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妄想小説です。BLの意味が分からない方&不快に感じる方はブラウザバックでお願いします。俺がその【マネージャー】さんの出現に首を傾げると、智くんは画廊のオーナーの秘書をやっている人だと説明してくれた。そんな人がどうしてここにミキサーなんて置いているのかまでは聞けなかったんだけれど。智くんは話題をすぐに切り替えて、俺が作ろうしていたジュースのことについて聞いてきた。・・・素材に関しても渋い顔をしていたけれど、特にシーザードレッシングが地雷だったみたい。顔を顰めた智く
妄想小説です。BLの意味が分からない方&不快に感じる方はブラウザバックでお願いします。ガラスの容器に切った食材と牛乳、アクセント用のシーザードレッシングを適当に垂らして蓋を置く。やけに立派なそれには何に使うのかよく分からないようなボタンとか、何かのボリュームをコントロールするためのつまみとかもある。とりあえず俺が用があるのこれだなと【ON】と書かれたスイッチをポチッと押した次の瞬間。轟音と共に蓋が吹っ飛び、中に入れた材料が勢いよく飛び出した。「わあぁぁぁぁぁ
妄想小説です。BLの意味が分からない方&不快に感じる方はブラウザバックでお願いします。「・・・えっと」慣れないキッチンに立ち、キョロキョロと周囲を見回してから、「智くん・・・勝手に冷蔵庫開けてゴメンね」心の中でお詫びしてから食材を確認してみる。「わ・・・俺の家の冷蔵庫とは全然違う」中は綺麗に整理されていて、でも凄く生活感があるかと問われるとちょっと違うような。なんかオシャレなモデルルームとかマンションのパンフレットに載っていそうな・・・そんな雰囲
妄想小説です。BLの意味が分からない方&不快に感じる方はブラウザバックでお願いします。「智くん・・・勝手にごめんね」俺は心の中で呟いてから破裂しそうな膀胱を庇うように内股状態でヨチヨチと歩き、目の前にある扉を開けてみる。結果は大ハズレ(涙)。そこは一般の家庭には恐らく存在しないであろう【アトリエ】的な部屋だった。規則性を持たずに並ぶイーゼルとキャンバスとか、テーブルの上で制作途中の粘土のような作品群。絵具や粘土の独特の臭気が漂うその場所は、学生時代に授
妄想小説です。BLの意味が分からない方&不快に感じる方はブラウザバックでお願いします。「あれ・・・?ここ、何処?」次に気がついた時には俺は見たこともない場所にいた。「・・・頭痛い」ズキズキと痛む頭に、昨日の状況を思い出して一気に血の気が引く思いがした。俺、智くんと偶然に再会して飲みに誘ってもらって・・・嬉しさと緊張からいつもより速いペースで飲んだ挙句に途中からの以降の記憶がない。すっかり明るい室内、ムクリと起き上がって室内を見回してみれば、小綺麗に整理
妄想小説です。BLの意味が分からない方&不快に感じる方はブラウザバックでお願いします。個室の部屋に案内されて、向かい合わせで着席する。ドキドキしながらメニューを渡して、「O野さん、何にします?」って聞いてみたら、急に【智】と呼んで欲しいなんて言われて心臓が爆発しそうになった。真正面から真顔でジッと見つめられて、「呼び捨ては恥ずかしいので【智くん】って呼ばせてください」とか。バカバカ、俺のバカ!せっかくのチャンスなんだから素直に呼び捨て
妄想小説です。BLの意味が分からない方&不快に感じる方はブラウザバックでお願いします。そんなある日の終業後、帰宅するために駅へと向かって歩いていると、「あの・・・S井さん・・・ですよね?」戸惑うような声色で声をかけられて、その方向へと振り返る。「あ・・・あの時のお客様!」俺のテンション爆上がり。だってそこにいたのは、恋い焦がれていたその人だったのだから。あの日、初めて会った時と同じくラフな服装で立ち尽くすその人は、「覚えてくれていたんですね
妄想小説です。BLの意味が分からない方&不快に感じる方はブラウザバックでお願いします。不貞腐れた気持ちを心の奥に押し込んで、とにかく俺は彼担当の【スーツ売り場のスタッフ】としての役割に徹することにする。スマホを愛用のリュックへ戻し、大きく深呼吸をして気持ちを切り替える。そして約1時間半後にはスーツが仕上がり、俺はドキドキしながらO野さんへと電話をかけた。すぐに応答してくれたO野さんが、売り場を再訪してくれたのはその直後。「サイズはいかがですか?不快に感じる場所は
妄想小説です。BLの意味が分からない方&不快に感じる方はブラウザバックでお願いします。結局、靴もお買い上げくださり、売り上げに貢献した俺は靴売り場のスタッフから絵顔でお礼を言われ、その後で彼と一緒に自分が勤務する売り場へと戻って状況を確認する。急ぎでと依頼はしていたもののスーツの補正は短時間で可能な作業ではなく、まだ2時間くらいが必要だとのこと。これ、チャンスじゃね?なんて。この時、俺は百貨店勤務の人間としてあるまじきことを思いついてしまった。・・・こ
