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星野富弘さん(78)死去のニュースが夕方テレビから流れてきて、料理をしている手が止まりました。詩画集全書を買いあさり読破している“大ファン”というわけでもなく、彼の詩画集カレンダーを毎年買って飾るとか、そういう入れ込み方をしていたわけでもなく。けれど、うちに一冊しかない詩画集を最初に手にしたときから、心身にすーっと沁み込んでくるような詩文と絵は二度と忘れることのない、時として一番辛い時にこそ思い出される「花の絵」と「言の葉たち」になっていたようです。星野富弘
思い立ったが吉日。4月はじめ、平日狙いで『北欧の神秘』というノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画展を観に行きました。ケータイ画面越しに流れてきた広告の『北』というワードに惹かれたのか、広告に使われた『女神に蚤取りしてもらうトール(北欧神話に出てくる妖精?)』にときめいたのか。悲しい事が起きてからは、ある種の直感を『自身を導くもの』として生きてきたようにも思います。以前もブログで書いたとおり、お絵描き好きの有ちゃんをこころに伴って一緒にエンジョイできる神聖なスポ
授業中、学校敷地内での飛び降り自死。第一発見者は学校見回り職員の方。*その日は冬休み明けの健康診断があり、着替えが終わった順に生徒たちは自分のクラスに戻ることになっていました。が、クラスに戻って来ない生徒が1名、それが我が子でした。机の上に残されていた『いしょ』を生徒たちが発見して、担任をはじめその日学校に来ていたPTAの方々や見回り職員さんたちで校内を探し始めたらしいです。すると三階の渡り廊下に、上履きシューズがきちんと揃えて脱いであるのが見つかったそうで、そ
お好みカラーアレンジメント*プリザーブドフラワー『色々花草~いろいろはなそう☆』アートワークショップのご案内です。◎しめきりました◎参加者様に、当日の再確認事項のお便りを送信しますのでご一読ください。◆案内人/チエさん・プリザーブドフラワーディプロマ取得「一人息子がお空に還ってから、2024年現在で3年めを歩んでおります。大切な人を想いながら、でも哀しみから切り離されたひとときを皆様と過ごせたらよいと思います」⇒Instagram🌟ワーク内容木のボックスタイプの
ある日突然の、我が子の自死(自殺)というショッキングな出来事から生まれ出た“悲しみ”は、感情のコントロール不能、泣けば泣きっぱなし、時に放心状態に陥ったり、かと思えば怒りの矛先が自分に向かったり他人に向かったり、一番思いやらなければならないはずの同じ苦しみを味わった家族に向けられたり……、まるで手が付けられない癇癪を起こしたような状態が続く時期もありました。悪気は無いのであろう他者の言動にも神経質に傷つき怒り、時にそれは嫉みにも豹変したり、心の中は濁流で渦巻いていたようにも思います。
我が子に自死(自殺)で先立たれてから、これまで数カ所のわかちあいの会に継続的に参加してきましたが、私の知る限りで最短で遺品整理(処分)に至ったという方は、事後一日か二日でした。「亡き人を思い出すモノを置いておきたくなかった」というのがその理由でした。確かにそれも一理あるかもしれないけれど、一日か二日で片づける(ほぼ捨てた)なんてスゴイよなぁと……事後からまだ日の浅かった私は、目を白黒させてお話を聞いていました。でも考えてみれば、実家から離れて一人暮らしをしていた方を亡くされた場合などは、遺
こんばんは。千春です。ブログを読んでくださりありがとうございます。昨日の記事には思いもかけず暖かいコメントをありがとうございました『造花のアレンジメント』こんにちは。千春です。ブログを読んで頂きありがとうございます娘が亡くなって、位牌の前とお墓に生花を絶やさないようにしていますお墓、花入が6つあります暖かくなっ…ameblo.jp娘が亡くなって、グリーフケアを調べたりオンラインカウンセリングを受けたり自死遺族向けの電話に電話して話を聞いていただきました。調べるうちに分か
大切な人との死別に伴い、それがどんな死因であろうと自責の念はつきまとうのだと思いますが、とかく自死(自殺)で突然の死別となった場合、この自責の念は複雑且つ執拗なものとなり、人によっては致命傷になるまで心を呪縛し苦しめられてしまいます。何年経とうが強い自責の念から解き放たれることなく、苦しい気持ちと闘い続けている遺族・恋人・親友も多いと想像しますし、私も事後から(このブログのアップ時点で)2年と9ヵ月経ちますが、この念が何かの拍子で巻き戻ってくると、気持の切り替えに時間がかかってしまいます。
