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流行りや売れた作品を読みたい時に参考にしているのは「本屋大賞」の過去ラインナップ、ただどうもピンと来るものがなかなか来ない気がするのですが、他方でほぼ間違いなく楽しい時間をくれると分かっている好きな作家さんの作品に行く、それでも当たりの確率は上がれどもその中でも外れを引くこともあるという、こちらは残念ながらその後者のパターンでした。短編集だけど誰も全然面白くない、大好きな奥田英朗さんなのになーとガッカリ、幽霊とか予知能力みたいなものが色々出てくるんだけどなんか全然面白味に繋がってないんです、結
伊良部総合病院シリーズ第2弾。なんと直木賞受賞作。地下の神経科にやってくる患者は、以下の5人。『空中ブランコ』…サーカス団員『ハリネズミ』…ヤクザ『義父のヅラ』…医者仲間『ホットコーナー』…プロ野球選手『女流作家』…作家精神科医・伊良部一郎の「いらっしゃ~い」の言葉とともにとりあえず全員、看護師のマユミにビタミン注射を打たれる。伊良部のハチャメチャぶりもエスカレートし、ついに、空中ブランコにまで乗ってしまう。しかし患者たち、伊良部ペースに巻き込まれていく。
図書館に予約してどれだけ待ったことでしょう。やっと来たー📚コメンテーター奥田英朗シリーズ前作からなんと17年ぶり図書館予約から長々と待ったので、発売から1年経ってしまい、私が読むのは18年ぶりということになります前作覚えてるのは、とんでも精神科医伊良部とセクシー看護師がいてめちゃくちゃ面白かったってことだけそして今作もやっぱりめちゃくちゃ面白かったです。精神的な不調を抱えて飛び込んだ病院で待ち構えていたのは、とんでも精神科医伊良部。その治療法ははちゃめちゃだけれど、知らぬ間
「コメンテーター」「インザプール」「空中ブランコ」「町長選挙」(奥田英朗著)を読みました。いずれの本も主人公は精神科医の伊良部先生。このでっぷりしてつかみどころのない医者に夢中しなってしまい立て続けに読んでしまった。考えることが幼稚すぎて、演じているのかそれが性格なのかわからないまま読み進めます。患者を病人扱いしないし、注射好きだし、テレビに出演すれば鼻ほじってて人の話を聞いてないし、で、みんな最初は半信半疑で診療を受けますがそのうち彼の世界に引きず
どちらにも共通するのはメンタルクリニックに通う人たちと精神科のドクター。心に沁みる物語と愉快で楽しい物語読後感は全く違います。が、2冊どちらも良かったです『夜空に浮かぶ欠けた月たち』窪美澄純喫茶とメンタルクリニックそこに来る人たちのお話です。7話の短編なので読みやすい。が、心にグッと迫るものがあります気持ち、伝わってくるなぁ辛いことや困難にぶち当たり、立ち止まったり…心を痛めたり…打ちのめされたり…でも、きっと
伊良部総合病院の地下には、神経科がある。そこで診察するのが、精神科医の伊良部一郎。こいつがとんでもないヤツだった。『イン・ザ・プール』『勃ちっ放し』『コンパニオン』『フレンズ』『いてもたっても』5つの話であるが、いろんな心の病を抱えつつ、この神経科を訪れる患者たち。伊良部の意表をつく対応に驚かされる。本気なのか、ふざけているのか。もうやってられん、てな感じなんであるが、伊良部のペースに巻き込まれ、何やら、また会いたくなる。そして、いつの間にか治っていくという不思議。
向田理髪店奥田英朗光文社文庫奥田英朗先生の作品、どれも面白いですよね。私は「空中ブランコ」という精神科医の伊良部一郎先生が登場する作品を読んだのが、奥田作品との出会いでした。え、何この先生!適当なの?計画的なの??っていうあの不思議な伊良部先生の話が面白くて引き込まれました。それ以来、奥田作品のファンです。「向田理髪店」、以前にも読みましたが、文庫本を見かけて再読しました。主人公は北海道苫沢町で理髪店を営む50代の向田康彦さん。苫沢町は高齢化が進み、親から継いだ向田
