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<2023年3月27日>下総ドライブで訪れた「香取市佐原」。「佐原町並み交流館」に入って「佐原の街並み展示」を見学。重伝建指定を受けた地区の歴史的建造物の写真が並び、大きな鳥瞰図面もありました。この鳥瞰図はマップにもなっていて、町の中を流れる「小野川」沿いに古い街並みが残り、それが「小野川水門」から「利根川」に注いでいます。その向こう(鳥瞰図の上部)には「常陸利根川」「霞ヶ浦」まで描かれていました。「佐原張子」はダルマです。この張り子の技術が大祭の大人形に繋がっ
高岡市の義実家に帰省するときは、子供が幼かったため、ルネス金沢というプールに行く事が多く、観光地は出かけませんでした金沢復興応援も兼ねて、帰省の最終日に改めて出かけてみました金沢駅•鼓門(つづみもん)今や金沢駅のシンボルとなった鼓門(つづみもん)千葉市や習志野市は、鳩やムクドリのふん被害に悩んでいますが、金沢駅はとてもキレイネットも張られていないなんと、鷹匠(たかじょう)が定期的に鷹を放って、害鳥駆除をしているのだとか🦅!!名前の通り、鼓の形をしています直線で
先日、あいの風とやま鉄道の観光列車「一万三千尺物語」で黒部駅と高岡駅を往復しました。折り返し点の高岡駅での停車時間は15分間、高岡市の重伝建を訪ねるのは無理でしたが、そのチャンスは数日後にやって来ました😀富山駅前のホテルから立山黒部アルペンルートに向かう出発時間がなんと午前9時20分❗️この旅行社から立山駅に向かうバスツアーは立山ケーブルカーの混雑を避けるため時間調整し、私たちのグループは1番遅い出発になりました。富山駅から高岡駅に向かう始発電車は午前5時30分発、高岡駅までは片道
北陸応援割の旅の第2弾は飛騨高山・白川郷と立山黒部アルペンルートを巡る旅です。松本駅を起点に1日目は北アルプスの西側を富山まで北上し、2日目は立山・黒部を越えて北アルプスの東側を松本駅に戻る周遊コースです。松本駅までは特急あずさ3号、私はいつも途中の八王子駅から乗り込みます。前日までの不順な空模様とはうって代わった、雲一つない甲斐路をあずさ3号が走ります。車窓から見える八ヶ岳と旧立場川鉄橋、廃橋から44年も経ち赤錆びたボルチモアトラス構造の旧立場川鉄橋は今なお存在感があり、ジブリ映
2月の石川県漫遊初日。散策を終え、宿へ向かいます。お世話になったのは、主計町の中に建つ、木造3階建て旅館。重伝建に泊まる贅沢です。6年半振り2度目の宿泊となりました。◆木津屋旅館◆歳月を経て少し渋みが出てきました。格子の1階、扇型の小窓の2階。相変わらずの風情です。暖簾の前に立ち、扉を開ける…その瞬間に恋焦がれて。昭和11年(1936)に芸妓の置屋として建てられ、昭和18年(1943)に旅館に転業した木津屋旅館。
遅ればせながらJR東日本の《大人の休日倶楽部》に入会しました。鉄道をよく使う湯河原往復は201km以下だし、JR東海の新幹線のぞみには使えないので、今まで4,000円以上の年会費を払うメリットはあるかな?と思ってました。これからは甲信越や東北に出かける旅も増えそうだし、よく使う米原駅は新幹線ひかりなら割引が使えるので、十分モトが採れる見通しが立ってきました。割引のないゴールデンウィーク・年末年始は、もともと旅行しないので問題なしです。さっそく乗り放題の「大人の休日パス」を使い、6
北陸応援割を使った旅第1弾の2日目は、金沢の重伝建と兼六園を訪ねました。まずは近江町市場で腹ごしらえ、市場を歩く人は外国人だらけ、ここはパリのマルシェか?🤣紅ズワイ蟹を買ってクール宅急便で送りました。近江町市場に来たら海鮮丼❗️金沢の海鮮丼発祥の店「井ノ弥」へ直行、苦虫を噛み潰したような顔の大将が仕切るこの店はメディア登場がダントツの有名店、店員がやけに若い子ばかりと思ったら、外人観光客がどんどんやって来る店でした。この店の新鮮な厚切りネタがてんこ盛りの海鮮丼はコスパ最高です。
