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「コロナと潜水服」奥田英朗(光文社文庫)ちょっと不思議な5つのお話を集めた短編集表題作「コロナと潜水服」息子がどうやらコロナの感染を感知(予知?)できるらしいと気づいた父親その父親は息子の反応を見て自分がコロナに感染してしまったのではないか?と疑心暗鬼になり防護服代わりに潜水服を着て自粛生活を始める・・話の設定自体がぶっ飛んでますがコロナのパンデミックで非常事態宣言、なんていう事態が現実にあったこと自体ぶっ飛んだ話ではありますね至極マジメに潜水服を着て
22年に高橋克実主演で映画化された「向田理髪店」。この原作本を読んだ。著者はベストセラー作家、奥田英朗。原作を読んでびっくりしたのが、映画が原作に完璧なほど忠実に脚色されていたこと。ただし、舞台は北海道から九州へ大胆に移動している。今は廃れてしまっている炭鉱町という設定はそのまま。よく考えたら、北海道でも九州でも、昔は炭鉱がたくさんあった。なるほど、こんな脚色もあるのかと思った。基本的な設定はそのまま。主人公は中年の理容師。そこへ都会から息子が戻ってくる。今更、理髪店でもないという
春は風が強いし天気も荒れるしなんか眠いですよね〜!そんな時は家でゆっくり本を読んでます倒産続きの彼女(宝島社文庫『このミス』大賞シリーズ)[新川帆立]楽天市場750円${EVENT_LABEL_01_TEXT}【倒産続きの彼女/新川帆立】【元彼の遺言状】のシリーズで主人公は違う作品!前作まだ読めてないですが読んでなくても大丈夫でした!弁護士もので、なんと作者が東大卒の弁護士さんでした〜「会社を倒産に導く女」の調査をしていくことになった弁護士の玉子。先輩の剣持麗子と
10『最悪』奥田英朗初めての作家さんまぁ、町工場の大変な感じが読んでて辛い日本ってホントに貧しい国なんだよねと思い知る1冊カスタードさん文庫でした11『海神』染井為人きっと、本当の話なんだろうな〜と思いながら読んでました。今年の元旦の金沢の地震のとき知ったけど義援金と支援金の違いを簡単に言うと↓↓アタシは被災した方々に遣って欲しいので義援金って謳ってるところに募金します住人が避難して留守になってる家や店から窃盗する避難所での性的犯罪支援金
Mustreadbook!ガール奥田英朗あらすじすべての女性に「これって、私のこと!」と言わしめた爽快ベストセラー生涯一ガール。結婚しても、仕事してても。わたし、まだオッケーかな。ガールでいることを、そろそろやめたほうがいいのかな。滝川由紀子、32歳。仕事も順調、おしゃれも楽しい。でも、ふとした時に、ブルーになっちゃう(表題作)。ほか、働く女子の気持ちをありえないほど描き込み、話題騒然となった短編集。あなたと彼女のことが、よくわかります。Amazon引用
コメンテーター作家奥田英朗さん精神科医の伊良部先生が活躍するあのシリーズ🤣久しぶりの復活、17年ぶりとは月日の経つのは早いものだ初めて読んだのは、イン・ザ・プール📖夜中に布団の中で、ガハハと笑ってしまったあれからも相変わらず、この世は住みにくい。真面目な人ほど生きにくい。みんな少なからず、鎧をつけて生きている。がんじがらめになった人の心に、そっと伊良部先生がおちょくったように~いるんですよ🤣🤣🤣🤣🤣奥田英朗さん131回直木賞受賞【空中ブランコ】
米澤穂信さんの「Iの悲劇」、人が住まなくなって廃れてしまった集落へ再び人を呼び定住させ再興させようと試みる自治体職員が主人公、ところが・・という、Iとは俗に言うIターンのことで、今でも全国のいわゆる過疎化が進む地域を持つ自治体では取り組まれてるんでしょうしそこで働く人たちにはリアルな設定なんでしょうか。へーと思って読み進めるもなんか?と次第になる、全く見知らぬ土地に互いに見知らぬ家族が集められたら色々あるんでしょうけど、その色々があまりにも次々に起こり過ぎるのと、あとは対応する自治体職員、つま
リバー奥田英朗同一犯か?模倣犯か?群馬県桐生市と栃木県足利市を流れる渡良瀬川の河川敷で相次いで女性の死体が発見!十年前の未解決連続殺人事件と酷似した手口が、街を凍らせていく。かつて容疑をかけられた男。取り調べを担当した元刑事。娘を殺され、執念深く犯人捜しを続ける父親。若手新聞記者。一風変わった犯罪心理学者。新たな容疑者たち。十年分の苦悩と悔恨は、真実を暴き出せるのか───人間の業と情を抉る無上の群像劇×緊迫感溢れる圧巻の犯罪小説!