奥田さんのデビュー作です。今まで奥田さんの著書はいくつも読んでいましたが、デビュー作はまだでした。このお話、特にビートルズファンの方には興味深いのではないかと思います。作中では、「ジョン」としか、表現されていませんが、明らかにジョンレノンの軽井沢滞在時の様子をフィクションとして描いています。※文庫版あとがきでジョンについては、あくまでも物語上のジョンであって世界的に有名なジョンレノンではないとされています。(一応そういうことになっています)私は、ビートルズやジョンレノンについて
通訳業務前になると電子書籍を大人買いします。先月の出張期間中に読了した本は12冊でした。気に入った順に番号をつけて、軽く感想を書いてみます①『板上に咲くMUNAKATA:BeyondVanGogh』原田マハ著主人公は実在の人物です。版画家棟方志功、彼の人生を妻の語り口で描いた長編アート小説です。英語でいう“gift”=天性の才能、それを自身の使命として情熱を注ぎ、生を全うする。心に響く生き様と、魂の純度に感銘を受けました。読了後は暇さえあ
皆さんこんばんは。恒例の夜中の本紹介。「コメンテーター」奥田英朗精神科医・伊良部石とゴスロリの看護婦のコンビが活躍するシリーズ第四弾。(イン・ザ・プール)(空中ブランコ)(町長選挙)と続き、直木賞を受賞した作品。何と17年ぶりの復活作品。さてどうでしょううか?今作も何時もと同じ連作集。真面目なのか不真面目なのか分からな精神科医・伊良部石の元に持ち込まれる問題。そしてプライベートでバンドををするゴスロリ系の看護婦の打つ注射。ハチャメ
このところちょっと、鳥見に行く時間がうまく作れず…隙間時間に読書をして、なんとか気分転換😊読了本は、鳥ブロ友さんからのおススメ。以前読んだ伊良部先生の『イン・ザ・プール』はあまり覚えていないのですが、それは全く問題なく、楽しめました!作品紹介・あらすじより伊良部総合病院地下の神経科には、跳べなくなったサーカスの空中ブランコ乗り、尖端恐怖症のやくざなど、今日も悩める患者たちが訪れる。だが色白でデブの担当医・伊良部一郎には妙な性癖が…。この男、泣く子も黙るトン
累計290万部のシリーズ4弾「精神科医・伊良部」17年ぶりに復活です♪奥田英朗さんは、2004年に伊良部シリーズの第2作目『空中ブランコ』で第131回直木賞を受賞しました。「コメンテーター」すごく爽快!ほど良いパンチ型破りな伊良部先生♪面白い!読みやすくてストレートに頭に入ってきます。ツボにはまりましたシリーズ4弾にして読むのは初めてトンデモ精神科医の伊良部先生♪初めまして、です。超個性的キャラの看護師さんも登場です⤴
妻に不倫された作家が一夏を過ごすために借りた海辺の古い一軒家そこで出会ったのは早期退職を木場名工場の警備員へと移動させられた家電メーカーの中高年社員の前に現れたのはコロナウィルスを感知する能力があるらしい5歳の息子を信じ奇妙な自主隔離生活を始めたパパの身に起こったことはなど5つの短編集読んでてホロッとしてクスッとして読み終わった後思わず『良い本だった』とダンナに力説してしまった15/2024
邪魔(上)新装版(講談社文庫)[奥田英朗]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}邪魔(下)新装版(講談社文庫)[奥田英朗]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}内容紹介(koboストアより引用)九野薫。36歳。本庁勤務を経て、現在警部補として所轄勤務。7年前に最愛の妻を事故で亡くして以来、義母を心の支えとしている。不眠。同僚の素行調査を担当して逆恨みされる。わずかな契機で変貌していく日常を絶妙の筆致で描く犯罪小説
伊良部総業病院の精神科医:伊良部医学博士のドタバタ物語で、緊張感は有りませんが、ワクワクするし面白くあっという間に完読しました。【アマゾン本書紹介文】直木賞受賞、累計290万部の人気シリーズ17年ぶりに復活!低視聴率にあえぐワイドショーのスタッフの圭介は、母校のつてで美人精神科医をコメンテーターとしてスカウトしようとする。が、行き違いから伊良部とマユミが出演することに。案の定、ふたりは放送事故寸前のコメントを連発するが、それは暴言か、はたまた金言か!?コメンテータードクター伊良部(文
