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六本松さくら亡き妻は、ある女性の生き方に影響を受けていた。その女性とは、乳がん患者だったジャーナリストの千葉敦子さん。彼女は亡くなる直前まで、自身の闘病の記録を実名で新聞や週刊誌などに寄稿した。実名で綴られた記事は衝撃的で説得力があった。妻の闘病記は、僕がまとめた。妻はブログで「六本松さくら」というハンドルネームを使い、本名を名乗ることをためらっていたため、原稿執筆中、実名の扱いに迷った。妻が千葉さんに憧れていたことをブログで知り、最終的には、家族の名前を公表した。
意地でも楽しむゴールデンウィークが終わった。旅行など外出の予定は何も入れず、成り行きまかせで過ごした。ただ一つ、自宅でやりたいことがあった。バルコニーでのバーベキューだ。去年の今頃は、3日に一度ぐらいのペースでやっていたのに、しばらく遠ざかっていた。炭火をじっと見つめたい。明るいうちからハイボールが飲みたい。でも、1人じゃ寂しい。近所に住む同年代の男性を呼び出した。彼は、娘の同級生の父親。ロックコンサートに一緒に行く気の合う友人でもある。正午すぎ、芋焼酎「
https://ameblo.jp/hanamisosoup/安武信吾オフィシャルブログ「はなちゃんのみそ汁」PoweredbyAmeba安武信吾さんのブログです。最近の記事は「娘の彼氏が大絶賛のパパめし(画像あり)」です。ameblo.jpはなちゃんのみそ汁、まだ小学校に上がって無い娘を残しママは天国に行く、行く前に味噌汁の作り方を伝授すると言うお話本を書いたのはパパ、ドラマにもなった時を経て、はなちゃんは大学生になって、彼氏も居る彼氏とパパも仲良し、そのブログやYouTubeが
炙りホタテの大葉カルパッチョ風最近作った料理の中では、群を抜いて評判がよかった。娘いわく「お店の料理みたい」。炙(あぶ)りホタテの大葉カルパッチョ風。友人知人の家に出向いて作ってあげたくなるほど。娘の彼氏、ねすたも「たまんないです。これは」と大絶賛。しかも、簡単。調理時間は約10分。おいしいポイントは、ガスバーナーでホタテの表面を炙ること。ガスバーナーがなければ、熱したフライパンで表面をさっと焼く。ぜひ、作ってみてね。マジでやばいぜ!おろしニンニ
博多どんたくの夜遠くから、にぎやかな音楽とアナウンスが聞こえてきた。窓の外に目を向けると、花自動車が走っていた。「博多どんたく港まつり」が始まった。娘と彼氏のねすたに声をかけ、一緒に外を見た。「きょう、ねすたと博多どんたくに行くんだけど、パパも合流する?」。最近、娘は自分たちのデートにパパを誘ってくれる。もちろん「YES」。親子で「どんたく」に行くのは、何年ぶりだろうか。夕方、どんたくの本舞台がある福岡市役所前広場で待ち合わせ。3人で人混みをぶらぶら歩きながら
過呼吸で倒れる「みそ汁が歩きよる」娘は中学時代、校内でこんな言葉を浴びせられていた。部活では周囲に無視され、いつも1人で弁当を食べた。机の中には「死ね」と書かれたメモ紙。僕には隠していたが、12歳の心身は耐えきれなくなっていた。ある朝、登校中に校門の前で過呼吸を起こして倒れた。保健室に駆けつけると「ごめんなさい。パパに心配をかけたくなかった」と告白した。あれから9年。娘は大学4年生になった。「学校は地獄。学校なんて大嫌い」と言っていた娘だったが、学校が大好きに
“悪魔”のささやき会社を早期退職したことを機に、わが家で始めたウクレレ講座。もうすぐ2年になる。昨日は、ウクレレ講師の児玉さんを含む4人が集まった。1人は妻をがんで亡くしたシングルファーザー。このほど、彼もめでたく大手の家電メーカーを早期退職。自由の身になった。児玉さんも早期退職組。3人ともに「やりたいことが自由にできる。辞めて正解だった」と振り返る。残るひとりは公務員男性(40代)。僕らの話を聞きながら、「そんな人生もありだよね」と思い始めている。「こっち
