気長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)は第14代仲哀(ちゅうあい)天皇「足仲彦尊(たらしなかつひこみこと)」の皇后になり神功皇后と呼ばれた。『日本書紀』では気長足姫尊、『古事記』では息長帯比売尊(おきながたらしひめのみこと)とある。父は息長宿禰(おきながのすくね)王、母は葛城高額比売(かつらぎたかぬかひめ)とされる。記紀ともに仲哀天皇は息長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)を皇后としたというくだりから唐突に登場し、以後皇后について詳しく述べられていく。仲哀天皇2年(193)2月6日、天皇は息