まとまった時間を取れるようになって読書時間が確保できることが心の拠り所になっている『週末の読書時間備忘録』小学生の習い事と今年から新たに始めた週末の副業この2つは私の大切な読書時間📖につながっています習い事の待ち時間は日によりけりですが、45分〜3時間ぐらい⏰長い…ameblo.jp最近読んだ本↓1973年に生まれて団塊ジュニア世代の半世紀[速水健朗]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}バッチリ世代なので手にした本📖ロスジェネ、超氷河期、お荷物と言
今日は本読んだよー!レビューです。「うちの夫は仕事ができないかもしれない」というキャッチコピーに惹かれて読んだこの本。大好きな奥田英朗さん♡「我が家の問題」我が家の問題/奥田英朗【1000円以上送料無料】楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}一家を背負う夫が、仕事できないって、なかなか大変だよね。背負うなんて表現、古いかもしれないけど、生活の家計を担ってる旦那さんは多い。うちもそう。夫が、仕事して、お給料もらってきて、生活することって、別に当たり前のことじゃ
息子から借りて同著を読みました。本書は短編小説と思って読み進めたら、面白くて物語に引き込まれました。スリリングな展開で、最後がどうなるのか、ワクワクしました。奥田英朗の本は、コメンテーター、町長選挙、インザプールなど精神科医の伊良部の物語も好きですが、一味違う本も読んでみたいと思いました。【アマゾン本書紹介文】次々と男たちを虜にしてゆく美幸には、黒い噂が━━。「罠を仕掛けてきたんやわ」連続ドラマ化でも話題。愛、悲哀、欲望と笑いが夜空に弾ける、ノンストップ・エンタテインメント!「侮ったら、そ
春休みもあと数日!ご飯づくりおばさんになってる毎日です。朝ごはん↓洗い物↓昼ごはん↓洗い物↓夜ご飯↓洗い物って、毎日、洗い物しかしてない気がする。ご飯のこと考えるのもう嫌や!!!そんな日の昼ごはん↓とりあえずおにぎり握っときゃいいだろって感じに落ち着きました。この量も、8歳と5歳と私で食べればあっという間になくなります。食べ盛りコワイネ!!!!最近、ゲームとYouTubeを2時間くらいに抑えてます。午後には、絵の具あそびー!天気良かったから外で!吹っ飛
オススメ本ほぉ〜アタシは奥田英朗にハマってしまったようですしかし、邪魔ってタイトルが…どうもひねりがないような、あ〜なるほど!だからこのタイトルね💡的な気づきがないこれ、上下巻にせずとも分厚い1冊でイケタな↑何目線?🤣でも、今度から奥田英朗はチェック☑️リスト入りですご紹介ありがとう😭
3月の読書メーター読んだ本の数:17読んだページ数:4120ナイス数:21貧乏ピッツァ(新潮新書1018)読了日:03月02日著者:ヤマザキマリときめくフクロウ絵図鑑読了日:03月08日著者:永田鵄ジウX(単行本)読了日:03月10日著者:誉田哲也喫茶おじさん読了日:03月12日著者:原田ひ香最後は住みたい町に暮らす80代両親の家じまいと人生整理の感想60代の著者が80代の両親の終の棲家(=新築マンション)への引っ越しを手掛ける。自分も年を取ってか
エンハーツ12クール目、12日目。3月30日、土曜日。医療費奴隷なので、休みなく働いておりますが、なんやかんやでお休みでした!!イェェェェェェーーーイ!!!昼まで寝て、本読んでウトウトしてたら1日終わってました。読んでた本はこちら。コロナと潜水服(光文社文庫)[奥田英朗]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}あ!本読みながら寝るのサイコー!あと、本読みながら寝るのはつまんないからではなくて気持ちいいから。実家の妹から春の便りが届いていました。お花見
12『瑕疵借り』松岡圭祐曰くつき物件に住んで、心理的瑕疵を軽減させる賃借人の話なかなか面白い🤣シリーズ化してないのかな??オススメです13『コメンテーター』奥田英朗伊良部先生いいね〜👍読みながら中山七里シリーズの毒島をイメージしちゃいました奥田英朗も押さえなきゃ!