こんばんはご訪問いただきありがとうございます今回ご紹介する本は「イン・ザ・プール」奥田英朗ハチャメチャな精神科医伊良部シリーズの第一段ですねこれはシンプルに面白くて笑えます笑えて、肩の力が抜けて何か私、色々考え過ぎてたのかもなんて、ふと楽になれる本当にオススメの1冊です📖色々な心の悩みを抱えた人々が精神科医の伊良部を訪ねてくるのですが伊良部は彼らに寄り添うどころか話をまともに聞いてくれなかったり煽ったり、意味不明なミッションを課したり…「患者」はとにかく伊良部に
2024年2月27日(火)上巻・下巻と読み終えたのですが、テレビドラマを観たことがあったので、テレビドラマの登場人物が読書中も頭に浮かぶことが多く、かなり影響されていましたね。特に主人公の主婦役であった石田ひかりの熱演振りが思い出されました。主人公達にとって、「邪魔」物は何であったのだろうか?後書の解説を関川夏央が書いているのですが、彼の知り合いの女性読者が、本作品を評して「ある種爽快に道を間違えていく主婦とやむを得ず壊れていく刑事の切ない物語」と言ったようです。適格な感想だと思い
648ページの大作は、この作品でした。膝休めの一日、の翌朝に読了です😊作品紹介・あらすじ同一犯か?模倣犯か?群馬県桐生市と栃木県足利市を流れる渡良瀬川の河川敷で相次いで女性の死体が発見!十年前の未解決連続殺人事件と酷似した手口が、街を凍らせていく。かつて容疑をかけられた男。取り調べを担当した元刑事。娘を殺され、執念深く犯人捜しを続ける父親。若手新聞記者。一風変わった犯罪心理学者。新たな容疑者たち。十年分の苦悩と悔恨は、真実を暴き出せるのか――人間の業と情を抉る無
やっと、私の知ってる奥田英朗さんらしい、いや、それ以上に面白くてページをめくるのがもどかしい作品に出会えました、こういうのが読書の楽しみで、こういう出会いがあるから本を読むことはやめられない。最初はこの犯人に同情的に、悪いと言っても決定的に悪いわけじゃない、物やお金のあるところから自分が生きるために必要な最低限のものを貰うだけで、もちろん犯罪ですけどバックボーンを考えたらむしろ応援したくなる、そんな気持ちで進んで行ったんですけど、全体の2/3を過ぎるあたりから徐々に、いや、そうじゃない、本人が
今日の読書は奥田英朗さんの″コメンテーター″待ってました伊良部先生なんと17年振りだそう私が読んだのは3年前だけど続きが読めると思っていなかったので嬉しい伊良部先生はコロナ禍だろうが相変わらずでしたみんながみんな伊良部先生のようにはなれないけど肩の力の抜き方くらいは身につけられるといいなまた会えますように読み終えた同シリーズ『本』ここ数日は今までネットを見る時間に使っていた時間を読書の時間に充てるようにしたら2日に1冊は読めるようになって1日の中で一章でも1ページでも読
太極拳でした。(4日前のこと)来期4〜10月迄の講座継続の申込みがあったのですが、兄の救急搬送で広島に行ったり、翌々日は墓仕舞いの件で平和公園に出かけたり、妹達に連絡をしたりと普段やらない事を沢山やっていました。太極拳会場で、来期の申し込み終了の張り紙を見つけてシマッタ、というか全く頭になかったのです。4月から半年間は受講できなくなりました。水彩も先月やめました。これ迄もよく休んでいました。仕事の休み希望日が5日間に変更となってから、太極拳4日と娘の用事で休みは消えてしまうからです。
2024年2月23日(金)奥田英朗の「最悪」を読んで感激したので、彼の作品を更に読みたくなりました。本作品は石田ひかり主演のテレビドラマで観たことがあるのですが、テレビドラマとは違った楽しみ方ができると思い読み始めました。作品の丁度50%ですが、下巻を読み終わるのが楽しみです。2004年3月、講談社文庫。414ページ。作品紹介(講談社のサイトより)及川恭子、34歳。サラリーマンの夫、子供2人と東京郊外の建売り住宅に住む。スーパーのパート歴1年。平凡だが幸福な生活が、夫の勤務
