ブログ記事979件
母の日ですね。世界中のすべての人が母親から生まれたという事実。たとえ今はどんな関係だとしても。自分が年を重ねていくにつれて母親も年を重ねて老いていく。私がこの世に誕生したとき母はどんな顔で迎えてくれたのだろうな。どんな願いを込めて名前を付けてくれたのかな。想像すると、背筋が伸びるようなちゃんと生きていきたいという気持ちになります。「自分を贈る」谷川俊太郎母の日に花を贈るのを忘れてもいい母の日にはあなた自身を贈ればいいあなた
授乳中に「おいしい母乳をたくさん飲ませてあげたい」と思うのは母の願い。しかし、母乳量は自分で確認できないため、母乳不足を心配するママは少なくありません。どうしても母乳不足を感じてやまない時、こんな秘策があります。それは、「プラセンタ」プラセンタとは、胎盤のこと。この胎盤からつくられた蛋白アミノ酸製剤を投与することで、母乳量を増やす効果があるのです。プラセンタは美容目的でつかわれることが多く、肌がしっとりする、美白、髪のツヤが出る等の効果があります。更年期障害で治療目的に使用される
先日の新生児訪問でお会いしたママは、産院を退院してから一切母乳を飲ませていませんでした。長い不妊治療の末、待望の妊娠。ショートカットが似合う筋肉質で元気なママさん。母乳を飲ませていない理由を聞いて驚愕しました。入院中に助産師から受けたケアが原因だったのです。生後2日めに、おっぱいを吸わせようとがんばっていたら、あなたが下手なんだから出るわけないじゃない。そんな甘えているようじゃ、子育てなんてできないよ。そんなやり方じゃできない。こうやる
「赤ちゃんが母乳を吸わないのは出が悪いから」「よく泣くのはおなかがすいているから」そう思ってミルクを飲ませている方のなかには、実は反対で赤ちゃんに飲ませているミルクの量が多すぎて、満腹で母乳が飲めなかったり、おなかが張って泣いていることもあります。このように赤ちゃんが飲み過ぎていることを過飲症候群といいます。過飲症候群の赤ちゃんによくある症状50g/日以上の体重増加吐き戻しが多いいきみゼコゼコ音や鼻づまりでべそ多呼吸よく泣く反る…その他
へアメイク撮影会をしました。ママになると、自分のことは後まわしになりがち…。でも、ママだからこそ美しいお写真が撮りたい!!将来「あなたが生まれてこんなに幸せだったのよ」と見せてあげたい。ママが満面の笑顔になる撮影がしたい!そこでママが主役の撮影会を開催!今回3回目で、いつも受付直後に満席となる人気企画です。プロのヘアメイクさんお二人から、丁寧にヘアメイクを受けます。メイクのワンポイントアドバイス付き!そして、会場は簡易スタジオに変身!!いろん
数年前、朝日新聞に掲載された記事です。記事掲載後は「意見を聞かせてほしい」と、育児サイト数社から取材を受けました。記者さんたちからは、「外出時の授乳は、アリかナシかを答えてほしい」と投げかけられたし、私に「ショッピングセンターの授乳に反対意見があるなんてありえない!」と、答えてほしいようすでした。しかし、私は「外出時の授乳が、アリかナシか」ではなく、外出先でどのように授乳するかここが論点だと思っています。母乳育児をしているママと日常的にかかわっている
能登半島地震の報道を見るたびに苦しくなります。お正月で家族が集まっていた人も多いはず。どうかこれ以上の被害が広がりませんようにと願います。災害はいつ起きるかわからないからこそ、「いざ」というときに赤ちゃんを守ることができるアイテムを知ってほしい。それは、おんぶ。インスタでおんぶの投稿を見たフォロワーさんから、こんなメッセージが届きました。阪神大震災で、1歳19日目の娘と避難所にいたときはおんぶに救われました。ちょうど震災の14日前に実家へ行きました。そのときに
