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ちょっと間が開いてしまいましたが、今回は、外から中に脚を集めるポジションチェンジです。第4ポジションから第5ポジションへのやり方を例に説明します。第4ポジションから脚を第5に変えるには、二つの選択肢があります。後ろ脚を軸にして前脚を引き込むか、前脚を軸にして後ろ脚を引き込むかの二つです。どちらにせよ、先ずは軸脚を作る所から始めます。では後ろ脚に軸を作り前脚を引き込む方法で説明します。この場合、先ずは前脚全体をつま先まで伸ばして軸を後ろに移動させて、前のバットマンタンデュの形に移行
本日は第2回目のバロックダンスのレッスンに行ってきました金曜日に埼玉県向かって旅立ち日曜に帰宅月曜はLaLaとしんのすけのレッスン行ってそして、今日は母ちゃんのダンスレッスンもういったいどうなってるの?自分でも不思議やけど絶対にリーフさん&エルフィーペアからパワーもらってるね踊れることが心地よくて出かけられる事が嬉しいのです子どもか⁉とても充実してますちゃんとレッスンに行ける日々の地道なトレーニングも毎日LaLaとしんのすけとやれてるしバロックダンスの習ってきたステ
昨日のひでっち先生のブログを受けて。ひでっち先生のブログはこちら『バランスの取り易い身体とはどんな身体?』バランスを取り易くする条件とは?!『バランスを取る』事がどの様な事なのか殆どのダンサーが、プロでさえも勘違いしています。勿論多くの指導者でも誤った認識で指…ameblo.jp私が以前に生徒から「グラグラしながらバランスを取ると揺れを止める筋肉が鍛えられる」「バランスは止まって」と指導する先生がいるという話を聞いていますが、私はこのような指導はしていません。グラグラする練習
「嘘だと思うかもしれませんが、本当に顔も変わるんですよ。身体を変えると。」「バレエ顔もあるが、ピアノ顔もあるはず。」「ロシアピアニズム顔というのもあるかもしれません」「パーソナルを受けて下さってるお客様がパーソナル中に鏡の方に近づいていってこう言いました。「なんか凄い自分の顔が変わったんですよ。もっとのっぺりした顔だったのに」って言ったんです。ロシアピアニズム顔になったってことです。」「この姿勢の人はこういう顔になるな~、ここにシワができるな~っていうのがある。それに反した顔をして
今まで3歳から80代を指導してきて、大人のほうが痛みには敏感な印象です。子どもはポワントで全く痛くないかと言うと、人によりまして。はじめから合うシューズで、ポワントを履く前までにしっかりトレーニングできていたらあまり痛くないケースが多いです。教え先のバレエスタジオアクシスは12歳以上でポワントを履き始めます。まだ体重も重くなる前、脚がしっかりしているのであまり痛いという話は聞きません。私自身は小学1年生からポワントでしたので(昭和時代は多かった)、しかも37年前ですから今ほど種類がなく
『第1ポジションから第2ポジションへのポジションチェンジ等の時に足を踏み換えるのはダメですよね!でも、これが理解できない人には、どうやって説明したら良いのでしょうか』先日、現役のプロダンサーでもあるバレエ教師の方から、こういう相談を受けましたので、改めて解説したいと思います実は、色々な理由があるのですが、ここでは、明確に分かりやすい二つに絞ります理由その①重心位置を何回も変えさせない為!第1ポジションの時に重心線は両足の真ん中、つまり踵と踵が触れ合う位置にあります。下の
『バレエ上達』とは何か。今回は大人からバレエ始めた方を基準にしています。まずは基礎力が上がること。基礎とは姿勢、バレエの基本的な動きの知識があり、ある程度その通りに体を動かせること。そこから応用できるようになること。応用の幅が広がっていくこと。基本的な動き、方向、全身の連携とコーディネートが基礎からはずれてしまうと、どんなに複雑な振付やパをグラつかずにやっても上手には見えません。よく注意するのが上半身と下半身の動きがバラバラなこと。『足の動きにアームスを付ける』という考えはバラバ
