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「おいしい母乳を飲ませたい」「すくすく元気に育ちますように」…そう願うのは、どのママも同じ。しかし中には、ママの心理を逆なでするデマもあるようです。母乳育児のデマ3つを論破します!デマ①質のいい母乳を飲んでいる子は目が輝いているそもそも、何をもって「質のいい母乳」というのか不明です。具体的な「質のいい母乳」データを見たことがありません。また、母乳で育った子とミルクで育った子の目の輝きをどのように比べるのでしょうか。客観的に比較できなければそれはデマで
母乳育児を応援するマンガ家のすずきともこさん。ともこさんは、「母乳110番」や「かながわ母乳の会」で、相談員として活動をしている友人です。コロナ規制が明けたGW。授乳中のママに読んでほしいマンガです。等身大目線で書かれた、ともこさんのブログもおすすめです。**********すずきともこさんの著書。子どもが光るあったかいしかり方&ほめ方:親の気持ちもラクになる:親の気持ちもラクになるAmazon(アマゾン)1,210〜3,856円ともこ
「お母さん」ってとっても素敵なひびき。あたたかくって、笑っていて、安心できる存在…のイメージ。※記事とお写真は関係ありませんいつも笑顔のママが、ご自身の母親について、こう話していました。「わたしのお母さんはいつもイライラしていた」「お母さんはよく怒っていた」…この話を聞きながら、あるふたつの記事を思い出しました。ひとつめは、芥川賞作家の川上未映子さんの記事。夫であれ妻であれ、思い切り仕事をしようと思えば、家庭に「専業主婦的役割」を引き受け
先日、助産院にお越しになった9か月の女の子。「突然おっぱいを飲まなくなった」というご相談でした。ママは、「もう断乳できるかもしれない」と期待したそうです。しかし、基本的に、「1歳を迎える前に自然卒乳することはめったにない」と考えられています。突然母乳を飲まなくなったときには「哺乳ストライキ」の可能性もあります。卒乳との見分け方は、・月齢・赤ちゃんの発育状態1歳前後で、・すたすた歩くor立てる・言葉を話し始めるor意思を伝えられるであれば、
「ベビマに行きたいけれど、うちの子はよく泣くのでまわりの方に迷惑かけそうで…」と、ご参加をためらうお声がありました。また、「外出先の授乳が心配です」「うんちしちゃったら迷惑かけませんか?」「授乳が30分おきだから、かんしゃくを起こしてしまったらどうしよう」そんなお声もよく聞きます。心配なお気持ちはよーくわかります!さら助産院のベビマクラスは単発参加できる自由予約制。初めてご参加する方も、10回以上参加しているリピーターさんもいるクラス。クラスでは、生後
必要な情報が1冊にまとめられている母子手帳。正式名称は「母子健康手帳」。これって、とってもすぐれモノなんです。ママがどんな人かすぐにわかるように、家族構成から病気の既往歴、ママのお仕事や妊娠前の身長体重、さらには家族の連絡先や住宅事情を書く欄も。そして、妊娠が分かった時からの経過、どんな出産だったか、出血は多かったか。赤ちゃんが生まれた時の状態や経過。母乳で育ったのか混合栄養か。歩き始めたのはいつごろで、予防接種はどこで何を受けたのか。医療機関に
おんぶ。おぶる…。とってもやさしいひびき。パパママ世代の多くは、おんぶで育てられました。ここ25年くらいで抱っこが主流になり、外出先でおんぶを見かけることが減ってきました。外国では、おんぶが皆無という国もあります。わたしが少しだけオランダに住んでいたとき、1歳の娘をおんぶをしていると好奇の目で見られたことも(バックマザーと呼ばれました・笑)。日本では、生活に密着してきたおんぶ。首がすわった3~4カ月から、使い始めることができます。わたしは、おんぶ