いのちのうた18年前から毎年続けている音楽イベントがある。亡き妻が発案した「いのちのうた」。骨肉腫で亡くなった女の子の追悼コンサートして企画。つながりのあるミュージシャンに呼びかけ、2006年1月、福岡市で第1回目を開催した。闘病中の妻も、沖縄を拠点に活動するhanautaとユニットを組んで出演した。本番1カ月前には、音合わせのため、娘を連れて沖縄に向かった。リハーサルでも本番でも、歌っているときは、生気に満ちていた。音楽は、妻の暮らしになくてはならないものだった。妻
日割り計算すれば、早く買った方がお得執筆や映像編集の仕事をやっている関係で、デスクワークの時間が長くなる。これまでは、ダイニングテーブルの椅子をパソコンの前に移動させて使っていたため、作業を終えると腰が凝り固まってしまい、歩くことさえ困難になることが多かった。この数年間、腰痛対策が課題だった。先月、仕事で名古屋に行く機会があり、以前から気になっていた店をのぞいてみた。米国ミシガン州に本社を構える家具メーカー「ハーマンミラー」の直営店。お目当ては、人間工学に基づいて設計さ
食べることは生きること「勉強は二の次でいい。自炊ができる大人になれ」娘には、そう言い続けてきた。健康で生きる力が身についていたら、将来どこに行っても、何をしても生きていける。亡き妻のバトンを受け継いで16年。いよいよ、そのときが近づいてきた。朝ご飯、食べてる?(2007年9月7日)準備完了。本日よりしばし、創作活動に入るので不在にします。すみません。なのでお詫びに・・・旦那が今朝作ったみそ汁をどうぞ~みんなに飲ませてあげ
小花的味噌湯料理を作る喜びを子どもたちに体感してほしい。9年前、そんな思いから製作した絵本「はなちゃんのみそ汁」(講談社)。このほど、中国語版が完成し、わが家に届いた。近く、中国の書店に本が並ぶ。タイトルは「小花的味噌湯」。漢字で書くと、かわいいね。絵本はなちゃんのみそ汁(講談社の創作絵本)Amazon(アマゾン)Amazon(アマゾン)で詳細を見る楽天市場で詳細を見る${EVENT_LABEL_02_TEXT}
寛容な心に救われて佐賀市内の中学校PTA関係者から講演依頼のメールが届いた。昨年末、同市内の保育園であった講演に来てくれた女性だった。彼女とは名刺交換もしていた。一度、講演を聴いて、やるかやらないかを判断する。そんな人からの依頼は間違いない。厳しいスケジュールであっても受けることにしている。即座に承諾の返信メールを送った。だが、失態をやらかしてしまった。相手の名前を間違えていたのだ。正しくは◯崎さん。それを◯塚さんと書いていた。ご本人からの指摘で気づいた。
初対面なのに呼び捨て娘の彼氏、ねすたがどんどん有名になっていく。飲食店などで、僕の知人に会ったりすると、「おー、ねすた」と声をかけられる。初対面であっても呼び捨てである。僕がブログやYouTubeで彼を頻繁に取り上げ、いつも「ねすた」と呼んでいるものだから、フォローしてくれている人たちは、もうすっかり顔見知りのつもりになっている。東京のある女性(40代)からも「ねすたくんのファンになりました」と打ち明けられた。本人もおもしろがっているみたいだから、しばらく、こんな感じで続
限りある「家族の時間」家族と一緒に過ごす時間をもっと大切にしておけばよかった、と思うことがある。仕事に追われ、余裕はなかったが、時間をつくろうと思えばできたはず。大切な人を亡くし、年齢を重ね、家族の時間に限りがあることを知った。あのとき、どうして気づかなかったのか。そんな自分が残念でならない。亡き妻のブログを読むと、娘と過ごす時間を心から楽しんでいたことがよく分かる。※妻の高校時代のエピソードが笑える。あいつらしくて、かわいくて。なぜか涙出る。娘が巣立
千葉県野田市のホワイト餃子「やばい。やばいよ」そう言いながら、あっという間に1人で16個平らげた。千葉県野田市の名物「ホワイト餃子」。先日、同市で講演をした際、空港に向かう車の中から「ホワイト餃子」の看板を発見。講演会を主催してくれた男性に尋ねたところ、野田市のソウルフードであることを知った。ギョーザには目がないので、自宅に戻ってネット注文しようと思っていたが、その男性が宅配便で送ってくれたのだ。さっそく、作り方を見ながら焼いてみた。フライパンでゆでた後、多め