個人的に金沢で一番好きな町並みへ。一大観光地、ひがし茶屋街と浅野川を挟んで佇む旧茶屋街です。◆主計町◆(国選定重要伝統的建造物群保存地区)*読みは"カズエマチ"加賀藩士・富田主計の屋敷があった事に由来する茶屋街で、昭和初期まで花街として賑わいました。昭和40年代、町の統廃合により"主計町"の名は一旦消滅しますが、その後の住民活動により、平成11年(1999)に全国初の旧町名復活を遂げました。一歩足を踏み入れれば、そこは異世界。まゆ月今も"一見お断
尼崎での同窓会の翌日は、荒木村重ゆかりの尼崎城や有岡城跡と伊丹の酒蔵を訪ねたあと、JR福知山線で丹波篠山に向かいました。私の重伝建訪問30ヶ所目の丹波篠山市篠山は、武家屋敷や商家の街並みがよく残されています。JR篠山口駅から少し離れた篠山城下町まではホテルの送迎車がありました。ホテルでチェックインを済ませて、重伝建の御徒士町武家屋敷群と河原町妻入商家群の散策に出かけました。◾️御徒士町武家屋敷群篠山城外堀の西側と南側に武家屋敷が並びます。明治の廃藩置県で江戸詰めの家臣を中心に多
茶屋街の北の通りへ。そこにも公開されている茶屋建築があります。今回が初めての訪問。お茶屋美術館(旧中屋)*入館料¥500(志摩のパンフで割引あり)創建時は"中や"、その後は"千秋"や"玉久"と屋号を変えて営業してきた旧茶屋です。志摩同様、カメラは不可。荷物を預けてスマホで撮影です。階段を上がると、そこはベンガラ世界。前二階ベンガラ色の壁、仄かな灯りを落とす照明…雅なる大人の空間。切り株を加工した見事な火鉢。ひかえの
文政3年(1820)に整備されたひがし茶屋街。その中でも特に格式が高かった茶屋が公開されています。志摩(国指定重要文化財)*入館料¥500茶屋街創設当時から残る貴重な建築です。内部撮影可ですが、使えるのはスマホ類のみ。文化財保護の観点から、カメラや大きな荷物はロッカーに預けるシステムです。以下、スマホでの撮影。階段を上がると、まずは色調が抑えられた広間に出ます。その奥が遊戯の場となった座敷。前座敷茶屋と言えばのベンガラ色。
石川県漫遊初日。尾張町散策に続き、浅野川を渡った先へ。そこは金沢屈指の観光名所、ひがし茶屋街。初日の昼・夜と翌早朝に散策をしました。◆東山ひがし◆(国選定重要伝統的建造物群保存地区)茶屋街の本通りに並行して、南北に裏通りが走っています。まずは、本通りから。金澤東山しつらえ(旧諸江屋)茶屋街に入り、まず目を引くベンガラ建築。ガラスケースではなく、テーブルに芸術作品を置いて展示するギャラリーショップです。まるで、映画のセットの様な風景
東信濃の旅の2日目は、重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)北国街道海野宿を訪ねました。これまで訪ねた重伝建の宿場町は、大内宿(福島県下野街道)、奈良井宿(長野県中山道)、妻籠宿(長野県中山道)、関宿(三重県東海道)北国街道は江戸時代、佐渡の金銀を江戸に運ぶ道として整備された脇往還。中山道の信濃追分宿から分かれ、上田や善光寺を経て越後高田に至る重要な街道でした。幹線道路から外れた旧北国街道沿いに江戸時代の宿場町の街並みが残っています。東桝形から西桝形まで約650mの旧海野宿のほぼ全体が
2024年4月2日萩で三つ目に訪れた重伝建は浜崎地区、港町です。萩市浜崎重要伝統的建造物群保存地区浜崎は、城下町の形成にともなって開かれた港町で、近世は北前船の寄港地として廻船業と水産業で栄え、大正から昭和初期にはイリコなどの水産加工業や夏蜜柑等の積み出し港として栄えた。江戸時代以来の街路、敷地割がよく残り、南北を走る本町筋を中心に江戸時代から昭和初期に建てられた町家が数多く残る。萩に4件ある重伝建の内、3件だけを駆け足で(実際は自転車)巡りました。