妄想小説です。BLの意味が分からない方&不快に感じる方はブラウザバックでお願いします。次に必要な工程はサイズ合わせ。スーツなんて着用する人のボディに合わせてこそ、その美しさが発揮されるのだと俺は考えている。お客様は「明日までに」と仰っていたし、時間的に猶予はなかった。まずはお客様の時間の余裕を確認し、問題ないと分かって安心していたら彼はまだ何か言いたそうにしていて。お聞きすると、このスーツに合う靴の購入もご希望とのこと。同じフロアにある靴売り場にご案内
妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。数日後の休日、俺は智さんと翔くんからご招待を受けることになっていた。・・・ラブラブしてんのを見せつけられるのかー・・・とか思うものの、幸せのお裾分けをもらえることは悪くない。俺はワインとチーズを買って、翔くんが振る舞ってくれるらしい手料理を楽しみに智さんのマンションへと向かった。そこでまさか・・・翔くんのポンコツぶりが発覚するだなんて思っても見なかった。そう、俺はスーツ
妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。智さんの部屋に入ると、不機嫌オーラが全開になっているのが伝わったのか彼が怯んだことが俺にも分かった。不遜な態度でソファに座る俺を咎めるでもなく、気まずそうな表情で立ち尽くす智さんに嫌味たっぷりで言葉を向けると、意味が分からないと言った様子でオドオドしている。埒が明かないと思ってマネージャー話をぶっ込んでみると・・・やっぱ、智さんには話が伝わっていなかった。けど、ちゃんと話さな
妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。この日、急遽予約が入り智さんにその旨のメッセージを送って、翌日の9時に迎えに行くと伝える。智さんからの返信は『分かった』の一言のみで、この時点でおかしいな・・・?とは思ってた。で、翔くんに探りを入れてみると彼なりの気遣いでメッセだけ送って直接の会話はしていないらしい。つまり、マネージャーの話も智さんには伝わっていないってことか。翌朝の智さんの姿は・・・酷かった。た
妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。で、今、目の前にこれ以上はなくらいに適任者がいる訳で、これを逃す悪手はないと思った。俺はオーナーへの報告を事後にして、翔くんに智さんのマネージャーにならないかと誘うことにした。翔くん、目を輝かせて喜んでくれて・・・その姿を智さんに見せてあげられないことが残念なくらいだった。「智くんのマネージャー・・・俺にできるんでしょうか・・・?」パッと顔を輝かせ、けれどすぐに不安げな
妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。俺の翔くんに対する最初の印象は【完璧なコ】だった。智さんのために選んでくれたスーツのセンスもさることながら、個展で初めて会った時は最高だと思った。王子然とした佇まい・・・ピシッと着こなしているスーツも似合っていて言葉遣いや所作も美しい。翔くんの来館に気がついた対角線上にいる智さんってば。・・・いや、俺が敢えて智さんから距離を取るように移動しつつ作品の説明をしているんだか
妄想小説です。ご注意ください。BLの意味がわからない方はブラウザバックでお願いします。・・・正直、びっくりした。あの智さんがねぇ・・・?俺と智さんの付き合いはソコソコ長い。ウチのオーナーが智さんの作品に惚れ込んで、専属契約を取るために俺が動くことになったのが約2年前のこと。それまで、その存在が知られていなかったことが不思議なくらいの魅力を放つ智さんの作品。それを発掘したオーナーは、我がボスながら凄いと思う。全くタイプが違う俺と智さんだけど、お
お山のリンク集です。2023年3月に新規開拓できたカップリングで、作品数は少なくてごめんなさい💦①【スーツを着たお姫様】*翔くん右*『スーツを着たお姫様①【お山】』妄想小説です。ご注意ください。BLの意味がわからない方はブラウザバックでお願いします。(智目線)「・・・はぁ」自分と全く縁がない場所を歩くのは気が重い。…ameblo.jp
妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。「いい?翔くん。出来もしないのに最初から手の込んだことをしようとするから失敗するんだ」「・・・はい」結局、グズグズと鼻を鳴らす翔くんを2人がかりで泣き止ませた後、急遽【潤のお料理教室】開催の運びとなった。漢方薬臭を振りまく鍋の中身を破棄し、予備の迷彩プリントのエプロンをしかめっ面で装着した潤が、一からカレーの作り方を説明する。「あのね、飴色玉葱は確かにカレーの味をランク
・・・結果、こうなるよねww。翔くんが11人かぁ・・・いいな←
♡ぽやぽや翔くん型アンドロイド全身迷彩スペシャルエディション♡価格:希望者にのみお伝えします限定10体のレアなアンドロイドです。猫ちゃん迷彩バージョン・迷彩の中に隠れた猫ちゃんを探してみてね