生後3週間の赤ちゃんが吐き戻しを繰り返していました。噴水のように吐き戻し、鼻からも大量に吹き出し、拭いても拭いても繰り返す吐き戻し…。ママは、産院で教わった通りの授乳方法で、3時間ごとに母乳を飲ませたあとに80mlの粉ミルクを飲ませていました。吐き戻しが心配で産院を受診したところ、医師からは、ミルクの量が少なくて吐き戻しているから、1回80mlでは少ない。もっと飲ませるように。吐き戻すのは幽門狭窄症の可能性がある。紹介状を書くので総合病院へ行ってください。そ
さら助OGママサロン3期生コース終了しました。アンケート結果では、満足度100%!主催者側も、毎回楽しい時間でした。1歳を過ぎるとママたちとお会いする機会が減りますが、育児のお悩みはなくなりません。オンラインママサロンは、さら助ママ限定。1歳過ぎてからも悩みが尽きない、あんなことやこんなことを4回コースでお話しします。お話は一方通行ではありません。直井(または鈴木)がお話ししつつ、ママとのトーク。いろんなエピソードや笑いがいっぱいの60分。
クイズ。指先に映るものは何でしょう。写りがいまいちなのが残念^_^;これは、母乳とともに出てきた塊で、「乳石」や「乳栓」と呼ばれています。大きさにして1mmくらい。正体は、カルシウムが固まった「乳石」や、脂肪やタンパク質が固まった「角質・角栓」など。乳首の先に白い栓のようなものが見えることが多いですが、見えないこともあります。※白斑との違い画像をアメブロに載せられなくて残念!これができてしばらくすると、おっぱいが石のようにガチガチになります。強い痛み
年度末、年度初め。春休みになり、お引越し先からの帰省で立ち寄ってくれたり、大きくなったお兄ちゃんお姉ちゃんとの再会が嬉しい♡あの時の赤ちゃんが…大きくなったね。そして、お引越し前のご挨拶に来てくれたママ、お手紙を書いてきてくれたママ…春は別れの季節なんだね。赤ちゃんのときだけではなく、その後も節目に思い出してくれるのがとっても嬉しい。「そういえば、医療施設でしたっけ?笑」とか言いながら、親戚の家感覚で立ち寄ってくれるママたち。子ども
産後の抜け毛に悩むママは少なくありません。お写真は、産後5か月のママ。排水溝に抜け毛がたまってびっくりすると話していらっしゃいました。産後の抜け毛の多くは、額の生え際が薄くなります。そんな産後の抜け毛についてまとめました。原因は、女性ホルモンと乾燥女性ホルモンの影響とは、エストロゲンの減少です。妊娠中は女性ホルモンの分泌が亢進していましたが、産後は一気に減少します。女性ホルモンの「エストロゲン」は肌や髪をしっとりさせる働きがあるため、ホルモン分
読売新聞の人生相談記事(2021年11月9日)。40代の男性会社員。高校生の一人息子が不在の夜、妻に求めたところ、ものすごい顔で「キモイ!」と拒否されました。理由を聞くと、「産後の恨みは一生もの」と。妻の出産後、私が育児に一切協力せず、毎晩のように一人で外出して楽しんでいたことが「いまだに許せない」と言うのです。しかし、たかがほんの数年の寝不足や疲労くらい、母親なら誰しも一人で乗り越えられるはず。家事育児に専念させてくれる夫、外で稼いでくる夫に対する敬意はないのでしょうか。
扁平乳首や陥没乳首、乳頭が短い…上手に吸わせることができずに悩んでいるママは少なくありません。先日お会いしたママもそのひとりでした。入院中、助産師さんから言われたんです。「あなたの乳首が短くて吸いにくいから、飲ませるのは難しいかもね。保護器を使ってみたら?それでも難しかったらミルクでもいいんじゃない?」って。初めての出産。初めての母乳育児。そのスタートでこう言われたら、「わたしの乳首が短くてごめんね」と自分を責めたくなっちゃいますよね…。
さら助産院では、なにがなんでも母乳育児とは考えていません。ママが楽しく自信をもって育児することを大事にしています。ですが、なかには助産師=母乳宗教このように考えている医師もいるようで、もどかしく感じることもあります。心配になるのは、「助産師と小児科医の話す内容が違うと、ママが混乱するのではないか」ということ。母乳育児をがんばろうとしているときに小児科を受診して、混乱して母乳育児をやめてしまう方や、泣きながら助産院へお越しになるママもいます。ママたちによると