「ママなんかキライ」「あっち行って!」…こんなこと言われちゃったんです。嫌われてるのかな。下の子にやきもちやいているのかな。・・心配そうなママの相談を受けました。突然こんなことを言うようになると、本当に嫌われているの?!…と心配な気持ち、わかります!!魔の2歳児とか第一時反抗期とかいろいろ言われているから心の準備をしていても、自分を拒否されるのはしんどい。これは当たり前の感情。わたしが初めて「ママキライ!」と言われたときは、横断歩道の真ん中
わたしは、育児がしんどくてたまらない時期が何度かありました。とくにしんどかったのは、転居したての土地で、夫が長期の海外出張へ行ってしまったとき。夫の会社は転勤が多く、長女が3歳になるまでに4回もの転居を強いられました。住むのは、まったく知らない土地ばかり。当然、親戚もいない、知り合いも友人もいない、どこで買い物したらいいのか、病院はどこなのか、遊びにつれていく場所もわからない。そんななか、唯一の頼りの綱である夫までもがいなくなり、孤立無援で数週間もひとりぼっち育児
3月3日はひなまつり。女の子のお祝いの日。ひなまつりの起源は不明ですが、平安時代には「流し雛」として災厄よけや守り雛として祀られていた記録もあり、昔から雛人形は女の子の健康と幸せを願う日だったようです。なぜ「女の子だけ」なのか。実はひなまつりには「性教育」として、女の子が大人の女性として生きていくための知恵を伝える日でもあったようなのです。たとえば桃の節句の「桃の花」。桃の花言葉は「あなたのとりこ」。昔から中国では桃は「仙人の果物」として重宝され
育児中のちょっとした不安をネット検索しているママは少なくありません。たとえば、「赤ちゃん・泣き止まない」「母乳・出ない・対策」などなど。検索してヒットするワードがあると、「悩んでいるのは私だけじゃなかった」と安心することもあるでしょう。しかし、その記事を書いているのはどんな人でしょうか。もしかしたら、誰かの書いた記事を適当に編集しているだけかもしれないのです。以前、某育児サイトに、このような記事が掲載されました。記事の中には、「埼玉県にあるさら助産院
とっても感動する動画です。歌手のママが歌うと感動している赤ちゃん❤口を動かしてまねるようにしながら涙もぽろぽろ流して「ママ、ようやく会えたね」「ずっとママの歌をこうやって聴きたかったんだよ」と言っているようなしぐさや表情。ぜひ見てほしい動画です。もしかしたら赤ちゃんはみんなこんな気持ちで生まれてくるのかもしれないな…と思うと、胸が熱くなります。全ての赤ちゃんにとって、明るく幸せな未来となりますように。**********ライン@しています。
12月は忘年会シーズン。私は飲み会が大好き。おいしいものを食べて、おしゃべりするのはとっても楽しい。私が忘年会に行けるようになったのは、子どもが中学生になったころから。子どもたちが大きくなっても、テスト前や学校行事で疲れているときは控えたり、子どものスケジュール最優先で日程を決めています。母親になってからというもの、「飲み会」という単語が生活から消えた期間が長くありました。先日、ある30代の男性とお話していた時のこと。「年末は週5で忘年会なん
ご縁あり、「マイナビウーマン子育て」でコラムを書くことになりました。担当者さんは男の子のママさん。打ち合わせは育児のお悩み相談になり、相談にのるうちにお子さんからも認知され、今は「アッキ先生」と呼んでくれているそうです(笑)。不定期更新ですが、お読みいただけたら嬉しいです。********ライン@しています。登録よろしくお願いします。
11月15日は七五三。「七五三」は、天和元年(1681年)に徳川徳松(徳川綱吉の長男)の健康を祈って始まったそうです。300年以上も前から始まっているこの行事。わが子の健康と幸せを祈る親心はず~っと同じ。七五三のことを調べてみました。3歳…江戸時代は3歳までは髪を剃る習慣があったため、それを終える「髪置きの儀」5歳…男子が袴を着用し始める「袴儀」7歳…女子が、大人と同じ幅の広い帯を結び始める「帯解きの儀」奇数の方が縁起が良いと考える、中国の思想