反張膝、膝のお話の続きです。私のブログでも、レッスンのときの説明でも度々登場する【内側広筋】私の右膝です。ケガの影響でふくらはぎの内側の膨らみがなくなっているのでO脚っぽく見えますね。今少しずつ筋力を戻そうとしているところです。生徒さん、これからまっすぐに直っていく様子も見ておいてください。丸で囲んだあたりに見えるのが内側広筋。ここに力を入れようとしても筋肉を見つけられないくらい張りがない人が多いです。筋肉がないのではなく、使われていないのでペタッとなってしまって、張りがないので
何度も書いていますが改めて。ポワントの中の足の状態。足指は伸びていますか?ア・テールで爪先がシューズの先の内側に触っていませんか?履くときにボックス(硬い部分)を起こして足を押し込んでいませんか?30分程度のレッスンで爪先が痺れてきませんか?ポワントは痛いものと思っていませんか?上記はポワントを見直したら1〜2.5cmきついシューズを履いていたことが判明した生徒の話から。上の中の1つでも当てはまるなら、シューズがきつい可能性が高いです。もしくは型が合っていません。昨日もいつ
Échappé=escape=逃げる足と足が逃げるように、と説明された人は多いと思います。私も子どものときはそう習っていました。色々と「ちょっと違うよ」という習い方をしている人に多いのが、エシャペを足と足が逃げるように動く『だけ』のケース。エシャペは足同士が離れる前にフルポワントのルルヴェです。身体は縦に長くなるはず。ここ数週間で、エシャペが含まれた数件の動画を見かけて、皆さんお尻の高さが全く変わらないままエシャペをしているので足を広げすぎて重心もバラけてとても大変そうでした。実
今回は大人のバレエに関して。スポーツクラブのポワントクラスは、その前のバレエシューズのクラスの様子を見て、私から参加を断るケースもあります。中には「他の先生のところでは履いてる」と駄々をこねる人もいるのですが、私の許可する基準を満たしていないときは断固断ります。またはバレエシューズでの参加にしてもらうか。ひよこ座でポワントも履いている人は発表会に出ることを希望している人ばかりなので、きちんと基礎を積み重ねること、そこから『踊る』ことを重視しています。スポーツクラブでは、ほぼバーレッスン
今回はバレエシューズでのドゥミポワントの足の状態について。これもあちこちで相談されたり、正しいやり方を説明すると「いつもの先生に指で立つように言われた」ということを聞きます。ドゥミポワントのルルヴェで足指は基本的にはリラックスしています。(ア・テールでもですよ!)・体重は母趾球を中心に中足骨骨頭にかかります。・甲は押しません。(よく押し出そうとする人がいますが違います)・踵の裏は下に、床の方に遠ざけます←押すのではない間違えたまま間違えた動きを繰り返すと故障、痛みの元となります。
ア・ラ・スゴンド(足を横に出す動き)大人バレエの皆さんの先生はどちらを指導されているでしょうか?しっかりと真横に各自がターンアウトできる範囲で(爪先の方向へ)私はです。ターンアウトの感覚がわからなかったり、まだできていないのに無理に真横に足を出すとたいていターンインしてしまいます。子どもはプロになるときのことを考えて9〜10歳になったらしっかりターンアウトの訓練をします。(低年齢での無理なターンアウトは股関節などに負担です。)大人はまず足を片方動かす、手足を別々に動かす時点でかなり
大人バレエの方のSNSやブログを拝見しているとよく「このポワントは乗りやすい」「今日はうまく乗れた」という表現を見かけます。少し前からポワントクラスが新設されたスポーツクラブのバレエクラス。他の先生のクラスに今まで出ていた人もいます。私が最初から教えているポワント歴数回の人より、数年前から他の先生のクラスに出ている人のほうが立てていない。しかもみんなポワントは痛いものだと思っている。合うシューズはそんなに痛くありません。慣れるまでは多少は固いところの摩擦が痛いかもしれません。だから
伊藤藍衣ですバレエでは体幹を引き上げてお腹を使えるようにすることがとても大切ですが、お腹を使えるようにする、つまり絞る力と張る力を拮抗させて(=腹横筋の収縮と腹腔内圧を高めて)安定させるためには胸郭をいかに広げられるかどうかにかかっています!胸郭を広げることができると多裂筋も入って背骨も安定します。腹横筋はコルセットのような筋肉で、体幹を安定させてくれます。呼吸によって動くので呼吸と連動させて学ぶことが大事。あと、筋繊
