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帝王切開ママの会をしました。帝王切開を受けたと言っても、「陣痛を経た緊急の帝王切開」だったのか、もしくは、「日程を決めた計画的な帝王切開」だったのかによっても、ママの受け止め方は違います。「元気に生まれたらそれで」と理屈ではわかっていても、「もっと頑張れば下から産めたのかも」、「何が起きたのかよくわからなかった」と、心がついていかないままで始まる育児。そんな思いを丁寧になぞり、共感し、涙し、自分の思いにふたをしない…。そんな時間を過ごしました。講師は、約20
「そろそろ1歳だから断乳したい」と、断乳希望の方が助産院にお越しになることがあります。1歳ごろに断乳を希望する方に「なぜやめようと思いましたか?」と尋ねると、圧倒的に多いのは「まだ飲ませているの?」という周りの声なのだとか。断乳の時期について、世界保健機構WHOは「生後6か月までは母乳だけで児を育て、補完食(離乳食)を始めたのちも2歳またはそれ以上母乳を続けることを勧める」としています。また、アメリカ小児科学会では「少なくても12か月、それ以後は母と子が望む限り母乳を長く続
赤ちゃんへの添い乳(そいちち)※。なかには、「乳離れができなくなるかも」「ママの腰が痛くなるのでは?」「熟睡できない気がする」そんなイメージを持つママもいます。やり方によってはママの腰に負担がかかることもあるようです。が、らくちんな飲ませ方をしたら、添い乳はとっても快適なんです。※ママが左向きで左のおっぱい授乳中快適な添い乳のコツは…・ママが少し腰を後ろに引く→赤ちゃんのおなかをママのおなかへ引き寄せるようにする・赤ちゃんに腕枕はしない
赤ちゃんの首の後ろに、赤い「あざ」があることがあります。このあざは「ウンナ母斑」といいます。このお写真の赤ちゃんは、生後2カ月の男の子。とてもはっきりしたウンナ母斑があります。このくらいはっきりしているウンナ母斑はそんなに多くありません。多くのお子さんはこのくらいの薄い母斑です。昔は「妊娠中に火事を見たらあざのある赤ちゃんが生まれる」と言われていたため、赤ちゃんの「あざ」を見て、「妊娠中に火事を見たからでしょうか」と心配するママさんもいらっしゃいます。も
先日、助産院にお越しになった9か月の女の子。「突然おっぱいを飲まなくなった」というご相談でした。ママは、「もう断乳できるかもしれない」と期待したそうです。しかし、基本的に、「1歳を迎える前に自然卒乳することはめったにない」と考えられています。突然母乳を飲まなくなったときには「哺乳ストライキ」の可能性もあります。卒乳との見分け方は、・月齢・赤ちゃんの発育状態1歳前後で、・すたすた歩くor立てる・言葉を話し始めるor意思を伝えられるであれば、