病院でお薬を処方されるときに、「飲んだ薬が赤ちゃんに影響するから、しばらく母乳をやめてください」と言われることがあります。しかし実際は、母乳に移行するのはママが飲んだ量の1%程度にすぎません。体重が小さく生まれた赤ちゃんは影響することもありますが(体の中で薬を処理する力が弱いため)、これは生まれた直後だけの話にすぎません。赤ちゃんが数か月を過ぎれば薬の影響は少なくなり、離乳食が始まる頃にはほとんど影響しなくなります。お薬を処方されるときには、「母乳育児を続けたい」
さら助産院にお越しになるママの中には、不妊治療で授かった方も少なくありません。念願の妊娠、出産…。ようやく会えた、と思ったら、え?母乳育児のスタート?!いつになったらホッとできるの~?元気に生まれたからもうなんでもいい。でもでも、やっぱり気になる…。そんなママが多くいらっしゃいます。Yちゃんママもそのおひとりでした。「母乳育児は大変だろうな」「お母さんも出なかったからきっと私も出ないだろうな」と、漠然と考えていたそうです。しかし今では、「幸せす
先日、こんな悩みを打ち明けられました。「育児がしんどくておかしくなりそう。母親失格かもしれない。とにかくおかしくなりそう。心が壊れそう。自分の時間がないし、子どもたちは好き勝手放題。ひとりになりたくても子どもを見てくれる人がいない。ダンナは飲みに行ってばかりで腹が立つ。こんなはずじゃなかった。子どもをかわいく思えない」…と。このママは、仕事をしたかったけれど家族に反対され、いまは専業主婦。おかしくなりそうな気持を親戚の女性に話したら…「なに言ってるのよ~。今が人生で
「マネジメント」や「本質行動学」を学びに、EMS(エッセンシャルマネジメントスクール)へ通っています。この学校に通いはじめた一番の理由は、経営者目線で「みんなが笑っている助産院であり続けるためには」を学びたいと思ったから。講師陣は、社会の第一線で活躍する魅力的な面々。先日はサイボウズ社長の青野さんのお話を聞きました。共感と感激と学びで心が震えました。「わたしが人生で大事にしていることを大事にしている人だ!」とっても恐れ多いけれど直観的にそう感じて、胸が高鳴りま
さら助産院では、母乳育児をがんばるママを応援しています。しかし「なにがなんでも母乳育児」という方針ではありません。楽しく笑顔で育児してほしいからどんなお手伝いができるのかを常に考えています。助産院へお越しになる方のほとんどは、「母乳育児にしたい」とおっしゃいます。不安で迷い、自信をなくしているママもお越しになります。初めてお越しになった方には、ママの出身地やご職業ママの育児環境ママにとって得意なことママが大事にしていることは何なのか…ママがど
7月28日に開催したくわばたりえさんとの育児トークライブ。参加しているママたちが、大爆笑で楽しんでくれて嬉しかったー。育児中の悩み、育児中のモヤモヤ、育児中の怒り、くわばたさんの手にかかると、おもしろいくらいに笑いに変わります。トークライブの様子を、東武よみうり新聞の記事にしてくださいました。年齢バレバレやん…(*_*)おまけに、さら助産院は大曽根じゃなくて大瀬です‥内容は、記者さんが丁寧に書いてくださってうれしいです。トークライブのための、
さら助産院のベビマクラスには、「基本クラス」と「パパクラス」があります。また、不定期ですが、動き始めたお子さん用「活発クラス」があります。8月のクラスでは、全員がリピーターさんたち。マッサージが上手なママばかりだったので、急遽「活発クラス」に変更!ママもベビちゃんも、素晴らしいバランス感覚!かっこいいー!「こんな動きをして大丈夫?」と心配するママもいますが、もちろん安全な動きしか取り入れておりません。「ほーら、あなたの体はこんなに動くのよ」と、マッ
育児は「人間育て」、そして「自分育て」。初めての育児でも5人目でも、不安を抱えるのは当たり前のこと。でも、昔から「育児が不安でたまらないママ」は今ほど多かったのでしょうか。「育児が不安でたまらない」と話すママが増えています。その背景として、わたしは以下が関係しているように思います。①赤ちゃんが分からない少子化時代で、女性が一生のうちに出産する子どもの数は1.42人※1(2018年)。1950年は3.64人、1970年は2.13人(※2)なので、女性が一生のうちで
