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第2009回定期公演Bプログラム1日目を、サントリーホールにて。指揮:クリストフ・エッシェンバッハチェロ:キアン・ソルターニシューマン/歌劇「ゲノヴェーヴァ」序曲シューマン/チェロ協奏曲イ短調作品129(アンコール)キアン・ソルターニ:ペルシアの火の踊りシューマン/交響曲第2番ハ長調作品61先日素晴らしいブルックナー7番を聴かせた84歳のマエストロ、クリストフ・エッシェンバッハ。今回は彼が得意とするシューマンである。今回もまた、円熟の巨匠が素晴ら
明日から5月。5月のコンサート回数は(LFJ3公演を除いて)7回と少な目。回数は少ないですが、楽しみなものばかり。定期演奏会はどれも期待できそう。5/10(金)カーチュン日フィル/マラ95/11(土)藤岡シティ/RVW2《ロンドン》他5/18(土)井上日フィル/ショスタコ10他5/21(火)ヴァルチュハ読響/マラ35/23(木)ルイージN響/ニル2他会員でなければ足を運ばない回が皆無。N響Bプロも、ブラPf協1(w/ブッフ
一昨日と昨日のソヒエフ・N響は超名演で、2日連続行って良かったです。当ブログの読者の方から「N響定期でどの公演がおすすめですか?」と言うご質問を個別に頂きましたので、勝手ながら、筆者の来シーズンのN響定期のおすすめ公演を書きたいと思います。カテゴリーとして、Sは「2日連続行く価値あり」、Aは「絶対行くべき公演」、Bは「行ったほうが良い」、C「行く価値なし」と個人的に分けておりまして、BとCは列挙すると多すぎるので、SとAのみ書きます。*下記に示す公演は、スケジュールの都合上、必ずしも筆者が全部
NHK交響楽団第1999回定期公演Bプログラム1日目を、サントリーホールにて。指揮:ファビオ・ルイージピアノ:アリス・紗良・オットハイドン/交響曲第100番ト長調Hob.I-100「軍隊」リスト/ピアノ協奏曲第1番変ホ長調(ソリスト・アンコール)サティ:グノシェンヌ第1番レーガー/モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ作品132N響首席指揮者ルイージによる、彼が得意とする独墺系プログラム。人気ピアニストアリス・紗良・オットが出演したこともあって、非
日本を代表する指揮者・山田和樹さんが来シーズン(25年6月)にベルリン・フィルにデビューすることが決まり、さらにHimariさんがメータ指揮の公演にデビューするようですので、他の公演の概要も含めて、メモ書きしていきます。詳細の曲目は4/23に発表されます。ProgrammkalenderEntdeckenSiedasProgrammderBerlinerPhilharmoniker,sowieGastveranstaltungeninderPhilharmonieBer
NHK交響楽団第2008回定期公演Cプログラム2日目を、NHKホールにて。指揮:クリストフ・エッシェンバッハブルックナー/交響曲第7番ホ長調現在84歳になるドイツの巨匠、クリストフ・エッシェンバッハのブルックナー7番。正直言うと全然期待していなかったのだけれど、これは記憶に残る名演奏である!私はN響定期ABC全ての会員であるが、ごくたまにこういう演奏に当たるから会員をやめられないのだ。正直、年に1回あるかないか。意外なことに、自分がエッシェンバッハのブルックナーの実演を
今週末のドゥネーヴN響のCプロ。曲目は、ルーセル《バッカスとアリアーヌ》2、サン・サーンスVc協1、ベルリオーズ《ローマの謝肉祭》、レスピーギ《ローマの松》。《ローマの松》のスコアには、ナイチンゲールの鳴き声を録音したレコードを蓄音機(Grf)で再生する、との指示があります。当日はドゥネーヴの希望で、スコア通りに蓄音機を使用するそうです。これは面白そう。福川伸陽NobuakiFukukawa@Rhapsodyinhorn今日からN響リハ開始。この巨大なモノ
コロナが5類になってはじめての花見シーズンのためか、昨日の上野周辺が花見客で大変混んでいて、さらに文化会館の1階のトイレが花見客で大行列で混乱気味でした。そのため、今日の「ワーグナー・指環・ガラ・コンサート」に行くのをやめて、家内のパソコンを借りてネット配信で見ることにしました。この公演は今回の春祭の中でもかなり人気の公演で完売に近かったそうです。しかし、春祭の「20周年記念」と書いている割には、曲数も少なく、歌手も地味だと思っておりました。指環の各幕のフィナーレ部分を4曲セレクトされていますが
