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こんにちは、MUSICA音楽教室です。さて今回は、拍感シリーズメトロノームの有効な使い方と目的についてお話したいと思います。皆さんはメトロノーム、どのように使って練習していますか?メトロノームをつけて練習するのに向いた曲、向いていない曲があるのは感じているかと思いますが例えばブルクミュラー「アラベスク」ベートーヴェン「月光ソナタ第3楽章」のような、多くの部分を一定のテンポで演奏する曲であってもメトロノームをいつもつけっぱなしにしてそれに合わせる練習は
こんにちは、MUSICA音楽教室です。さて今回は、拍感シリーズテンポの自然な揺れを作れるようになるための練習をお伝えします。人が「美しい」「上手い」と感じる演奏は、実際にはメトロノームとずっとぴったり揃う拍感で演奏しているわけではなく、音楽の自然な流れに沿った、テンポの自然な揺れがあるものです。では、前回に引き続き「子犬のワルツ」を例としてお伝えしますね。例えば、楽譜のこの部分音階を上った♭シの音は、そのままインテンポで弾いてしまわず少し長めに演奏す
こんにちは、MUSICA音楽教室です。さて今日は、前回テンポの速い曲や、速いフレーズが思ったように弾けない原因の続きです。拍感がない演奏とはどういうことなのか??では、ご存じ「子犬のワルツ」の冒頭を例にしてお話してみます。A楽譜によってスラーの表記は異なりますが、少なくとも2段目4小節目の♭シまで大きく1フレーズと感じてよいと思いますが、では、そこまで突っ走って演奏するのか?というと、そういうわけではなく、一般的には下のように音型のまとまりを感じて演奏する
こんにちは、MUSICA音楽教室です。体験レッスンにいらっしゃる大人の生徒さんで「手が小さいのでオクターブがツライです」と仰る方が多いのですが実際に手を見させていただくと実は大きさが問題ではない、ということがほとんどです。かくいう私も、大学3年生(フィンガートレーニングに出会う前)までは、オクターブが苦手でツライと感じていました。ショパンの革命のエチュードの冒頭この右手の和音が、届かなくて弾けなかったんです。実は、手の大きさというよりも手の開きが問
こんにちは、MUSICA音楽教室です。譜読みシリーズ、まだまだ続きまーす。ですが7/8(日)に教室発表会(うちではコンサートと呼んでいます)があり、その準備とレッスンに追われブログが大変滞っております。半端になっている記事がいくつもあるので、教室コンサートが終わり次第アップしていきたいと思います。前回はタイプ診断のような記事を書きましたが「やっぱり譜読みが速くなりたいわ!!」と言う方のために。そもそも、なぜ譜読みの速さに差ができるのか・・沢山の生徒さんを見てきて
こんにちは、MUSICA音楽教室です。今回は予告の通りそもそも音色の違いは何によって生まれるのか?についてお話してみようかと思います。前回も触れましたが、現代のピアノの適切な基本奏法とされているのは身体を自然に楽に使い、最小限の力で指を動かし、重力によって腕が自然に落下する重さとスピードを利用して落下した瞬間には脱力できている「脱力」「重力奏法」などとも呼ばれる方法が一般的です。これが基本、であり、常にこの状態ということではありません。
こんにちは、MUSICA音楽教室です。またまた大変ご無沙汰でございます。少し前ですが確定申告がんばっておりました。←言い訳さて今日は、前回拍感のない演奏とは?の続きです。今回のブログテーマは、元々【テンポの速い曲が苦手な理由】→【指の独立のみならず、拍感がないから】という流れでした。なので拍感を養いつつ、テンポを上げていくための練習方法を具体的にお伝えします。では、前回に引き続き「子犬のワルツ」の冒頭を例としてお伝えしますね。①1拍ごとに、