乙女酒造」(久留米市田主丸町)の蔵開き。行きの電車の中で、声をかけてくれた理由が判明した。「きょうは現金あん…ameblo.jpほろ酔い気分のとき、なぜか、炭水化物がほしくなる。ここは博多。締めはラーメンである。娘のリクエストで向かった店は、博多デイトス2階「博多めん街道」内にある「
蔵開きに誘われて娘と娘の彼氏に誘われた「紅乙女酒造」(久留米市田主丸町)の蔵開き。行きの電車の中で、声をかけてくれた理由が判明した。「きょうは現金あんまり持ってきてないからね。パパ、よろしく〜」そういうことだったのか・・・(苦笑)。電車の中。おやつは娘が作ったアップルパイ。「半分でいいよ」と言いながら、うまかったので全部食った。正午すぎ、耳納連山麓の「紅乙女耳納蒸溜所」に到着。田主丸は快晴。桜はもう散っていたが、おいしい空気と酒と料理があればいい。かん
またもやスタートでつまずく娘から「車を貸してほしい」と相談された。彼氏のねすたの運転で、福岡県新宮町のIKEAに家具を見に行くというのだ。ねすたは免許を取得して3カ月。本人は「もう随分、慣れてきました。任せてください」と胸を張るが、心配だった。前回、車を貸したときは、出発してすぐ、右折禁止なのに右に曲がろうとしていたので、あわてて追いかけた。スマホの地図で目的地を確認。マンション駐車場を出発。今回はどうか。マンションの駐車場を出て、左右を慎重に確認
限りある「家族の時間」家族と一緒に過ごす時間をもっと大切にしておけばよかった、と思うことがある。仕事に追われ、余裕はなかったが、時間をつくろうと思えばできたはず。大切な人を亡くし、年齢を重ね、家族の時間に限りがあることを知った。あのとき、どうして気づかなかったのか。そんな自分が残念でならない。亡き妻のブログを読むと、娘と過ごす時間を心から楽しんでいたことがよく分かる。※妻の高校時代のエピソードが笑える。あいつらしくて、かわいくて。なぜか涙出る。娘が巣立
コストコで衝動買いコストコで、イングリッシュマフィンを見つけた。12個入りで438円。なんと、1個約36円の神コスパ。衝動買いをしてしまった。さて、どうやって食べればいいのだろうか。オーブントースターで焼いてバターやジャムを塗るだけでは芸がない。台所で考えてみた。そういえば、マクドナルドで朝マックを食べたことがある。あれを想像しながら作ればいいんだ。冷蔵庫に生卵が大量にあった。添え物には、チーズ、ハム、レタス。これにマヨとマーガリン。できるじゃないか。という
食の力娘の彼氏、ねすたの体調が良い。手前味噌だが、ほぼ毎日、わが家の手料理を食べていることが関係しているのかもしれない。きょうの朝食は、タケノコのみそ汁と卵かけご飯と辛子明太子。ご飯は玄米の七分つきに麦を混ぜたものだ。「ねすた、最近、風邪をひかなくなったな」「本当ですね。そういえば、ずっと体調がいいです」。本人は気づいてなかったようだ。昨年の春ぐらいから、週5のペースでわが家で食事をするようになった。朝は、野菜たっぷりのみそ汁と分つき米。昼は娘が作った弁当を
会津の玄米30キロびっくりした。東京から宅配便でコメが30キロも届いたのだ。娘の彼氏ねすたの母親からだった。ねすたを通じて、LINEで母親からのメッセージも送られてきた。わが子が交際をしていることを知ったのは、どうやら、最近だったらしい。息子が大変お世話になっております。先日、「24時間テレビ」を見てほしいと息子より連絡があり、諸々報告を受け、状況を理解しました。1人知らない土地で、仲良くしていただいていると聞いて、胸が熱くなる思いでした。(中略)さ