病気がわかっても、治療をするかどうかって自分で決められるんですよね。医者がどう言おうと、患者さんが治療すると言わなければ治療は始まらない。検診に受けに行くか行かないかを決めるのも、その人次第。自分がどうしたいか『自分』で決めている。その感覚がとても大事と、けーりんは言っています。情報がたくさんある中で、情報を自分で選び、解釈してどう行動にうつすか。癌になり、もっと生きたかったと仰る人を職業柄何人も見てきています。私は早期発見、早期治療がとても大事だと思っているけれど、それがみんなに
コストコで衝動買いコストコで、イングリッシュマフィンを見つけた。12個入りで438円。なんと、1個約36円の神コスパ。衝動買いをしてしまった。さて、どうやって食べればいいのだろうか。オーブントースターで焼いてバターやジャムを塗るだけでは芸がない。台所で考えてみた。そういえば、マクドナルドで朝マックを食べたことがある。あれを想像しながら作ればいいんだ。冷蔵庫に生卵が大量にあった。添え物には、チーズ、ハム、レタス。これにマヨとマーガリン。できるじゃないか。という
量は多いが、コスパ良し若者は肉を食べたがる。そして食べる量が半端ない。娘と娘の彼氏に腹いっぱい肉を食わせたあげたい。そこで、車を飛ばして、コストコホールセール久山倉庫店(福岡県久山町)に出かけた。買ってきたのは、娘たちが大好きな牛タン厚切りスライス800グラム(約5,000円)。量は多いが、余った分は冷凍保存すればいい。コストコはコスパの良さが魅力なのだ。さっそく、牛タン丼を作ってみた。ねすた満足。こちらは動画↓牛タン丼の作り方得意料理の牛タン丼
今夏は十七回忌講演会で生花をいただくことが多い。持ち帰ると、いつも、千恵の祭壇に供える。主催者の「千恵さんの供養に」との思いも込められているはず、と勝手に考えている。おかげで年中、祭壇の花を欠かしたことがない。繁忙期は、わが家の花瓶が足りなくなる。感謝しかない。今年は妻の十七回忌。7月11日まで、心穏やかに元気でいよう。下関市立菊川中学校主催の講演会でいただいた生花DARENYI花瓶ガラス大きい高さ40cm大型透明ガラス瓶円柱型フラワ
食の力娘の彼氏、ねすたの体調が良い。手前味噌だが、ほぼ毎日、わが家の手料理を食べていることが関係しているのかもしれない。きょうの朝食は、タケノコのみそ汁と卵かけご飯と辛子明太子。ご飯は玄米の七分つきに麦を混ぜたものだ。「ねすた、最近、風邪をひかなくなったな」「本当ですね。そういえば、ずっと体調がいいです」。本人は気づいてなかったようだ。昨年の春ぐらいから、週5のペースでわが家で食事をするようになった。朝は、野菜たっぷりのみそ汁と分つき米。昼は娘が作った弁当を
.シンパパの先輩であり人生の先輩でもある、安武信吾さんとの会話『はなちゃんのみそ汁』▶︎毎月連載子育て日記が配信されています記事→東京すくすく最新記事/2024.4.10「わかりあおう!」とかではなくて、話したい時に話せる場所がある意味を思い、僕たちは何も、決して「特別」ではなくて、当たり前に、子どもたちの幸せを願いあう。112日間のママAmazon(アマゾン)はなちゃんのみそ汁(文春文庫や59-1)Amazon(アマゾン)■清水健司会/出演/講演会等
マイペースな母娘娘は、いつもマイペース。家ではのんびり。語りもゆっくり。食事は「まだ、食っとったんかい!」と言いたくなるほど遅い。驚いたのは、アルバイト先の飲食店では、きびきび動いていること。やればできるじゃん、と思った。亡き妻千恵もそうだった。性格、絶対音感、寝たらなかなか起きない・・・。何もかもがそっくりだ。娘は成長し、最近は容姿まで似てきた。ひとつ、大きな違いを見つけた。誰に似たのか、娘はダンスがうまい。「いのちのうた」(2023年11月2
