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亡くなる寸前までお酒のことを考える藤原道隆のことが『大鏡全現代語訳(講談社学術文庫)』に記録されています。疫病ではなく、御酒の飲み過ぎからの飲水病で亡くなる道隆さん、しかしその死ぬ間際までお酒のことが・・・死に際までもお酒好きの心を忘れなかった道隆大河ドラマ『光る君へ』でも、お酒をよく飲んでいる感じの藤原道隆さんですが、『大鏡』でもその度が過ぎた深酒について書かれていました。(NHK大河ドラマ『光る君へ』で病に倒れ、死の床に就く道隆(C)NHK)『大鏡』では、道隆さんのお飲
30年以上前の大学受験浪人のときに読んだマンガ『あさきゆめみし』を、今年の大河『光る君へ』に合わせて再読長大な『源氏物語』をマンガでその世界観を味わえる。光源氏の恋愛遍歴の始まりあさきゆめみし(1)(講談社漫画文庫)Amazonあさきゆめみし(1)(講談社漫画文庫)[大和和紀]楽天レビュー大河ドラマ『光る君へ』の主人公まひろこと紫式部が書いた『源氏物語』は3年くらい前に全部読みましたが、4か月くらいかかり大変でした。この大河に合わせて読み直そうかという思いも
『大鏡全現代語訳(講談社学術文庫)』での藤原兼家の正妻の時姫について見ていきたいと思います。兼家との間に、道隆、道兼、道長、超子、詮子を産む。長生きしていたらゴッドマザー間違いなしな女性(NHK大河ドラマ『光る君へ』の兼家と正妻時姫(C)NHK)兼家の正妻時姫、自分の運命について夕辻占いする『大鏡全現代語訳全現代語訳(講談社学術文庫)[保坂弘司]』には藤原兼家の正妻の藤原時姫についての記述があります。(NHK大河ドラマ『光る君へ』の兼家と正妻時姫とその子ども
見事な陣定で庶民のための政治を行う道長と、伊周との間の主導権争いが激化していく大河ドラマ「光る君へ」-NHK』の第19回「放たれた矢」について道長が政権首班の見事な仕事ぶりを発揮する中、巻き返しを図る伊周・隆家がついに自滅と言えるあの事件が・・・第19回も、995(長徳元)年の話になります。(NHK大河ドラマ『光る君へ』この藤原隆家の放った矢が大事件に(C)NHK)(NHK大河ドラマ『光る君へ』道長の陣定め(C)NHK)道長が、一条天皇の関白になりたいのかという質問に対して、陣定め
『光る君へ』でまひろの父為時と仲が良く、のちにまひろの夫となる藤原宣孝ですが、第13回の派手な格好での御嶽詣でについて、実は、清少納言が随筆『枕草子』で書いています。剛腕に加えて、外戚として権勢を確立するために、幾重にも張り巡らせる天皇家との婚姻の網(NHK大河ドラマ『光る君へ』で御嶽詣で帰りの派手な藤原宣孝(C)NHK)『枕草子』第114段に登場した藤原宣孝第1回から、藤原為時の友人として家に訪れる藤原宣孝、まひろの婿取り探しなどのまひろが望んでいるかも関係なく動き回っています
『3か月でマスターする世界史-NHK』の第5・6回は中国について中国の各王朝とその北と西に広がる遊牧民族・遊牧国家との関係を知る第5回(NHKの『第5回多極の共存遊牧国家と中華王朝-3か月でマスターする世界史-NHK』(C)NHK)3か月でマスターする世界史5月号(NHKシリーズ)Amazon3か月でマスターする世界史5月号(NHKシリーズ)[岡本隆司]楽天多極の共存遊牧国家と中華王朝第5回から、中国の歴史見る回となっています。
