ブログ記事12件
S翌日出勤すると新しく異動になった教師が揃っていた。「櫻井先生!」教頭に呼ばれ早足で向かう。「えーっと、H中から来られた体育教師の知念先生とA中から来られた数学教師の大野先生です。」「国語教師の櫻井です。よろしくお願いします。」「知念です!よろしくお願いします!」「…あっ、…大野です」2人に頭を下げたが後の教師の態度にイラッときた。いくつか知らないけど挨拶もまともにできないとは…ジロッと睨みをきかせた。「ふぁ~」は?あくび?「ちょっと!大野先生!笑」若い方
妄想小説です。ご注意ください。BLの意味がわからない方はブラウザバックでお願いします。(智目線)「・・・はぁ」自分と全く縁がない場所を歩くのは気が重い。「大野さん・・・個展するのにフォーマルな衣装ゼロなんてあり得ないからね?!」プリプリと般若のような顔をして怒っているのは、俺が専属契約をしている画廊のオーナー秘書である松本潤。なまじ整った顔をしているだけに、怒り顔に迫力があって、「だーって・・・絵を描くのにスーツとか必要ないじゃん」・・・どうせ汚れ
妄想小説です。BLの意味が分からない方&不快に感じる方はブラウザバックでお願いします。「智くん・・・勝手にごめんね」俺は心の中で呟いてから破裂しそうな膀胱を庇うように内股状態でヨチヨチと歩き、目の前にある扉を開けてみる。結果は大ハズレ(涙)。そこは一般の家庭には恐らく存在しないであろう【アトリエ】的な部屋だった。規則性を持たずに並ぶイーゼルとキャンバスとか、テーブルの上で制作途中の粘土のような作品群。絵具や粘土の独特の臭気が漂うその場所は、学生時代に授
妄想小説です。BLの意味が分からない方&不快に感じる方はブラウザバックでお願いします。「あれ・・・?ここ、何処?」次に気がついた時には俺は見たこともない場所にいた。「・・・頭痛い」ズキズキと痛む頭に、昨日の状況を思い出して一気に血の気が引く思いがした。俺、智くんと偶然に再会して飲みに誘ってもらって・・・嬉しさと緊張からいつもより速いペースで飲んだ挙句に途中からの以降の記憶がない。すっかり明るい室内、ムクリと起き上がって室内を見回してみれば、小綺麗に整理
妄想小説です。BLの意味が分からない方&不快に感じる方はブラウザバックでお願いします。ガラスの容器に切った食材と牛乳、アクセント用のシーザードレッシングを適当に垂らして蓋を置く。やけに立派なそれには何に使うのかよく分からないようなボタンとか、何かのボリュームをコントロールするためのつまみとかもある。とりあえず俺が用があるのこれだなと【ON】と書かれたスイッチをポチッと押した次の瞬間。轟音と共に蓋が吹っ飛び、中に入れた材料が勢いよく飛び出した。「わあぁぁぁぁぁ
妄想小説です。BLの意味が分からない方&不快に感じる方はブラウザバックでお願いします。俺がその【マネージャー】さんの出現に首を傾げると、智くんは画廊のオーナーの秘書をやっている人だと説明してくれた。そんな人がどうしてここにミキサーなんて置いているのかまでは聞けなかったんだけれど。智くんは話題をすぐに切り替えて、俺が作ろうしていたジュースのことについて聞いてきた。・・・素材に関しても渋い顔をしていたけれど、特にシーザードレッシングが地雷だったみたい。顔を顰めた智く
妄想小説です。BLの意味が分からない方&不快に感じる方はブラウザバックでお願いします。「・・・えっと」慣れないキッチンに立ち、キョロキョロと周囲を見回してから、「智くん・・・勝手に冷蔵庫開けてゴメンね」心の中でお詫びしてから食材を確認してみる。「わ・・・俺の家の冷蔵庫とは全然違う」中は綺麗に整理されていて、でも凄く生活感があるかと問われるとちょっと違うような。なんかオシャレなモデルルームとかマンションのパンフレットに載っていそうな・・・そんな雰囲