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「残る一つが今生の、鐘の響きの聞き納め―」耳に残る物悲しい響き。吉沢亮くんと横浜流星くんの魂を削るような演技が、『曽根崎心中』の悲恋物語にさらに深みを与えている気がする。吉沢亮のお初と徳兵衛「芝居にはどうしても人柄が出ちゃう」8月17日放送『日曜日の初耳学』で吉沢くんが語っていた言葉。『国宝』のお初と徳兵衛の演技を観ていると、吉沢くん自身の人柄まで透けて見えるような気がして、この言葉にはとても納得感があった。徳兵衛を縁の下に隠し、天満
南座での花形歌舞伎特別公演、「曽根崎心中物語」に行ってきました。お初と徳兵衛を壱太郎と右近でダブルキャスト、「物語」が付くとおり随所に斬新な演出があります。今日は、壱太郎のお初、右近の徳兵衛で拝見しました。まず義太夫の語りから、とある町街道に。九平次、お大尽、女郎らが行きかった後、お初が一人で駕籠から登場。徳さまどこにと嘆く仕草の、哀しさを含んだ愛らしさ。台詞が遅れて絡みつくように出ながら、すっとするのが壱太郎の持ち味。再び大勢が現れた後、丁稚を連れた徳兵衛の登場。若