「乳腺炎って、どんな症状?」「乳腺炎になったら母乳はやめた方がいいの?」「どうして乳腺炎になるの?」乳腺炎についてよくわからないからこそ、不安を感じるかもしれません。以下のような症状があったら、乳腺炎の可能性が大。おっぱいにしこりができた。おっぱいに赤みがあるおっぱいに痛みがあるおっぱいを吸われると痛む搾ると、ねっとりした母乳が出る発熱している※乳腺炎で赤く腫れているおっぱい「これってもしかして乳腺炎?!」と思ったときに、すぐにできるセルフケアがあ
赤ちゃんへの添い乳(そいちち)※。なかには、「乳離れができなくなるかも」「ママの腰が痛くなるのでは?」「熟睡できない気がする」そんなイメージを持つママもいます。やり方によってはママの腰に負担がかかることもあるようです。が、らくちんな飲ませ方をしたら、添い乳はとっても快適なんです。※ママが左向きで左のおっぱい授乳中快適な添い乳のコツは…・ママが少し腰を後ろに引く→赤ちゃんのおなかをママのおなかへ引き寄せるようにする・赤ちゃんに腕枕はしない
授乳フォト撮影会しました!!ママたちと話していると「お出かけしたらミルクにするイメージ」「授乳室があるところしか出かけられない」そんな声をよく聞きます。いやいや、ミルクグッズなしでお出かけできるのは、母乳育児の醍醐味ですよ。そして、ちょっとしたコツを知っていたら、どこでもすぐに飲ませることができるんです!お出かけのときに母乳育児のハードルも下がる撮影会です。みなさん全員が青空授乳中!あぁ、ママたち、みんな美しい…。笑顔が輝いてる。
八潮市内の小中学校で「いのちの授業」をお話しています。市内独自のカリキュラムとして、今年で14年目。「八潮市の子どもは義務教育で必ずこの授業が受けられるように…」前教育長さんのときから始まった市内独自の取り組みは、教育委員会や学校の先生に支えられながら継続が叶っています。この授業では、コロナの前まで、学校に赤ちゃんや妊婦さんをお連れして、小中学生とのふれあいの時間を設けていました。このような赤ちゃんとのふれあいでした(2019年のブログより)。さら助産院
赤ちゃんのおむつの中は、高温多湿。特に、母乳飲んでいる子はウンチがゆるく回数も多いため、おしりかぶれになりやすい条件がそろっています。おしりかぶれの対策は、おもにふたつ。それは「清潔と乾燥」清潔のためにできること。ウンチの後にきれいに拭く。おしりふき用ウエットティッシュを使うよりも、綿(わた)や布をただのお水(またはお湯)で湿らせて拭く方が早く治ります。その理由は、おしりふき用のウエットティッシュの中には防カビ剤等も含まれていて、かぶれた敏感な皮膚には刺激が
赤ちゃんが、どちらか一方ばかりに顔を向けていることがあります。ほとんどの赤ちゃんは子宮の中の姿勢の名残のため、頭の形は左右均等ではありません。成長とともに脳が膨張して頭蓋骨を押し広げ、1歳半ごろまでにきれいな形になる…というのが自然な発達です。しかし中には、生活のなかで向き癖が悪化することがあります。赤ちゃんは、明るい方、音がする方、ママや家族がいる方に興味を示します。向き癖がついている側に興味のある生活だと、その方向ばかり向くために悪化するのです。生後2ヶ月の
4月は、大好きだった人の命日が続きます。友人や、家族。わたしの大切だった人たち。泣いても叫んでも、もう二度と会うことが叶わない人たち。毎年4月になると、「あれから何年たったかな」「もっと話しておけばよかった」「ありがとうって言っていない」悔恨の思いがぐるぐるとめぐります。なかでも、30歳で亡くなったNちゃん、37歳で亡くなったHさん、前触れもなく、いのちが消えたのは突然だった。遺影を見るたびに、私との年齢差が開いていきます。いのち
「添い乳で母乳を飲ませると中耳炎になる!」「添い乳していたから中耳炎になったのかもしれない」と心配しているママにお会いすることがあります。「添い乳すると中耳炎になるのでは?」という話題は、以前に住んでいた名古屋や大阪でも耳にしました。はたして本当に関係があるのかどうか気にかけてきましたが、母乳の勉強会のなかで「添い乳が中耳炎につながる」という情報を耳にしたことは一度もありません。また、小児科や耳鼻科のお医者さん複数人にも尋ねてみましたが、「添い乳の子の方が中耳炎が多い」
