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以下の一文は、ミュージシャン・大瀧詠一の、その生涯をたどったものです。いわば評伝の類いです。このようなものを書くぐらいですから、自分は大瀧のファンなのですが、よく聴く作品ははっぴいえんど期とソロ初期のみで、あとはロンバケの数曲ぐらいです。よって下の記述も、いささか偏ったものであることをお断りしておきます。構成としては、大瀧詠一と細野晴臣の関係性を骨子としました。大瀧が世に出るには細野との邂逅が必須でしたが、そこに至るには数人の方たちが介在していました。彼らが大瀧を音楽の世界に導いたといえま
昨年末おこなわれた『細野晴臣50周年特別公演』。細野ファンとして、それなりの関心はありました。しかし開催は東京のみ。それも二日間の公演だったという。地方からおいそれと出かけるわけにはいきません。まぁそもそもが、チケットが手に入るはずもなかったのですが…ブログ筆者は、細野の、はっぴいえんど期とソロ初期の信奉者です。YMO期の、あの「ピコピコ音」からは聴かなくなりました。その後のアンビエントとかになると、もうまったくわけがわかりません。今公演もテレビで見ましたが、イエローマジックショーなるもの、一
2020年12月26日(土)おかあさんといっしょスタジオライブ(3)~風~パッコロリンおさるのジョージおしりたんてい(再)クレヨンしんちゃんドラえもん名探偵コナン〈Eテレ〉📺️おかあさんといっしょスタジオライブ(3)~風~冒頭:ゆうあつ挨拶あつこ「今日は風の歌をいっぱい歌いますよ!」ゆういちろう「僕は風に乗れたらいろ~んなところに行って見たいな~」あつこ「私は春の風に乗ってお花畑をフワフワしてみたいわ~」ゆういちろう「今日はその風の歌を最後まで楽しんで聴いてね!」
終盤に差し掛かったスイス旅行記をもう一度中断して東京での近況を。私の大好きなアーティストに大瀧詠一がいます。はじめて知ったのは、ご多分に漏れず1981年(大学2年生!)の「ア・ロング・バケイション」ですが、その後、さかのぼって「はっぴいえんど」時代やブレイク前のソロ時代も聴きまくりました。今回、東京の西多摩郡瑞穂町の郷土資料館「けやき館」で大瀧詠一の特別展『GO!GO!NIAGARA大瀧詠一の世界2018』(12月17日~2月4日)が開かれていると知って、勇んで出かけてきました。
この稿は、あの伝説のロックバンド、はっぴいえんどの全曲解説集です。いろんな本や雑誌に書かれていた、各曲の評論やコメントをあつめてみました。音楽評論家やライターの方たちの表現は、ときに難解な面があります。しかし一方で、ストンと腑に落ちる言葉も多々あります。自分の好きな音楽と、想いを共有する人たちがいることは、とてもうれしいことです。この歓びが、本稿作成の動機です。引用させていただいた、執筆者のみなさまに感謝します。さてまずは、ファースト・アルバム、通称『ゆでめん』です。ご存
初出:2020年4月30日お引越し、全面改定:2022年10月13日HappyEnding全曲解説その6「HappyEndで始めよう(バカラックVer.)」第1章2022年版新考察「HappyEndで始めよう」New!その1多幸福の謎~ジス・イズ・多幸福~その2作曲の秘密~ジス・イズ・大瀧詠一~その3曲名の意味~ジス・イズ・バンナイタラオ~第2章ただ一つの作為、一音上げ加筆・改定版今回の第1章は、202
2024年3月7日(木)〈Eテレ〉📺️2355【2024年3月7日(木)放送分より抜粋】🎥トビー映画音楽の夕べ【初回:2024年3月7日(木)】🎥「ロスト・イン・トランスレーション」(2003)より“風をあつめて”音楽:はっぴいえんど▽トビー「こんばんは。映画音楽の夕べです。あれ、この曲なんの映画だっけ?と思った方。邦画ではござんせん。『ロスト・イン・トランスレーション』より“風をあつめて”。僕はいつも“砂をあつめて”ますけどね。」▽ナレ解説「異国の地、東京で出会ったあ
拙稿は、下記リストの本や雑誌から、はっぴいえんどのアルバムへの、音楽評論家たちの言葉を引用させていただいたものです。今回は『風街ろまん』編となります。2nd風街は、不世出の傑作とされます。発表からほぼ半世紀、多くの評論が活字になってきました。しかし各曲ごとの評論を、ひとつにまとめたものはないはずです。以下をお読みいただければ、風街の世界を、また新たな視点でとらえていただけるはずです。引用元リスト『定本はっぴいえんど』『音楽社会学でJ‐POP!!!』福屋利
ずいぶん前に書いたが、1970年代には、ロックに日本語は合うのか?と言う、大論争があった。まあ、今では考えられない事だが、当時は大真面目。詳しくは、以前に書いたとおり。英語でないとダメ。この筆頭は、シェケナベイベーの内田裕也。内田裕也は、自身もミュージシャンとして活躍したが、それ以上に、バンドの発掘、プロデュースに才能を発揮。その代表格が、ジョー山中が歌う、フラワートラベリンバンド。MAKEUPは、名曲。伝説的な、バンドだ。彼らの放つ独特のサウンドは、いつまで