奥田英朗さんの長編の後半、やっぱりというか後半に行けば行くほど発散して暴走して面白さに繋がらないままでした、印象的なエピソードはいくつも入ってるんですけどそれらが物語として意味を残さない、やっぱりこの作家さんにしては、私が読んできた中での比較ですが失敗作としか言えないです。所謂伏線っていうのがいかに上手く用意されているか、それをいかに上手く回収できるかっていう、基本の基本な気がしますけどそこからもう破綻してるし、全部読み終えてもこのタイトルの意味も分からず、何が何の、誰にとっての邪魔なのか、も
2024年2月16日(金)某小説雑誌で評論家が絶賛していたので、読んでみました。零細企業の中年経営者、都銀勤務の一般職女子と20歳の不良青年という3人の主人公の不遇な人生が偶然に交差するというグランドホテル式・群像小説的内容です。3人の悪戦苦闘の日々の描写は余りにもリアルに感じられて読むのが辛くなりました。神様は不幸の雨を降らせ過ぎで「ずぶ濡れ」状態の彼らが可哀そうでした。僕はジェットコースターのような日々より平々凡々な生活が幸せだと思います。本作品は確かに傑作だと思いました。未だ読ま
奥田秀朗さんは昔よく読んだ作家さん、ユーモラスなものもシリアスなものもどちらもとてもうまい、硬軟に長けたというんですか、で、前も読んだことありましたね、タイトルだけでは全然気づけなかったけど。穏やかな日常生活がある時間を境に激変する、そのカタストロフに向けてまだ水面下で動き始めてるところ、長編で、ただなんか正直、奥田英朗さんにしては珍しく失敗作なんじゃないかなぁ、いくつか、大きく分けると3つかな、不良少年と警官と主婦の、ストーリーがじわじわゆるゆる進み始めるんだけど、散漫であんまりうまく収斂し
ぐりです奥田英朗さんの小説を学生時代に初めて読んだのがこちらでしたそれまで、読書の面白さはそこまで感じたことがなかったのですが、これを読んで読書が好きになったと言っても過言ではありません内容は精神科医伊良部という色白で太っている男性が主人公で、彼のもとに悩める様々な患者さんがやってくるのですが、伊良部自身がとても変わり者で、治療方法も予想外なものばかりなので、患者さんより伊良部自身が何か問題があるのではと思わずに
2024.2.16こんにちは😃3年前の今日のフェイスブック📚読書記録から転載します🐰〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2021.2.16お疲れ様です🍃今日は快晴で気持ちいい気候でした。昨日の大雨がウソのようです。先日から読み始めた「恋愛仮免中」奥田英郎さん、窪美澄さん、荻原浩さん、原田マハさん、中江有里さん文春文庫530円+税を読み終えました📚2021年読書記録22冊目。本書には、5人の作家の短編恋愛小説5編が掲載されています。「あなたが大好き」奥田英郎「銀紙色のアンタレ
俳優の佐藤二郎さんが子供時代から闘っていると公表された病「強迫性障害」について私も20代〜40代までボーダーラインにいました←今もちょいちょい症状は「火の元」私の場合は昔「麦茶のやかんの火を消し忘れて外出し、帰宅した時にやかんが真っ赤になって発火寸前」をやらかしそれ以降、エレベーターや車に乗っていても、確認しに戻るようになったのです更に「あれ火もだけど、鍵は掛けたっけ」と鍵まで心配する様に結果から言うと、信頼する婦人科医の「遅刻、乗り物への乗り遅れ、不眠が起きたら教えてね。それまでは
新幹線に乗り、大阪へ向かっていますひとまず、ホッとひと息ですサンドイッチを食べて、すでに一つ食べちゃったしーちゃんにいただいたサンタマリアノベッラのアルコール消毒すっごく良い香りで、お気に入り乾燥してますからね、今日は炭酸水明日は自分の飲み物が分からなくならないように!!!ペットボトルカバー付けていきます!(こちらもいただきもの)(ありがとうございます)新幹線のお供!!!は、相変わらず、本です今回は、奥田英朗さんの港町食堂おそらく、伊良部先生シリーズかと思い