90,87,36,68,45,53,49.今日の昼は酢豚にさせていただきました。これで409品目。写真を見ると、左にデザートのパイナップルとマスカット(紫)が、その上に冷たいお茶、中央にホットケーキサンド、そして、右上部にはいつものように赤とピンクが椿(ツバキ)、白が水仙(スイセン)の色とりどりの花たちがありますよ。今日の夜はギョーザにさせていただきました。これで410品目。写真を見ると、右に梅干しとギョーザのタレが、左にデザートのキウイとバナナが、その上に冷たいお茶が
電子書籍を見ていたらこの本が伊良部精神科医が登場する小説です。コメンテーターは17年ぶりの続編です。この本の中にデイトレーダーが面白いんです。主人公は一流保険会社に入ったが2年で人に馴染めず退職。退職後に50万円を元でにデイトレーダーになり、1年で3億円、2年で10億円を儲けています。伊良部医師の母親の飼っている犬に噛まれて、伊良部医師が治療することに。主人公がデイトレーダーにのめり込んで、強迫観念に心が乗っ取られていました。伊良部医師が往診して、お昼は出張寿司や出張中華を頼んで
ども寒いと動くのが億劫になりますぅ。。ご訪問ありがとうございます。趣味を増やす期間。ストレス解放のためと、趣味を増やすために読書をしようと思いまして最近は図書館で本を借りて読んでいます最近、ハマった本📖ナオミとカナコジャンルミステリーカナコとナオミがカナコのDV旦那を殺害するお話。読みやすくてサクサク読み進めれた久しぶりに夢中で本を読みました。奥田英朗作の本をまた借りてたので楽しみですナオミとカナコ(幻冬舎文庫)[奥田英朗]楽天市場${EVENT_L
皆さんこんばんは。朝に書いた花粉症。市販の薬で大分いいけど、咳も出るから風邪なのか?熱は全然ないし、花粉で咳も出ると聞くからどうなのかな~。日曜のLIVEまでには何とかしたい。さて恒例の夜中の本紹介。「コロナと潜水服」奥田英朗コロナ下に書かれた短編集。さてどうでしょうか?五作の短編が収められています。ある理由で家を出た小説家が、葉山の古民家に一時避難。生活を満喫するも、そこで出会ったのは・・・・・・(海の家)早期退職の勧告に
受験が終わったら、新しい学校の用意があれやこれやとなかなか通常運転には戻らないですね、気力が。でも持っていかれないように気をつけなくては!気力回復に努めます今回は「コメンテーター」奥田英朗「自転しながら公転する」山本文緒「15歳のテロリスト」松村涼哉です。「コメンテーター」は、またまた精神科医の伊良部先生です!相変わらず、伊良部先生は好き勝手やってるだけなのに、勝手に患者さんの方が治っていくんですよね。でも今回は患者さんの存在感の方が大きくて、伊良部先生の存在は薄かったよう