ブログを読んでくれたり、口コミで私のクラスに来てくれた人から質問されることが多く、まだまだ認識が違っている人が多いと感じている問題。『ポワントは爪先に体重がかかる』と思っている人の多いこと…正しくシューズを選び、正しい立ち方ができていたら体重はソールとヴァンプに分散して、足裏中心に筋肉を使います。爪先に体重がかかって、ふくらはぎが疲れるのは間違い。私も爪先に痛みを感じることがありますが、6時間を越えるくらいの長時間はいて、自分の汗でボックスが潰れてしまったときくらいです。あと、10足
おはようございます。お腹が空いたタイミングを逃すと、食べる気がなくなるってモンです。ここ2、3日続いてます。で、後からお腹すいて、またタイミングズレるという…笑今日は逃すまい!では、お題です。================ズドンと降りるグランバットマン。イン、エンドカウントでとるグランバットマン。自らの意思が脚にはないかのように、ズドンと降りてしまう。わかり易いですねー。本当に。もちろん、グランバットマンに限った話ではないのですが、取ってもわかり易い事例です。
去年から、ヤムナボールを始めたおかげで生徒たちのお仕事や日常の体の疲れを効率よく解消できるようになり、バレエ上達も目に見えて、とにかく良いことだらけです。それぞれ課題があり、お悩みもありましたが少しずつ確実に進化しています。聞いてみると、私が指導したことを自分のペースでこつこつ続けられています。がむしゃらじゃないところが鍵です。私が指導しているセルフケアやエクササイズを全部やっていると、膨大な時間が必要になります。そのうちヤムナまでやるのはお仕事をしながらではとても無理です。その時の
大人の生徒から時々ある質問。「ポワントが潰れたってどういうことですか?」手っ取り早くいうと履き潰して柔らかくなったので買い替えの時期ということです。一番多いのはボックス(つま先の硬いところ)が柔らかくなりすぎて立てなくなること。シューズを通して指先で床の感触をはっきり感じるのは潰れています。まだ使えるうちはプラットフォームの周辺に少し硬さを感じますが、それがなくなるくらい柔らかかくなることもあります。2番目に、ソールが柔らかくなりすぎる場合もあります。特にファーストシューズで多いよ
会う人会う人に言われるので改めて。『ひよこ座の生徒さんは安定感がある』『ふわふわして、見ていてドキドキしてしまう人との違いはなんだろう?』レッスンでは『止まる』『ポーズを決める』という指導はあまりしていません。どちらかというと『動きの軌道(通り道)』『動きのピークをこのタイミングに持っていく』『音楽の取り方』を細かく指導しています。ポーズはカチッと止めるのではなく、最大に体を伸ばすと決まったところが見ている人の印象に残ります。実際に滞空時間が長くもなります。この滞空時
Enclocheカタカナで書くとアンクロッシュ鐘のように脚を前後に振り上げる動きです。外国の教会の鐘カランコロンと振るタイプ、想像してみてください。子どものクラスでこのお話をしたところ、その教会の鐘がわからないという子が多くて驚きました。けっこうな人数に「除夜の鐘だと思った」と言われて戸惑った先生です。。。どうも、海外の童話・絵本などに触れる機会が減っているようです。バレエに限らず、お勉強や他の音楽・スポーツなど、何をやるにしても想像力や考える力は必要です。学問ではない知
ブログのテーマはトレーニング。まず、私はバレエに向いていない身体なのですがそれを話すと大人の生徒達は「そんなことは!」と言います。本心かお世辞かはわかりません(笑)向いているいないは主に骨格、次に筋肉のことを言っています。私は骨盤がガッチリ、大転子がやや後ろ側に引っ張られ気味の状態がニュートラル。つまり、バレエをやっておらず動きの修正をしていなかったらいわゆるガニ股です。アンディオールとガニ股は別ですよ。外側の筋肉を使いやすいバランスなのでバレエのように中心に集めたい種目をする