信濃国分寺を後にして更に南下。北国街道に残る旧宿場町を巡ります。<旅の行程>1日目:稲荷山→坂城→信濃国分寺→海野宿→小諸2日目:小諸→(酒蔵巡り)佐久〜上田3日目:(酒蔵巡り)上田〜松本信濃国分寺駅から1駅、大屋駅下車。駅から千曲川沿いに、徐々に時代を遡るかのような感覚の中、街道をゆくこと20分。江戸時代の宿場町に迷い込みます。◆海野宿◆(国選定重要伝統的建造物群保存地区・日本の道100選)*読みは"ウンノジュク"戦国時代、海野氏が治めていた
4月1日から新学年が始まります。孫達も1学年づつ進級しどんどん成長してます。私も新学年を迎え、新しいカリキュラムに少し衣替えしました。◾️保健体育昨年6月から始めたフィットネスジム通い、ずっと月5回のエントリーコースだったけど、4月から回数制限なしのスタンダードコースにレベルアップしました。これまでは負荷の大きいパワトレ(全身)を週1回やってたけど、これに有酸素運動の多いコースなども加えることにしました。旅行に出かける日や天気☂️の悪い日以外は、毎日ジム通いを生活習慣に取り入
2月中旬。友人達と念願の信州酒蔵巡りが実現。休みの都合もあり、私だけ1日前倒しで長野入りして、信州漫遊。初日は新幹線で長野駅まで行き、そこから南下し、2日目に友人達と合流、車で酒蔵を巡りました。最初に寄ったのは、善光寺街道の旧宿場町。<旅の行程>1日目:稲荷山→坂城→信濃国分寺→海野宿→小諸2日目:小諸→(酒蔵巡り)佐久〜上田3日目:(酒蔵巡り)上田〜松本稲荷山宿は善光寺街道随一の宿場町で、商家町としても栄えました。天正10年(1582)、上杉景勝
佐賀県漫遊最終日。そして、最終話。浜川を挟んで東西に広がる肥前浜宿。先に巡った醸造町・八本木宿の対岸にあるもうひとつの重伝建地区へ。◆浜庄津町浜金屋町◆(国選定重要伝統的建造物群保存地区)*読みは"ハマショウヅマチハマカナヤマチ"江戸時代から船乗りを始め、商人や鍛冶屋が暮らした港町です。海辺にも関わらず、今も茅葺屋根なのは、内海である穏やかな有明海だからこそなのでしょうね。時代の流れと共に、茅葺から瓦やトタンへと変貌していった住宅たち。
祐徳稲荷神社からバスで数分。有明海に面した町に着きます。ここがこの漫遊の最終地、肥前浜宿。<旅の行程>1日目:吉野ヶ里→みやき町→佐賀2日目:佐賀→嬉野温泉3日目:塩田津→鹿島→肥前浜宿肥前浜宿は浜川の両岸に位置する、醸造業の町並みと茅葺の町並みから成り立っています。そして、それぞれが重伝建地区に選定されています。まずは、醸造業で栄えた左岸の町並みから。◆浜中町八本木宿◆(国選定重要伝統的建造物群保存地区)富久千代酒造(国登録有形文化財
京都・滋賀の重伝建を巡る旅の4日目の朝『やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて』やがて東山から日が登ります。京都市内にある重伝建は4ヶ所、祇園新橋、産寧坂、嵯峨鳥居本、上賀茂どこも人気の観光地です。中でもいつも観光客で溢れる祇園新橋と産寧坂は人の少ない早朝に訪ねました。早朝の三条大橋西詰には人影もなく、昨夕の雑踏が嘘のようです。三条大橋を渡り5分ほど歩くと祇園新橋です。◾️祇園新橋伝建地区祇園新橋界隈は祇園発祥の地、白川の新橋から縄手筋手前までの新町通と白川南通の界隈が重
京都・滋賀の重伝建を巡る旅、ブログはこれから京都編になりますがその前に、京都で訪ねた有名なお店をお答えください。問1この店は産寧坂伝建地区にありました。スターバックスコーヒー京都ニ寧坂ヤサカ茶屋店世界で初めて入口に暖簾をかけ、靴を脱いで畳の座敷で珈琲が飲める店、客はほとんど外人観光客問2この店は嵯峨鳥居本伝建地区にありました。鮎茶屋平野屋店の前にあるこの石は、この先の愛宕登山の無事を祈る「上り亀石」です。
佐賀県漫遊最終日。嬉野温泉からバスで西、有明海方面へ。その途中の重伝建の宿場町で途中下車。<旅の行程>1日目:吉野ヶ里→みやき町→佐賀2日目:佐賀→嬉野温泉3日目:塩田津→鹿島・肥前浜宿佐賀には重伝建が4地区あり、これが2地区目。(結果、この漫遊で3地区巡り制覇となりました)バス停・嬉野市役所塩田庁舎前からすぐ、長崎街道と塩田宿の道標がお出迎えです。◆塩田津◆(国選定重要伝統的建造物群保存地区)塩田宿は長崎街道の宿場町で、街道に沿った塩田川の河