産後のセックスについて、まじめに書きます。セックスを夫婦生活と表現するように、夫婦間の性生活があるのはごく自然な行為。ですが、産後にレスになった、きっかけがつかめない…そんな話をよくお聞きします。性欲がないのは普通だよ!その理由として■会陰裂傷の傷跡が痛む■いつ泣き出すかと思うと集中できない■寝かせつけと同時に寝てしまう…そして一番多いのは■そんな気になれない!とくに、授乳中は性欲が減退します。ホルモン(プロラクチンやオキシトシン)の影響で、自然
産後の抜け毛に悩むママは少なくありません。お写真は、産後5か月のママ。排水溝に抜け毛がたまってびっくりすると話していらっしゃいました。産後の抜け毛の多くは、額の生え際が薄くなります。そんな抜け毛の対策などをまとめました。原因は、女性ホルモンと乾燥女性ホルモンの影響とは、エストロゲンの減少です。妊娠中は女性ホルモンの分泌が亢進していましたが、産後は一気に減少します。女性ホルモンの「エストロゲン」は肌や髪をしっとりさせる働きがあるため、ホルモン
おっぱいクイズです。私の指先に写るもの、これは何でしょう?わかりにくいけれど、スマホで撮ったからこれが精いっぱい(>_<)これは、母乳とともに出てきた1mm程度の塊で、乳石や乳栓とよばれるもの。尿路結石や胆石の一部のようにカルシウムが固まった乳石や、脂肪や蛋白がチーズのように固まった角栓・角質です。多くの方は、おっぱいが石のようにがちがちになり強い痛みを感じます。おっぱいマッサージをさせていただくと、乳首の先に白い栓のようなものが見えるのが特徴。マッサージを続けると、ピュッ!と勢いよ
母乳だけではなく、ミルクも補う混合栄養。「預けるときにミルクも飲めたほうがいいから」「パパも飲ませることができるから」という理由で、混合栄養を希望する方とよくお会いします。また、具体的なバランスを示して「ミルクが2割、母乳が8割で授乳したい」と希望する方もいます。しかし、実は混合栄養は難しい!「足りなそうだから」とか「欲しがっていたら」とか「おなかいっぱいになるまで」とかこれって全てがあいまいな判断。言葉が話せるならまだわかる。でも相手は新生児。
赤ちゃんの首の後ろに、赤い「あざ」があることがあります。このあざは「ウンナ母斑」といいます。このお写真の赤ちゃんは、生後2カ月の男の子。とてもはっきりしたウンナ母斑があります。このくらいはっきりしているウンナ母斑はそんなに多くありません。多くのお子さんはこのくらいの薄い母斑です。昔は「妊娠中に火事を見たらあざのある赤ちゃんが生まれる」と言われていたため、赤ちゃんの「あざ」を見て、「妊娠中に火事を見たからでしょうか」と心配するママさんもいらっしゃいます。も
コロナにより、両親学級が中止になったり妊婦健診に同行できなかったりお産の立ち合いができなかったり…地域や産院によって違うけれど、パパが学ぶ機会が減ってしまいました。そんなパパたちに知ってほしいことのひとつが、帝王切開になったときのサポート。わたしが妊娠中カップルにお話しするとき、「お産で20~25%に起こることは何だと思いますか?」と質問します。パパたちからは、「破水の確率?」「痛みが強い確率?」なかなか正解にたどり着きません。正解は、帝王切開にな
とっても便利な「おしりふき」。あるママさんから顔の湿疹が治らないと相談したら、朝起きたときにおしりふきで拭くといいよって言われたんです。という話を聞いて、「ん?ん?」「そもそもおしりふきで顔を拭くのはアリなの?」について考えました。まず、インスタストーリーでアンケート。「おしりふきで顔をふくことがあるか」という質問に対して、このような結果が。ちなみに、205人がお答えくださったので、「ある」が78人、「ない」が127人でした。わたしの考えを