2024年5月に購入した第2弾の4冊です。5月の第2弾は、定番購入の歴史群像と、『光る君へ』を楽しむためとギリシア悲劇・喜劇をより楽しむためにと購入しました。<2024年5月購入第2弾の4冊>まずは、ほぼ定番購入の『歴史街道2024年6月号』PHP研究所歴史街道2024年6月号(特集1「陰謀と政争の平安時代」Amazon歴史街道2024年6月号[雑誌]楽天大河ドラマ『大河ドラマ「光る君へ」-NHK』を楽しむのに役立ちそうな特集なので購入。続いて
本が好き!さんから『SNSのモヤモヤとの上手なつきあい方[Poche]』という本を献本していただきました。SNSでモヤモヤしたときに、分かるはすのない相手のことを忖度するのではなく、自分の本心に向き合い、自分がその本心の味方になることが大事と分かる1冊SNSのモヤモヤとの上手なつきあい方AmazonSNSのモヤモヤとの上手なつきあい方[Poche楽天レビュー12年前くらいにTwitterで炎上したことがあり、その厳しさを実体験し、その後は発信についてはそんなこと
『理想的本箱君だけのブックガイド-NHK』の定時放送3回目は「「同性を好きになった時に読む本」-理想的本箱君だけのブックガイド-NHK」です。今回のテーマの本は、寛容・多様性を軸に、LGBTQ問題をはじめ、いろいろ考えさせられる本のセレクト(NHKの『「同性を好きになった時に読む本」-理想的本箱君だけのブックガイド-NHK』(C)NHK)「同性を好きになった時に読む本」今回の選書テーマは、”もっとお金が欲しい”と思ったときで、ただ、どれだけお金を得ること
『禅ごよみ365日:毎日に感謝したくなる』より印象に残った禅語についてです。読み:ずいきまんどうのはる意味:瑞気が部屋中に満ちて、あたたかな春を感じさせてくれる「瑞気」とは、めでたい気のことを言います。寒い日でも、雲一つないような澄み渡った晴れた朝に窓を開け放って、新鮮な空気を部屋や深呼吸して自分自身に取り込むと、その瑞気が満ちてとても新鮮な気持ちになると思います。朝の清々しい空気を瑞気として取り込んで、やる気に満ちた春のような気分にしたいなとこの禅語を見て思います。禅ごよ
『愛国百人一首』の選定された十首目は山上憶良(やまのうへのおくら)です。こちらも奈良時代の歌です。(著者所持の『愛国百人一首』の遣唐使使人母の絵札)をのこやも空しかるべき萬代(よろづよ)に語りつぐべき名は立てずしてこの歌は、733(天平5)年に詠まれた歌です。聖武天皇(第45代)のときの歌です。歌の意(こころ)男児たるものは、いつまでも後世にその名が伝えたれるよ
キングダムでおなじみの東方の大国「斉」キングダムでおなじみの東方の大国「斉」の歴史です。主家を乗っ取って諸侯となります。史記では、史記世家の「田敬仲完世家第十六」の後半にあたります。田和(太公)田斉の成立斉の宣公の宰相となり、宣公48年、魯の郕(山東・汶上)をとり、翌年、宣公は鄭の国人と西城で会同し、鄭を討ち貫(山東・荷沢)をとった。宣公は51年に亡くなった。田会が背いた。子の康公貸が即位するも14年、酒色にふけって国政を聴かなかったので、田和は康公を海浜に移し、食邑
『光る君へ』で女房として生きたいと語る清少納言が、その生き方についての男性の見方の不満を随筆『枕草子上(ちくま学芸文庫)[清少納言]』の第21段に描かれています。女房で働く女性に対する男性の見方の不満と、その女房こそが結婚相手にふさわしいと胸を張る清少納言(NHK大河ドラマ『光る君へ』で中宮定子の側にお仕えする清少納言(C)NHK)『枕草子』第21段の”女房の素晴らしさと男性の目”『光る君へ』で内裏で女房として生きたい。自分のために生きたいと強くまひろに語った清少納言さ