4月からのN響のコンマス体制が発表されました。現在ゲスト・コンマスの郷古さんが、正式に第1コンマスに就任。既定路線とはいえ、嬉しい。更に、川崎さんがゲスト・コンマスに就任。"まろ"こと篠崎さんは特別コンマスに留任。ここは潔く身を退き、郷古さんと川崎さんに任せても良かったのでは。折角の新コンマス体制が色褪せて見えます。一方、伊藤コンマスは3月末で退任。最近は出番が少なく心配してましたが、こういう結果になって残念です。NHK交響楽団今後のコンサ
欧米で大活躍しているハーデリヒのバッハを中心としたリサイタルを聴きに紀尾井ホールに行きました。今日はあらゆる点で驚愕の公演でした。13:30開場・14:00開演でしたが、13:35に紀尾井ホールに到着したら、かなりの大行列で、さらに会場に入ると、CD売り場も大行列でした。今日はサイン会があることは、3日前の当ブログで予告していましたが↓、こんな行列になってるとは、予想してませんでした。『2/15エラス・カサド指揮NHK交響楽団wハーデリヒ』今日は訳の分からない強風の中、N響定期Bプロ
大城愛フルート・ピアノ教室(調布駅)のブログへようこそ!レッスン/お教室情報/演奏活動の様子などを、随時更新しています!✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼お教室ホームページはこちらからお問い合わせ先日の週末、数年ぶりにオーケストラのコンサートを聴きに行きました♪NHK交響楽団で、シューベルトとブラームスのシンフォニー(交響曲)。指揮者は、マレク・ヤノフスキさん。シューベルトもブラームスもクラシック音楽の中では超王道の大作曲家。特にブラームスのシンフォニーは多くの指揮者
今日は、良いお天気ですねーそんな今日は、初孫くんのお宮参りに行ってきました。さて、先日、とある弦楽四重奏のコンサートを拝聴に伺ったのですが、(NHK交響楽団の皆様の)素晴らしいクラシック曲たちの演奏後に、アンコールで演奏された冬のソナタが、かなりホロっときまして、。私たちの弦楽四重奏も、来月末のコンサート時に演奏出来ないかな、と、ただいま冬ソナの楽譜を絶賛探し中です、。(チェロが簡単なアレンジ限定で)ソナタと言えば、。11月に友人主催の弾きあい会がありまして、、全楽章でも出来
NHK交響楽団第1991回定期公演Bプログラム2日目を、サントリーホールにて。指揮:トン・コープマンモーツァルト/交響曲第29番イ長調K.201モーツァルト/フルート協奏曲第2番ニ長調K.314(Fl:神田寛明(N響首席フルート奏者))(ソリスト・アンコール)モーツァルト/歌劇「魔笛」―「恋人か女房が」モーツァルト/交響曲第39番変ホ長調K.543オランダの古楽の大家トン・コープマン、2019年NHK音楽祭でモーツァルトのレクイエムを振って以
今日は雨の中、N響サントリー定期に行きました。チケットは完売のはずなのですが、空席が目立つのは、雨×シューマン×エッシェンバッハだからでしょうか。シューマンは扱いに難しい作曲家で、かつてティーレマン指揮のシューマン・チクルスの来日公演も残席が多かったです。やはり、オール・シューマンはオケのコンサートでは厳しく、ショーマンは前半レベルで良いのかもしれません。エッシェンバッハの指揮は数えきれないくらい聴いてますが、深い印象に残る公演がほとんどありません。レヴァインの代役でMET来日公演「ワルキューレ
NHK交響楽団第2003回定期公演Bプログラム1日目を、サントリーホールにて。指揮:トゥガン・ソヒエフヴァイオリン:郷古廉(N響ゲスト・コンサートマスター)※ヴィオラ:村上淳一郎(N響首席ヴィオラ奏者)モーツァルト/ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K.364(ソリストアンコール)モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第2番変ロ短調K.424から第3楽章「主題と変奏」ベートーヴェン/交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄
