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紅雲庵あかね塾茶の湯に、和のしつらえにご興味のある方は随時ご入会いただけます「お茶をしたいな、どうしようかな」と迷っていらっしゃる方は多いと思います稽古日が決められてると通えないかも…夜しか時間が取れないけど…それでもお稽古予約制の紅雲庵なら大丈夫です詳細はこちらご一読ください『茶の湯のすゝめ紅雲庵あかね塾のお稽古』2010年から自宅で茶の湯の手ほどきのお手伝いをしています。現在の名称は紅雲庵あかね塾、他のお稽古場とは随分違った内容ですのでここであらためて概要
莨盆煙草盆どちらもたばこぼんと読みます。今風に言い直すと応接の喫煙具セット一式。この一式がおさまっている箱が莨盆です。その中にあるもの達にはそれぞれに役目があり、どれが欠けてもいけません。薄茶の席に用いられます。真ん中あたりにある赤い蓋物が莨壷(壷でなく紙を畳んだ莨畳紙のこともあります)この中に刻み莨が入ってます。それを手前の煙管に詰めます。左にあるのが火入名前の通り炭に火がついて灰の中にありますね。この炭から煙管の煙草に火を付けます。火入はライターです。
この時期のお稽古は面取り風炉に姥口平丸釜、桑小卓に細水指それも阿蘭陀写棗は笹露蒔絵これ定番じゃないでしょうか。本格的に暑くなる前はこうした前欠け風炉が使われます。棚は矢筈棚とも言われるようで、四本の柱が矢のようだからとか所説アリ。この棚の面白いところは柄杓の飾り方です。柱にもたらせてアクロバチックですねぇ。どなたがお考えになったんでしょう。裏千家四代仙叟が「床の道具」として好んで表千家四代江岑宗左に贈り、表千家七代如心斎が「点前の道具」として使いだした棚ですから
お稽古始の床は寿津田青楓筆花入は青楓の兄西川一草亭書付の竹掛花入結び柳に紅白椿のお決まりで点前座は小袋棚見えてませんけどねじ梅水指、金襴手の杓立、モールの建水、七宝透かしの蓋置、薄茶器は臼型楽器蒔絵杓立がありますから「座り火箸立ち火箸」わかっちゃいるけど忘れちゃう。このときの柄杓は差し通し(さしとおし)が決まりです。こういうの↓【茶道具/柄杓】宗篤作柄杓(ひしゃく)差通楽天市場5,082円柴山利彌作志埜茶盌は銘が海老鯛茶杓は淡斎