赤ちゃんの「でべそ」について。昔は「へその緒を産婆さんがうまく切らなかったからでべそになった」と、言われていたようです。もちろん無関係です。生まれて間もない赤ちゃんのおへそは、その筋肉の特性から、泣くとおなかに圧力が加わります。そして筋肉の隙間から腸が飛び出すことで、「でべそ」になりやすい状態です。※生後2か月の男子のおへそ。「でべそ」の頻度は5~10人に1人程度と、少なくありません。触るとやわらかく、圧迫するとグジュグジュとした感触がして出べそが引っ込みます
プライベートでは涙もろい私。あるコラムを読み、あわや電車の中で号泣するところでした。それは、「あのね、ママ」というコラムを読んだから(書いた人は不明)。赤ちゃんが泣き止まなくて自信を持てないママがいたら、ぜひ読んでもらいたい。そう思ってシェアします。「あのね、ママ」あの頃、初めての赤ちゃんに無我夢中だった。ろくに眠らず、夜泣きもひどかった娘。へとへとに疲れはてて、抱っこでゆすりながら、「あんたはママを苦しめたいの?ひどい子だね」と、悪態をつ
「メールの返信が届きません」「確認メールが来ません」そのような問い合わせが多く届きます。さら助産院のメール返信は、手動で入力して返信するものとシステムで自動返信しているものがあります。システム自動返信でメールが届かないとき、・入力したメールが間違っていた・迷惑フォルダに振り分けている原因はこの二つしかありません。また、手動でメール返信をしても、受信拒否設定で送信できないことがよくあります。「返信が届きません」と連絡が届いても、実は、返信しても拒
わたしは夏に弱い。毎年エアコンなしでは過ごせないし、ぐったりして過ごしてしまう。そんな暑い夏になると、毎年考えることがあります。それは…戦時中のこと。戦時中は、夏の暑苦しい防空壕で息をひそめていたのだろう…と。空からは、熱い火の粉がたくさん降っていたのだろう…。戦火の中を「せめてこの子だけは助かってほしい」と願い、必死に守った母親が多くいたことだろう。「熱い熱い」と苦しむわが子に、冷たい水すら飲ませられず、無念な永遠の別れをした母親もいたのだろう…と、そん
2009年からブログの更新を続けています。毎日の更新は難しいけれど、月に20本くらいのペースで書いています。ブログ記事を通して、いろんな出会いや広がりがありました。一番の広がりは、東日本大震災のときに、ロンドンからの連絡で、支援につながったこと。ブログがなければつながらなかったご縁です。★3.11から始まったストーリーこの方はピアニストさん。その後、わらべ歌CD製作の機会へとつながっています(音調整を済ませ、9月にレコーディングです!)。また、初対
8月1日~7日は、世界母乳育児週間。1990年にユニセフとWHOが定めた、世界母乳育児週間(8月1~7日)には、毎年世界170ヶ国以上で母乳育児の促進と乳児の栄養改善を目指した取り組みが行われている。※詳しくはこちら。母乳育児について、正しい情報を広めるための国際的な取り組みです。わたしは、「なにがなんでも母乳育児を!」とは思っていないけれど、母乳育児をがんばりたいママの力になりたい。母乳育児は楽しいよ。母乳育児をしているからできない、なんてことはないよ。そ
エイズフォーラム@横浜に参加してきました。医師・宗教家・AV出演者、またHIV感染当事者など、いろんな人が登壇するフォーラム。いろんなことを思い、心動かされた時間でした。そして改めて、自分自身のなかにも、無意識なHIV感染者への刷り込みがあったと気づかされました。それは、「性感染症=自業自得論」という表現をきいたとき。あ…確かにそういう風潮はあるかも…。わたしもそう思っている部分があった…と、ハッとしました。母子感染や事故による感染であれば「気の毒に」