赤面しそうな言葉書棚を整理していると見たことのない緑色のファイルが出てきた。亡き妻千恵のものだった。ファイルには、昔、僕が彼女に送ったとみられるメールを印字した用紙が30枚ほど入っていた。最初の数枚は彼女のことを「松永さん(旧姓)」、途中から「千恵ちゃん」と呼び方が変わっている。交際を始めたばかりのころのメールだろう。声が聞きたい。飛んで行きたい。今すぐ会って抱きしめたい。今読めば、赤面しそうな言葉が並ぶ。2000年1月28日には「25歳の誕生日おめでとう」
量は多いが、コスパ良し若者は肉を食べたがる。そして食べる量が半端ない。娘と娘の彼氏に腹いっぱい肉を食わせたあげたい。そこで、車を飛ばして、コストコホールセール久山倉庫店(福岡県久山町)に出かけた。買ってきたのは、娘たちが大好きな牛タン厚切りスライス800グラム(約5,000円)。量は多いが、余った分は冷凍保存すればいい。コストコはコスパの良さが魅力なのだ。さっそく、牛タン丼を作ってみた。ねすた満足。こちらは動画↓牛タン丼の作り方得意料理の牛タン丼
寛容な心に救われて佐賀市内の中学校PTA関係者から講演依頼のメールが届いた。昨年末、同市内の保育園であった講演に来てくれた女性だった。彼女とは名刺交換もしていた。一度、講演を聴いて、やるかやらないかを判断する。そんな人からの依頼は間違いない。厳しいスケジュールであっても受けることにしている。即座に承諾の返信メールを送った。だが、失態をやらかしてしまった。相手の名前を間違えていたのだ。正しくは◯崎さん。それを◯塚さんと書いていた。ご本人からの指摘で気づいた。
寒い日の夕食は常夜鍋23日の福岡は、今季一番の寒気が流れ込み、断続的に雪が降った。それでも、ヤツはくじけなかった。極寒の中、娘の彼氏ねすたは自転車に乗って晩ご飯を食べにやって来た。ねすたは、重要な定期テストの直前。ここ数日、授業が終わった後、大学の図書館で遅くまで勉強している。昨夜は、少し早めに切り上げて、図書館からわが家に直行。玄関で泣きそうな顔をして立っていたので、理由を尋ねた。強い向かい風に加え、途中で自転車のチェーンが外れたらしく、到着までに、いつもの倍の1時間かかっ
喜んでもらうことがパパの幸せ東京に帰省していた娘の彼氏、ねすたが福岡に戻ってきた。同時に「忙しい」も戻ってきた。帰省中は、墨田区の「はたちのつどい」に参加今年は娘と3人で酒が飲める久しぶりに作る3人分のごはん。腕が鳴る。昨夜のメニューは、ねすたの好きな青椒肉絲。初めて作った一品だったが、「おいしかった」と言ってくれた。今夜は、娘の友人しおりちゃんが遊びに来る。献立は、十和田市の知人に教わった「バラ焼き」を予定。寒くなければ、新調したバー
娘がいたから助かった新聞社に勤めていたころ、意識を失って倒れることが3回あった。その都度、娘には怖い思いをさせてしまった。最初は、本の出版を祝ってもらった2012年4月30日の夜、急性胆嚢炎で病院に緊急搬送。当時9歳だった娘が救急車を呼んでくれた。次は、2018年12月1日に風呂で失神。僕は失禁し、便を漏らしていた。娘の泣き叫ぶ声で意識を取り戻した。3回目は、2019年5月9日の午前2時だった。腹痛で目が覚め、トイレから出た瞬間、めまいを起こして倒れた。
それはタイです福岡空港に到着後、福岡県糸島市の産直市場「伊都菜彩(いとさいさい)」に向かった。お目当ては、糸島の鮮魚。しばらく日本食から遠ざかっていたため、帰りの飛行機の中で、タイの刺身が食べたくなったのだ。空港から都市高速に乗って「伊都菜彩」まで約30分。到着したのは午前9時過ぎ。平日だったが、市場は買い物客で賑わっていた。さっそく、タイの刺身を購入。1パック600円。2パック買った。産直は安いだけでなく、どんな食材も新鮮なのがうれしい。刺身は、漬け丼にして食べる
