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図書館に予約してどれだけ待ったことでしょう。やっと来たー📚コメンテーター奥田英朗シリーズ前作からなんと17年ぶり図書館予約から長々と待ったので、発売から1年経ってしまい、私が読むのは18年ぶりということになります前作覚えてるのは、とんでも精神科医伊良部とセクシー看護師がいてめちゃくちゃ面白かったってことだけそして今作もやっぱりめちゃくちゃ面白かったです。精神的な不調を抱えて飛び込んだ病院で待ち構えていたのは、とんでも精神科医伊良部。その治療法ははちゃめちゃだけれど、知らぬ間
奥田英朗さんの「東京物語」こんにちは、よしまるです。さっそく、昨日の続きです。登場人物(わたしと同房の収容者)はこんな感じです。↓・田川さん(やくざ。14歳の時に初めて手錠をかけられる。7番房のボス的存在)・しげさん(窃盗犯。事務所荒らし専門。オフィスビルからパソコンを盗んで逮捕される)・カジくん(暴行と傷害で逮捕。ほか弁のから揚げが少なかったため店員に暴力を振るう)『ギャンブル依存症患者と留置場⑧』新しい留置人が来たこんにちは、よしまるです。さっそく昨日の続き
通訳業務前になると電子書籍を大人買いします。先月の出張期間中に読了した本は12冊でした。気に入った順に番号をつけて、軽く感想を書いてみます①『板上に咲くMUNAKATA:BeyondVanGogh』原田マハ著主人公は実在の人物です。版画家棟方志功、彼の人生を妻の語り口で描いた長編アート小説です。英語でいう“gift”=天性の才能、それを自身の使命として情熱を注ぎ、生を全うする。心に響く生き様と、魂の純度に感銘を受けました。読了後は暇さえあ
もともと子供の頃から本は好きだったのですが、コロナ禍でお家時間ができてから、読む冊数が増えました。それに伴い、新たに作家さんとの出会いも。長い間、1番好きな作家は綾辻行人さんでしたが、期せずして、上回る人が出てきました。奥田英朗さん存在すら知らなかったのですが。知ったきっかけは、笑える小説で検索したから。コロナ禍で悶々とする中、小説で笑いたいと。それまでは、推理小説ばっかり読んでいましたが。奥田英朗さんのドクター伊良部シリーズにやられましたイン・ザ・プールドクター伊良
奥田英朗さんの長編警察小説「リバー」を先日、読了しました。この小説は、まさに傑作です。648ページの大長編ですが、一気読みで、6日間で読み終えました。少しだけ、ネタバレを。同一犯か?模倣犯か?群馬県桐生市と、栃木県足利市を流れる渡良瀬川の河川敷で、相次いで女性の死体が発見された。10年前の未解決連続殺人事件と酷似した手口が、街を凍らせていきます。果たして同一犯か?それとも模倣犯なのか?かつて容疑を有力容疑者だと疑われた男。当時、取り調べを担当した、元・刑事。娘を殺され、執
「コメンテーター」「インザプール」「空中ブランコ」「町長選挙」(奥田英朗著)を読みました。いずれの本も主人公は精神科医の伊良部先生。このでっぷりしてつかみどころのない医者に夢中しなってしまい立て続けに読んでしまった。考えることが幼稚すぎて、演じているのかそれが性格なのかわからないまま読み進めます。患者を病人扱いしないし、注射好きだし、テレビに出演すれば鼻ほじってて人の話を聞いてないし、で、みんな最初は半信半疑で診療を受けますがそのうち彼の世界に引きず