対面での分かち合いの会に初めて参加して来ました。私を含めて参加者は10名。子供、親、パートナーを亡くされた方達でした。。何故か分かりませんが始まる前から涙が込み上げてしまって。。涙ながらに自己紹介をしました10名中、5名が子供を自死で亡くした参加者で。その方達が自己紹介するのを聞いているだけでまた涙。。。子供を亡くされた参加者の中に私のように日の浅い方は居なくて9年以上の大先輩でしたその方達が「悲しみ、辛さは変わらない。ただ、その事を横に置いて生活できるよう
「おい、今朝お墓に行ったら、早くも綺麗なお花が供えてあったぞ。誰だろうな」3月17日(日曜日)朝、八戸の実家の父から電話がありました。そのお陰で彼岸入りであることに気がついた私。事後からずっと、春秋お彼岸入り日には主人の実家へ(有ちゃんの墓前お供え用)生花と菓子類が届くよう郵送手配していたのに、この8年め、すっかり忘れていたのです!(初日早朝から生花を供えてくれたのは、八戸在住の私の実妹と判明)有り難いな…。(私ときたら忘れていたのに)確か
◎2024年5月は対面の集いです。◆第55回は対面の集い<<この日は、より近い境遇でグループ分けをしたわかちあいを予定しています>>2024年5月18日(第3土曜日)受付13:15より※予約不要です。13:30~16:00わかちあいの集い(閉会後のクールダウン茶話会あり☆任意でどうぞ)会場⇒浦和コミュニティセンターコムナーレ10階【第1+2集会室】〒330-0055埼玉県さいたま市浦和区東高砂町11-110F(JR浦和駅東口徒歩1分コムナーレ10階)※武蔵浦和
事後から7年めの年末…大掃除、それまで行き届かなかった場所にも手を伸ばせる気力が湧いてきたのは良いのですが、リビングの片隅にある引き出しのポーチから、有ちゃんの診察券がごっそり保管されていたのが出てきました。小児科、耳鼻科、眼科、整形外科、歯科、皮膚科………通院歴のある病院の診察券たちです。一枚一枚めくって見ていると、その当時のことが妙なリアリティを持って思い出されます。「ああ…あの子、ちゃんと此の世に生まれてきて家に居たんだよね」、「あの時の通院は長引いたよね、一緒に通っ
毎年、とーーーーっても憂鬱なのが。4月5月。この時期は、小学1年生がピカピカのランドセル背負って、親御さんが見送ったり、お迎えに行ったり…そんな姿を目にするのが、たまらなく苦しいのですちゃーこもね…1年生になるはずだったから。そんなこんな…4月は気持ちのゆらぎが大きい私です。先日、わかちあいの会に参加してきました!そこで、私は…ちゃーこは小学校入学を楽しみしていたが、その願いは叶わなかった。ピカピカの1年生を目にするのがとても苦しい。家の前の
◆日本自殺予防学会「自殺予防と危機介入」第44巻1号に論壇「自殺の統計の健全な発展を願う—2022年警察庁自殺統計原票の見直しの問題を踏まえての提案—」が掲載。著者は竹島正、山内貴史(東京慈恵会医科大学)、井上顕(高知大学保健センター)、福永龍繁(科学警察研究所)。⇒https://acrobat.adobe.com/id/urn:aaid:sc:ap:ee357601-1e89-4696-9d47-2b121a31934f◎警察庁「自殺統計」のあり方について意見を述べています。
先日参加したがん遺族サロンでのこと。初めて参加された方の中に「いつも読んでいるブログにここの事が載っていたので来ました。」とおっしゃられた方がいてスタッフさんで私がブログをあげていることを知ってらした方が「りぼんさんのブログ見て来てくれたんじゃない?」と教えて下さりその方と繋がることが出来ました。確かに私があげたブログを見てグリーフケアというものがあることガン遺族サロンがあることを知ってサロンに来てくださったとのことで「来て良かった」とおっしゃって下さいました。私
皆さま初めまして。子どもを病気や不慮の事故で亡くした親・家族の自助グループ、「小さないのち」です。子どもを亡くした親・家族、当事者だけで構成しているセルフ・ヘルプグループです。会の始まりは25年ほど前!会の代表が当時1歳の長女を突然の病気で亡くし、インターネットも無い時代、同じような経験をした親御さんとつながりたいと、あちらこちらにお手紙を出して…やっとつながった親御さんと立ち上げた会です。以来、変わらず当事者による当事者のための会として活動を続けています。
スピリチュアル&グリーフケアココロとカラダの癒しHOMISH∼gowithʚkiyokaɞこの場では「話すこと」の大切さによく触れています。身近なところで話す人や場がない、または難しいと感じられる場合には自助グループや分ちあいの会、個人活動による傾聴が行われています。私もグリーフ専門士としてその一端を担いたい、と日々学びをしています(⁎ᵕᴗᵕ⁎)ただ分ちあいなどの「場」を近場で見つけられないという声もよく見聞きします。また、死別を経験されて未だ日