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【椎茸】東洋医学的特徴①甘味②平性東洋医学においては、元気を補い栄養不足やエネルギー不足で虚弱になった身体を補強する働きを持つとされている。胃腸が弱って起こる食欲低下や食後の胃もたれ、生活習慣病の予防にもなる。江戸中期のある漢方医は『椎茸は気を益し飢えず風邪も治し血(けつ)を清む』と述べている。また、椎茸に限らずきのこ類は『脾と胃の気を補い飢えさせず、血流・水分代謝・気の流れを整える。旨味を増し食を助ける』と古書〝本草綱目(ほんぞうこうもく)〟に書かれている。🔘きのこ独特の糖質〝
【細絡(さいらく)】東洋医学における瘀血(おけつ=血液が滞っている状態)がみられる場合に現れ、皮膚に糸ミミズ状の毛細血管が浮き出るもの。皮膚の浅い部分(真皮層)に透見できる拡張性の毛細血管もしくは細静脈枝のこと。細絡は静脈瘤のように血管が盛り上がって浮いてくることはないものの注意が必要とのこと。静脈瘤まで至ることは珍しくても細絡がみられるケースは多いのだそう。特に足首周り・膝裏付近・太もも・すねにみられることが多く、細絡をみつけるには当該部位を細い棒などで圧迫して血液の移動が認められ
【ぶどう】旬は7~11月東洋医学的特徴①甘味、酸味②平性ぶどうの効能として・気血を補う・津液を生み出し口、喉の渇きや痛みを止める(肺の乾燥による咳や痰、喉の渇きなどを改善)・筋や骨を強化する・利尿・食欲増進・増血促進・滋養強壮・顔色を良くするなどが挙げられます。上記のようにぶどうは気血を補いますが、東洋医学では〝気血同源〟という言葉があり血を補うことと合わせて気を補うのが理想的であるとされています。生のぶどうのだけでなく、ほかにも薬膳として活用できるものが