一昨日、N響の今シーズンの定期演奏会が終わりました。今シーズンは、昨年9月7日から日本へ入国する際にPCR検査結果を提出する必要がなくなり、コロナの影響から解放されたシーズンでした(このPCR検査は厄介で、昨年6月に来日したケルン・ギュルツェニヒ管はドイツ出発前に約15人のコロナ陽性者が見つかり、日本人演奏者で補強したこともありました)。N響で「最も心に残ったコンサート」の投票期間となってますが、このアンケート結果は、入場数のAプロが上位になる傾向があり、入場数が少ないCプロは不利な結果になる
先週からロンドンに寄ってから、今、ベルリンにいますが、こちらでは観たい公演がないので音楽鑑賞はしておりません。少し気が早いかもしれませんが、今日は2025年の海外オーケストラの主な来日情報を「音楽の友」よりもいち早くお伝えしたいと思いますが、今のところ、こんな感じでしょう(あくまでも現段階での情報を現地から少しまとめてみましたが、今後、情報更新する可能性はあります)。来年は海外オーケストラの来日公演の隔年主義ですと、ベルリン、コンセルトヘボウ、チェコ・フィル、ロッテルダム、バーミンガムは隔年(
夜ご飯、フライドチキンを作ったんだけど食べ過ぎました。…Dの足がMAXにパンパンで。今日の血液検査の結果でようやく抗生剤が出たんたんだけど、何でこの間出してくれなかったんだろう~。痛み止めだけでは全然腫れが引かない「出来るだけ歩かないように」と言われたらしいけど無理じゃん慎重な先生だと存じ上げてるけど。抗生剤が効いて少しでも楽になりますように~本当に健康第一だね…!#稲本響/「どうする家康」メインテーマ~暁の空~(2023)🔗https://t.co/2a1p18UeEG指
坂入健司郎氏の棒、セレスチャルというかセレスティアル響なる団体で、楽聖とブラームスとのともに《4番》という硬派なプロ、同団は3年ほど以前に結成せられ、過去3度の公演の指揮者はみな著名人である、っこんかい参加のプロフェッショナルのメムバーは、っみなN響の人かとおもったらちがって、東京フィルや新日本フィルの人もいた、絃の規模はフル・サイズといってよく、テクニークも、有名指揮者を呼ぶだけのことはあり、っじつに一端一廉である、っずる休みへの必罰か、っほんとうに体調不良で、っやや鼻っ風邪の気味であり、
96歳で現役指揮者のブロム翁。4/24&4/25にパリ管に客演してブル8を指揮しました。Àlatêtedesplusgrandsorchestresdepuis70ans,HerbertBlomstedtretrouvel'OrchestredeParisdanslaHuitièmeSymphoniedeBruckner,cesoiretdemainàla@philharmonie.Réservezvosplaces:
3月9日(土)に東京芸術劇場コンサートホールで開催された「N響大河ドラマ&名曲コンサート本家本元が贈る大河ドラマ・テーマ曲集」、N響大河ドラマ&名曲コンサート本家本元が贈る大河ドラマ・テーマ曲集|NHK交響楽団今から60年前の1963年に放送が始まったNHK大河ドラマ。NHK交響楽団は、番組の顔であるテーマ音楽の演奏を、ほとんど全て受け持ってきました。そんな“本家本元”がお届けする、とっておきのプログラムです。大河ドラマのテーマと聞いて、多くの方が連想するのは、滔々と流れる雄渾なメロディ
昨夜はサントリーで、エッシェンバッハN響のオール・シュマを聴きました。前半は《ゲノヴェーヴァ》序曲とVc協(w/ソルターニ)、後半は交2。N響は16型(Vc協は14型)対向配置。コンマスは前半が郷古さん(サイドに川崎さん)、後半は入れ替わって川崎さん(サイドに郷古さん)。楽しかった!スキンヘッドの怪人は84歳。年齢相応に足取りは重い。指揮はコンパクトですが、音楽のスケールが大きい。N響の反応も何時になく俊敏。特に良かったのが、後半の交2。
今日は久しぶりのN響Bプロに行きました。10月から12月は海外オケの来日公演が多かったですし、Bプロはイマイチな選曲が続いていたので、スキップしていました。今日のソヒエフによるモーツァルトとベートーヴェンの古典派音楽はあまり期待していませんでしたが、とても良い意味で裏切られました。昨年から不調だったBプロは今日のコンサートで完全に復活しました。ソヒエフはロシアやフランス音楽を得意とし、マーラー2番あたりは良かったのですが、その他のレパートリーが少ない、またはパッとしないイメージがあります。昨年1