◎リバー奥田英朗600ページを超える大作ですが、さすが奥田さん!ガッツリ楽しませて頂きました⇑クリックお願いいたします<(__*)>***************サボり癖がついて、書かなきゃ書かなきゃっと思ってるうちに早4ヶ月読書のペースはかなり落ちているものの、しっかりと溜まっています^^;また、ぼちぼちUPしますのでよろしくお願いします<(__*)>
ものすごく久しぶりに、奥田英朗さんの「伊良部先生」ネタを読みました。「空中ブランコ」「イン・ザ・プール」「町長選挙」のシリーズ、昔全部読んでいて、どれも大好きだったので、大満足の読書となりました。コメンテーター[奥田英朗]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}いまどきのネタ(コロナで自粛、とか、煽り運転で、とか)がしっかり盛り込まれている安定感。時事問題(というほどでもないのでしょうが、時節柄というか)がほどよく、心地よく。そういえば、
病院の売店で買った1冊です。北海道の炭鉱跡地の過疎化が進んだ町が舞台です。町で起こるさまざまな騒動と人間模様を描いた楽しい小説でした。どうやら映画化されていますのでDVDで観たいです。
BOOKデータベースより「あのトンデモ精神科医・伊良部が17年ぶりに復活!直木賞受賞、累計290万部の「伊良部シリーズ」、17年ぶりの新刊です。低視聴率にあえぐワイドショーのスタッフの圭介は、母校のつてで美人精神科医をコメンテーターとしてスカウトしようとする。が、行き違いから伊良部とマユミが出演することに。案の定、ふたりは放送事故寸前のコメントを連発するが、それは暴言か、はたまた金言か!?」あー面白かった(^^♪17年ぶりとはいえ、私自身は、オール読物の方で、読んでたのもあ
『コメンテーター』奥田英朗(著)【内容情報】(Amazonより)低視聴率にあえぐワイドショーのスタッフの圭介は、母校のつてで美人精神科医をコメンテーターとしてスカウトしようとする。が、行き違いから伊良部とマユミが出演することに。案の定、ふたりは放送事故寸前のコメントを連発するが、それは暴言か、はたまた金言か!?感想視聴率依存のワイドショーのプロデューサーの圭介は、上司の命令により、美人精神科医をコメンテーターとしてスカウトしようとするが、行き違いで、伊良部
小説【イン・ザ・プール】(奥田英朗著)にて、この言葉が出てきます。『世の中は不思議に満ちている。きっと役回りは変えられないのだろう。』イン・ザ・プールを初めて読んだのは中学生くらいだったので、初めて読んだときはこのセリフの意味がよくわかりませんでした。何言ってるんだろ?みたいな感じです。でも、社会人になって、世の中に出てみると、確かにそうだな・・・と思うようになりました。頭がいい人もいれば悪い人もいる。口が上手い人もいれば下手な人もいる。世渡り上手な人もいれば他人と関
奥田英朗さんの【コロナと潜水服】を読んだので感想を書いていきたいと思います。短編集ですね。全部で5話です。評価3.2☆☆☆⋆⋆うーん、微妙ですね。奥田作品らしく、読みやすかったです。全部で5話の短編集です。全て超常現象というか、オカルトのような話です。生き霊が出てきたり、占いだったり、超能力だったり。でも、ずべて優しい話です。怖い話はないです。海の家畑仕事は奥田作品らしいです。爽快感がありますね。サウスバウンドに似ています。
奥田英朗さんの「コメンテーター」を読みました。コメンテータードクター伊良部(文春e-book)Amazon(アマゾン)直木賞を受賞した「空中ブランコ」と同じ精神科医伊良部シリーズの最新作。17年振りの登場。そうかぁ、17年もシリーズ作品が出て無かったんですね。伊良部シリーズは全部読んではいたのですが、直木賞受賞作として手に取って読んだと言う訳では無く、他の本を薦められて読んでいて、その後でシリーズに手を出した形。当時は奥田作品の中ではそんなハマらなか