大人も子どもも、みんな何かを抱えて生きている娘は中学生時代、「みそ汁」と呼ばれ、いじめに遭っていた。教室の机には「死ね」と書かれたメモが入っていることもあった。つらく苦しかった中学校生活がトラウマになって、高校入学直後の娘は、周囲になかなか心を開くことができなかった。そんな娘に「友達になろうよ」と声をかけてくれた同じクラスの女の子がいた。彼女は、Yちゃん。高校卒業後の今も、彼女はわが家を訪れ、一緒に食事をするなど親しい関係が続いている。先日、Yちゃんから、うれしいひと言
大切な人のために「生きる」ダイニングテーブルの上にタバコが置かれてあった。前日、わが家を訪れた友人のものだった。タバコが置かれたテーブルで、娘が朝ごはんを食べ始めた。その光景を見つめながら、僕は、15年前のある朝の食卓を思い出した。わが家のテーブルに友人が置き忘れたタバコ千恵が乳がんになった23年前、僕は一度、タバコをやめた。彼女の通夜があった日から再び吸い始めたが、「15年前のある朝の食卓」で娘と禁煙を約束。それ以来、タバコは吸ってない。2008年、千恵の
卵かけご飯の作り方夕食の準備をしてなかった夜。時計が20時を回ったころ、アルバイト帰りの娘がフライドチキンを買ってきてくれた。いつもように、彼氏のねすたも一緒だった。とりあえず、主菜ができた。助かった。コンビニの食品だが、たまに食べると、これが案外うまいのだ。さて、もう一品ほしいところ。ぱぱっと、ツナサラダを作ったが、それでも食卓が寂しい。「今夜は、何にもなくてすまんな」僕がそう言うと、ねすたが「僕は卵かけご飯が食べたいです」。お前はなんていいやつなん
食で人を幸せにがん患者が死ぬときは、やせ細って死んでいく場合が多い。例外はあると思うが、食欲旺盛なまま、太りながら死んでいく人はいないだろう。亡き妻千恵は、生きるために食べた。料理が苦手だったが、毎日、台所に立った。いつの間にか、料理が大好きになり、講師を務めるほどになった。「私の病気が治ったら、しんちゃんとカフェをやろうね」夫婦で「人生の楽園」に出演することを目指していた。妻が他界して今年の夏で15年。娘は「食で人を幸せにする仕事がしたい」と、大学で「
妻がこの世にいた証しあまりに唐突な問いだった。どう答えればいいのか。僕は一瞬、戸惑った。娘が12歳の夏、妻の遺影を見ながら、こうつぶやいたのだ。「ママはどうして、私を産んだのかなあ。もし、私を産まなかったら、今も生きていたかもしれないよね」妻が娘をどれだけ愛し、生まれて来てくれたことに感謝していたか。父親として、そのことを娘に伝えなければならなかった。とうとう、その時がきた。僕は、妻が亡くなる2カ月前に自身のブログにつづった一節を思い出し、娘にそれを読ませた。
“犯人”はあいつしかいない昨年のカレンダーは、100円ショップで購入したものだった。書き込むところが大きくて気に入っていた。年明けに2024年版のカレンダーを買い忘れていたことに気づいた。あわてて近所の100円ショップに行ったが、すでに売り切れだった。その後、100円ショップをハシゴしたが、どこも在庫なし。無印良品でようやく見つけた。色味とデザインが好み。シンプルさもいい。値段はまあまあ高かったが、結構、気に入っている。きょうは1月20日。1カ月
ねすた20歳おめでとう昨夜、娘から画像が送られてきた。娘の彼氏の誕生日。サプライズ成功したんやね。写真を見れば、喜びの度合いがわかる。あっと驚く部屋の装飾。悩んで、悩み抜いて、買ったプレゼント。ママが亡くなる前、パパに贈ってくれたプレゼントと同じブランド品。それが決め手だったね。ねすた、20歳おめでとう。年末、飲もうな。待っとるぜ。[ポールスミス]二つ折り財布メンズブラックマルチカラーストライプ4833BMUL