今日のソヒエフ・N響はとにかく凄かったです!本題の前に、昨日、元ウィーン・フィルのキュッヒルさんに都内の某ホテルで偶然お会いしたので「今年の春祭のトリスタンに出ますか?」と聞いたら、「今年は乗らない」とのことでした。これは残念な話ですが、トリスタンは大作ですし、指揮者のヤノフスキさんは難しい方ですので、コンマスの仕事は一筋縄ではいかないと思うのですが、誰がコンマスやるのでしょうか。関係者からの噂話によると、今年のN響コンマスは日本人ゲストコンマスが多いようです。今日は昨日の悪天候から一転して、
NHK交響楽団第1968回定期公演Aプログラム1日目を、NHKホールにて。指揮:井上道義伊福部昭/シンフォニア・タプカーラショスタコーヴィチ/交響曲第10番ホ短調作品93前日のボストン響によるショスタコーヴィチ5番に連続して、ショスタコーヴィチの傑作10番を聴けるとは幸せだ。指揮は日本のショスタコーヴィチ演奏の第一人者である井上道義75歳。小澤征爾と並び、故齋藤秀雄門下の指揮者である。今回もそうだが、彼の指揮を見ていると盆踊りとかタコ踊りにしか見えない瞬間が多々
昨日発売の「音楽の友」2月号にて、「コンサート・ベストテン」が発表されましたが、40人の音楽評論家・記者による投票結果を見ると、それぞれ通ってる公演が違うので投票結果にばらつきがあり、筆者のベストテンの共通しているのは、4公演でしたので、まずまずの結果だと思います↓。『2023年クラシック音楽鑑賞ベスト10』2023年のニューイヤーコンサートでの新年のスピーチ新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。2024年も素晴らしいコンサート・オ…ameblo.jp「音楽の
今日は「秋の海外オーケストラ来日シリーズ」の3日目で、マケラ指揮・オスロフィルのシベリウス・プログラムです。当ブログではご存知の方も多いと思いますが、従前から天才指揮者と評されているマケラを疑問視しており、日本のガラパゴス音楽評論家が絶賛した昨年の都響、ベルリンの各紙が酷評した今年5月のベルリン・フィルに続いて、3度目の正直の覚悟で今日のコンサートに行くことにしました(5月のベルリンでのコンサートではベルリンの現地紙では評価されてませんし、ベルリン・フィルの一部団員からもマケラについては否定的
ブロムシュテットさんがドクターストップで先週火曜日に来日できないことが発表され、先週のAプロ定期は中止でしたが、今日のCプロは高関さんが代役を引き受けてくれました。代役決定からリハまで1週間強しかない中、レギュラーのお仕事に加えて、この定期のためにスコア研究された高関さんにまず、感謝したいと思います。高関さんのTwitterによると、ニルセンの「アラジン」組曲の指揮は初めてだそうで、頭が下がります。一方で、ブロムシュテットさんは昨年からの脚の怪我が改善していないようで(昨月のベルリン・フィル公演
東京春祭ワーグナー・シリーズvol.15《トリスタンとイゾルデ》(演奏会形式/字幕付)を、東京文化会館大ホールにて。指揮:マレク・ヤノフスキトリスタン(テノール):スチュアート・スケルトンマルケ王(バス):フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒイゾルデ(ソプラノ):ビルギッテ・クリステンセンクルヴェナール(バリトン):マルクス・アイヒェメロート(バリトン):甲斐栄次郎ブランゲーネ(メゾ・ソプラノ):ルクサンドラ・ドノーセ牧童(テノール):大槻孝志舵取り(バリトン):高橋洋介若い水夫
人気絶頂のマケラによるベルリン・フィル(BPh)の定期演奏会のデビューコンサートです。マケラらしい最後が必ず盛り上がる曲目で、ショスタコ6とチャイ6のロシアの大作曲家の6番特集でした。しかも、両曲ともにロ長調であることも特徴です。BPhの受け入れ体制としては、コンマスがポロネク、その横にルイスだったと思われ、少し弱い体制でありました。アカデミー生も多く見られ、定年引退された方も乗っていました。ベルリン・フィルは、名指揮者や特別コンサートの時はコンマスは2名体制で、オールスター体制で臨みますが、定