伊藤藍衣ですよくレッスンで肋骨を開いてはいけませんよ!とか肋骨のハの字をしめて!という言葉を耳にしますよね?↑こういう人がいたら真っ先に言われる言葉じゃないでしょうか?というか、私もマーク先生に注意され続けていました!笑バレエでは肋骨を開いてはいけないという言葉はかなりよく言われるんじゃないかと思いますし、実際私もそれに似た言葉はよく言います。(私はハの字を下に下げると言うことが多いです)
私は子どものころから身体を動かすのが本当にぶきっちょで、他の子が新しく教わったパをサクッとできている横で何十回も練習しないとできないくらいでした。また、小6で10ヶ月ほどバレエをお休みして、復帰したときには同じクラスの友達がみんなグランワルツもマスターしていて、自分だけできなくて毎回のように泣きながら帰っていました。グランワルツのトンベ・パ・ド・ブレはピルエットなど他のワルツの場合と基本的には同じです。一番違う点がアームスの動き。テンポが速いと、たいてい両手同時に動かします。アンバー(
バレエの基礎って大事ですね。20年ほど前と比べて、「大人が基礎を習えるクラスがない」「大人も基礎を身につけたい」SNSでも、こういう意見を見かけることがあります。ひよこ座でやってますよー!月曜日朝のクラスは一人ひとりに必要なこと、やりすぎていること(排除したほうが良いこと)なども指導しながらゆっくりじっくり動きや姿勢を確認していくクラスです。しっかり目が行き届く範囲にしたいので定員8名です。まだ空きがあるのですが、「基礎をできるところがない」という投稿を見かけるのにお問い合わせは
お久しぶりの生徒さんの登場です。いつもご協力ありがとうございます!このところコンディショニングやトレーニングを時間ギリギリまでやっていたので、写真の記録は久しぶりになりました。個人レッスン受講開始から少したって、姿勢が改善されてきたので「写真で記録をつけてみますか?」と時々撮影をすることに。その頃から昨日までの約1年半でここまで変わりました。写真を撮る時は「自分が良いと思う姿勢を取ってみてください」と言っています。身体が変わるとその『良い姿勢』の感覚も変化します。お尻の位置が上がり
脚を踏み換えせずにポジションチェンジをする事は、とても大切です。しかし、やり方を間違えると意図せずに踏み換えてしまいます前回、先ずは片脚で軸を作ってからポジションチェンジをする事が最初の意識と教えましたね。今回は、第1ポジションから第2ポジションへの移動を例にその先のやり方をお教えします先ずは、第1ポジションから軸脚に重心を移して自立したら、横にバットマンタンデュをします。この時には、バーに掴まらなくてもバランスが取れていて、動脚が何処にあろうと、体幹が崩れない、しっかりとした
この春、大人の生徒数名のポワントフィッティングをする機会がありました。また、ジュニアの生徒も自分で買ってきたポワントの型とサイズが合わない子が。お店でフィッティングしてもらった人まで合っていません。以前にも書いていますが、某国内メーカーのショップでフィッティングをしてもらうと、何故かきついシューズをすすめられます。踵の位置を合わせて足と並べて、シューズのほうが小さいのはきつすぎます。ポワントはそこまで無理して履くものではありません。・中で指が丸まってしまう・アテールで立ったときにつ
ずっとリハビリに通っていて、担当の理学療法士さんとも1年のお付き合いに。その間に大人、ジュニアに関わらずバレエでアキレス腱周辺を痛めて病院に来る人は多いと聞いた。まだまだ『ルルヴェ=踵を高く上げる』と教えている先生が多い。他の先生のレッスンの経験があり、途中から私のレッスンに来た人はその意識を変えることから始まることがよくある。踵を上げようとするとふくらはぎの筋肉が余計な収縮をして(過収縮、過緊張)、アキレス腱周辺に余計なストレスがかかったり炎症が起きたりする。そして重心は下がるので見
前回、「第1ポジションの軸は、両脚で支えられて立っているから、そのままの位置で片方の足を動かそうとするとバランスを崩して腰が落ちてしまう。」と話しましたが、これについて解説しますここに図の様な台があります。台は左右二枚の板に支えられて立っていて、バランスは二枚の板の丁度中間にあります。次に台を支えている右側の板を外してみましょう。右側の支えを失った台は当然ながら右に倒れますこれと同じ事が第1ポジションからバットマンタンデュ等をする時に起きています第1ポジションでは、Bにある重心がバ