こんにちは。短編のつもりで書き始めた【スーツを着たお姫様】でしたが。予想以上に読んでいただけ、当初の予定を大幅に超えて34話まで続いてしまったこのお話は世界が頭の中にできているので、また続編を書けると思う。書いていてめっちゃ楽しくて、これなら智スパダリ総攻め設定じゃなくても【お山】を書けるんじゃないかと新しい扉が開きました←この2人は、どっちかがどっちかを振り回している設定が好きなので、最初から【激しいエロはなし】の宣言しちゃえば【智右】的なお話もかけたりして?とか
妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。「ごめん・・・俺、知らなかったから・・・それにしても、これは酷い」潤はそう言ってからスウェット姿の俺を上から下まで見て、「そう言えば智さん・・・少し痩せたような」そんなこと口にしたから、「ダイエットしたくなったら、いつでもウチに来いよ」俺はヤケクソでニヤリと笑う。「う・・・つか、マジでちょっと待って。智さんの健康管理も俺の仕事の一つなんだけど・・・どうしよう
妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。「お邪魔します」それから数日後の月曜日、俺たち3人は休みを取り夕刻からマンションへと集まることにした。潤は午後5時を過ぎた辺りで我が家に到着、白いTシャツとデニムのラフな服装の潤がワインとチーズを手土産に俺の部屋へと到着した。「・・・翔くんは?」揶揄うような口調の潤に、「今、料理をしてくれてる」俺が遠い目をしながら返すと、「へぇ・・・翔くんの手料理、楽
妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。黒いドロドロした原型を留めていない物体はワカメか何かか・・・?その表面を白く覆ったゼリー状の物体は・・・豆腐に見えなくもないが一般人が見れば単純に腐った味噌汁そのものだ。おおう・・・翔くん。「あ、でもちょっと傷んじゃってるみたい・・・どうして食べてくれなかったの?美味しくなかったかな・・・?」さすがの翔くんにも味噌汁が腐敗している現実が伝わって安堵したけれど・・・先のこ
妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。耳まで赤くなって、恥ずかしそうに視線を逸らした翔くんに、「もちろん・・・ゆっくりでダイジョウブです!」尻尾を爆振りしながら答えた瞬間、潤が爆笑しているイメージが頭に浮かんで、「イイとこなんだから邪魔するな!」と、脳内で笑い声を響かせている潤の顔を必死で消し去る。挙動不審な俺の姿を、不思議そうな表情で翔くんが見つめていた。ふと、翔くんの視線がキッチンの方へと延
こんにちは♡今【スーツを着たお姫様】を書き終わりました。全34話で26日までです。最後は少し駆け足になってしまいましたが、一旦はここで切ります。・・・と言うのも、今は一度に並行して書けるのは3本が限界だから(右手への負担の関係上)。なんかね、少しだけ違う世界の扉が開いた気がします。スパダリ智設定ならOKだけど、そうじゃなければニノ以外は相手にしないで欲しい。大宮から入った私は、ずっとそう思ってきましたが・・・いや、お山もいいね💙❤️けれど、基本的に
妄想小説です。ご注意ください。BLの意味がわからない方はブラウザバックでお願いします。「・・・なんだ、そういうことだったんだ」翔くんは俺を見つめたままでグスッとまた涙ぐむと、「智くん・・・俺・・・元々は男性を恋愛対象に見てないの・・・知ってるでしょう?」そう言って優しく微笑んでくれた。「・・・うん」「でも、智くんには何故か惹かれて・・・もちろん、お友達としてのお付き合いができたらいいなって感じだったんだけど」「・・・だよね・・・知ってる」
妄想小説です。ご注意ください。BLの意味がわからない方はブラウザバックでお願いします。「この後、翔くんをここに呼んでる・・・もう、スライディング土下座でもなんでもして意地でも口説き落としてよね?ウチにとっても翔くんは必要な人材なの!トリセツが難解な智さんを任せられる相手なんてそうそういないんだからさ?」急に優しい表情になった潤に申し訳なくて、「本当にゴメン・・・マジでありがとう」そう返すことが精一杯。するとまたインターフォンが鳴り、「櫻井くん、いら
妄想小説です。ご注意ください。BLの意味がわからない方はブラウザバックでお願いします。「だって、そんなの知らなかったし!」こそこそと潤とやり取りしていたことっだって・・・あ!「もしかして、お前とのやり取りって・・・」「仕事の話だっつーの!それを嫉妬心から邪推して・・・あのさ、俺が智さんに言わなかったのは、翔くんの希望でもあるんだぜ?」「・・・翔くん、何て言ってたの・・・?」「すごく嬉しいしそうしたいって・・・でも、まずは自分の口で伝えてからにしたい
妄想小説です。ご注意ください。BLの意味がわからない方はブラウザバックでお願いします。「・・・・・・」無言で部屋に入った潤をリビングに通すと、ソファにドカッと腰を下ろして俺を上目遣いで睨んでくる。「・・・なんだよ」そんな潤に怯んだ俺は立ったままでそう言葉にすることが精一杯だった。つか、今日のコイツ、マジで怖い・・・目ヂカラ半端ない。下手に視線を合わせたら石化させられそうな勢いだ・・・メドゥーサかよ。やっぱ俺が何かやらかしたのかと不安になり始め