(大笑)いきなりスタートはラーメン。喜多方ラーメンです。いやぁ、1時間くらい待つ大行列でしたよ。待った甲斐のある味でした。そんなワケで。(昨年の)GWに行った、わが家の喜多方・会津ドラ旅。僕は以前に会津へ行っているのですが、今回は家族の要望に応える形で。と、喜多方はお初です。会津の北に位置する喜多方は、郵便ポストに載っちゃうくらい蔵の街として知られています。または、好きな方にはラーメンの町なのでしょうな。(旧公系企業つながり?)電電公社も蔵構え。家族3人パーティで縦列
皆様こんばんは本日は、フジタがブログを更新致します。まずは、本日も多数様のご来店誠にありがとうございますどうぞ、本日もどうかお忘れ物だけにはご注意くださいませさて、早速、明日のご案内から=============明日2月16日(金)あさ10時オープン=============
福島漫遊3日目。舞台は南会津へと。会津田島から在来線で終点の会津高原尾瀬口へ向かい、バスを待ちます。<旅の行程>1日目:会津若松→東山温泉2日目:会津若松→会津田島3日目:南会津→檜枝岐→会津田島4日目:大内宿→会津若松そもそもバスの本数が極めて少ない事に加え、11月は尾瀬もシーズンオフの為、1日数本も無いという具合。会津高原駅プラザ憩いの家バス待ちの1時間、周辺散歩をしたり、駅隣接のお土産処兼食堂で時間を潰しました。三滝そして、9:40
湯浅の古い町並みは重伝建(重要伝統的建造物群保存)地区に指定されている建物が並んでいます。ちょっとタイムスリップしたみたいで、散歩が楽しいです。せいろを使ったミニギャラリーがあちらこちらにあって、ここは何のお商売をされてたのかな?と考えながら見て歩くのも楽しかったです。また海に近いので津波の時の緊急避難シェルターがありました。緊急の時にこういったものの場所を覚えておくのは大切ですね。湯浅といえばお醤油が有名なので、お醤油と金山寺みそを買いました。お店の中もなんだか懐か
週末は茨城県桜川市真壁町、筑波山麓の重伝建の町並みです。私が真壁町を初めて知ったのは20年以上前のことだった。関東鉄道筑波線(土浦~岩瀬)が廃線になって、リンリンロードというサイクリング道路になった。全線の距離がちょうど40kmでマラソントレーニングに良いので、何度か走ったことがあります。岩瀬駅を起点にして真壁駅が10km地点、筑波駅が20km地点で、タイム計測にも最適だった。その真壁町が重伝建に選定されたのが2010年で、2015年には町並みを走ってめぐってみた。今回は改めて、じっく
瀬戸を歩いたのはほんの午前中だけなのに、どっぷりと瀬戸焼の世界に浸ってしまった。しかし瀬戸は再訪だったし、前座だった。今回の旅の本題は足助(あすけ)、その町並みです。ではあと半日、足助を歩いていきます。ゆるやかにカーブして、山城屋へ【2024年1月19日】瀬戸市内から東海環状・猿投グリーンロード経由で飯田街道に出て、足助に入った。足助八幡宮の向かいの宮町駐車場に車を入れた。足助観光協会に立ち寄って資料をゲットしてから12時55分に出発。まず足助八幡宮からです。鳥居の前でいきな
午前中に行った萩博物館、入ってすぐのところに吉田初三郎の鳥瞰図がありました。撮影禁止だったので下の図は売店で買った絵葉書ですが、とっても素敵です。名勝萩と長門峡之図長門峡はちょうもんきょうと読むそうです。今日は萩・三角州の端から端へと走りまわりましたよ。1.萩城跡2.藍場川地区3.
地元にもステキな重伝建地区があったので、お話します。北野町山本通重伝建地区(兵庫県神戸市)マイブームということで常々学習を続けている、民族建築学という難解な分野。「和風」なまちを歩く中で、建築やなんやらについて思いを馳せながら、その正体を探っていきたい…。そういうことで次回の旅行の計画を立てるべく、それとなく重伝建一覧ページを眺めていたところ。なんと!わが地元である富山県、その高岡市に重伝建地区が3つもあるらしいのです!しかも公共交通機関でのアクセス容易!!地元民なのに知らなかった