締めはラーメン娘と彼氏に誘ってもらった蔵開きの帰り、博多駅で晩ご飯を食べようってことになった。安武信吾『娘と彼氏のデートにパパも同伴』蔵開きに誘われて娘と娘の彼氏に誘われた「紅乙女酒造」(久留米市田主丸町)の蔵開き。行きの電車の中で、声をかけてくれた理由が判明した。「きょうは現金あん…ameblo.jpほろ酔い気分のとき、なぜか、炭水化物がほしくなる。ここは博多。締めはラーメンである。娘のリクエストで向かった店は、博多デイトス2階「博多めん街道」内にある「
蔵開きに誘われて娘と娘の彼氏に誘われた「紅乙女酒造」(久留米市田主丸町)の蔵開き。行きの電車の中で、声をかけてくれた理由が判明した。「きょうは現金あんまり持ってきてないからね。パパ、よろしく〜」そういうことだったのか・・・(苦笑)。電車の中。おやつは娘が作ったアップルパイ。「半分でいいよ」と言いながら、うまかったので全部食った。正午すぎ、耳納連山麓の「紅乙女耳納蒸溜所」に到着。田主丸は快晴。桜はもう散っていたが、おいしい空気と酒と料理があればいい。かん
いのちをいただくきょうは、娘と娘の彼氏と3人で久留米市田主丸町の酒造会社を訪ねる。娘に誘われた。珍しいこともあるもんだ。目的地は、米焼酎で有名な紅乙女酒造。社長が、娘のアルバイト先の寿司店の常連客で、僕も親しくさせてもらっている。朝、部屋中にリンゴとバターの良い香りが漂っていた。冷蔵庫には、アップルパイが入っていた。そういえば、昨夜の午前2時すぎ、2つのアルバイトを終えて帰宅した娘が台所に立っていた。アップルパイは娘の得意料理。社長に手土産として渡すつもりなのだろう。
絵画コンクールでは入賞も小学生の頃、水彩画を習っていた。写真家の父の一眼レフも幼少期から使っていた。絵画や写真は、好きだったし、新聞社主催の絵画コンクールでは何度も入賞した。自分には芸術の才能があると信じ込んでいた。高校を卒業したら、芸大に進学するつもりだったが、両親から猛反対された。そんな話を妻に話したことがある。「俺が芸術をもっと学んでいたら、すごいことになっとるやろうなあ」と。ゲラゲラ笑われた。その理由は・・・。絵(2007年8月27日)わ
手作りのトートバック春は断捨離の季節。クローゼットに何年間も置きっぱなしにしていた段ボール箱を開けてみると、中からトートバックが出てきた。10年ぐらい前に娘からもらった手作りのトートバック。表と裏にクレヨンでメッセージが書かれていた。父の日のプレゼントだった。娘が一生懸命作ってくれたトートバックを手に、当時の暮らしを思い出すと涙がじわり。君のおかげで、パパは踏ん張れた。君のおかげで、たくさんの幸せを手にすることができた。こちらこそ、パパとママを選んで、
シングルパパのトークライブ大阪のフリーアナウンサー清水健さんと年に一度、トークライブの配信をやっている。今年3月、ふらりと清水さんの事務所を訪ねた。テーマを決めずに語り合った。あっという間の3時間だった。清水さんは、がんで妻を亡くしたシングルファーザー。小学4年の男の子と二人暮らし。毎日、仕事をしながらの子育ては大変だろう。年々、会う度に痩せているような気がする。そんな清水さんに、僕は「うらやましい」とつぶやいた。僕にも清水さんと同じような時期があった。苦しか
赤面しそうな言葉書棚を整理していると見たことのない緑色のファイルが出てきた。亡き妻千恵のものだった。ファイルには、昔、僕が彼女に送ったとみられるメールを印字した用紙が30枚ほど入っていた。最初の数枚は彼女のことを「松永さん(旧姓)」、途中から「千恵ちゃん」と呼び方が変わっている。交際を始めたばかりのころのメールだろう。声が聞きたい。飛んで行きたい。今すぐ会って抱きしめたい。今読めば、赤面しそうな言葉が並ぶ。2000年1月28日には「25歳の誕生日おめでとう」
だしを取って、みそ汁を作る娘は、日常の暮らしで鰹節を使ってもらうための普及活動を行なっている。そのひとつが、「枕崎鰹節大使」としての仕事。任期満了(任期2年)となった2024年3月末、枕崎水産加工業協同組合から大使の継続委嘱願いが届いた。大使には10歳のときに就任。今年度で6期目になる。山形県白鷹町で催した「だし取り講座」。かつおと昆布の合わせだしでみそ汁を作った(2018年7月22日)娘が講師を務める「だし取り講座」で、みそ汁をお代わりする子どもたち