ブログ記事2,870件
先週からロンドンに寄ってから、今、ベルリンにいますが、こちらでは観たい公演がないので音楽鑑賞はしておりません。少し気が早いかもしれませんが、今日は2025年の海外オーケストラの主な来日情報を「音楽の友」よりもいち早くお伝えしたいと思いますが、今のところ、こんな感じでしょう(あくまでも現段階での情報を現地から少しまとめてみましたが、今後、情報更新する可能性はあります)。来年は海外オーケストラの来日公演の隔年主義ですと、ベルリン、コンセルトヘボウ、チェコ・フィル、ロッテルダム、バーミンガムは隔年(
遂にこの日がやって来ました。今年のNHK音楽祭で、デュトワがN響の指揮台に復帰します!2024年10月30日(水)19:00開演NHKホールラヴェル《マ・メール・ロワ》、ラフマPf協2(w/ルガンスキー)、ストラ《春の祭典》チケットの料金・発売日等はTBD。遅過ぎる位ですが、先ずはN響復帰を慶びたい。次はN響定期ですね。にほんブログ村
東京春祭ワーグナー・シリーズvol.15《トリスタンとイゾルデ》(演奏会形式/字幕付)を、東京文化会館大ホールにて。指揮:マレク・ヤノフスキトリスタン(テノール):スチュアート・スケルトンマルケ王(バス):フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒイゾルデ(ソプラノ):ビルギッテ・クリステンセンクルヴェナール(バリトン):マルクス・アイヒェメロート(バリトン):甲斐栄次郎ブランゲーネ(メゾ・ソプラノ):ルクサンドラ・ドノーセ牧童(テノール):大槻孝志舵取り(バリトン):高橋洋介若い水夫
今日は久しぶりのN響Bプロに行きました。10月から12月は海外オケの来日公演が多かったですし、Bプロはイマイチな選曲が続いていたので、スキップしていました。今日のソヒエフによるモーツァルトとベートーヴェンの古典派音楽はあまり期待していませんでしたが、とても良い意味で裏切られました。昨年から不調だったBプロは今日のコンサートで完全に復活しました。ソヒエフはロシアやフランス音楽を得意とし、マーラー2番あたりは良かったのですが、その他のレパートリーが少ない、またはパッとしないイメージがあります。昨年1
2024年2月9日NHKホール大植英次&N響このコンサートは、1月28日のコバケンさんのブラ4をぺトレンコ&ベルリンのブラ4に触発されて聴きに行ったのとルーツは同じです。昨年11月のぺトレンコ&ベルリンの「英雄の生涯」に触発され「また英雄の生涯を実演で聴きたい」という思いで行くことにしました。大植さんは、朝比奈さんの後任として大フィルの音楽監督に就任されたとき、大フィルを生まれ変わらせたといっても過言ではない大活躍をされ、当時(今、調べてみたら、もう20年も前のことなんですね)私は
第2009回定期公演Bプログラム1日目を、サントリーホールにて。指揮:クリストフ・エッシェンバッハチェロ:キアン・ソルターニシューマン/歌劇「ゲノヴェーヴァ」序曲シューマン/チェロ協奏曲イ短調作品129(アンコール)キアン・ソルターニ:ペルシアの火の踊りシューマン/交響曲第2番ハ長調作品61先日素晴らしいブルックナー7番を聴かせた84歳のマエストロ、クリストフ・エッシェンバッハ。今回は彼が得意とするシューマンである。今回もまた、円熟の巨匠が素晴ら
前回の定期演奏会(特にVn)が酷かったので、今日の東フィルのサントリー定期は999回目で1000回記念に向けてのカウントダウンのようなコンサートなので、バッティによって汚名を挽回して貰いたかったのですが、結果、今日は合唱、ソロ、金管が良くて、弦は14-12-10-8-7でしたが、Vnが良い音をきちんと出せておらず、バランスの崩れた点が残念でした(バッティが敢えてVnの音を落としていたのであれば、センスが問われます)。今日の前半のレスピーギの第2組曲と後半の「カルミナ・ブラーナ」は過去の音楽や文
下野竜也氏の棒、N響公演、済む、演目は、っすぎやまこういち《DQ》スート《Ⅴ》の〈序曲のマーチ〉に始まり、エルガーの、作家自身が幼少期の作を掘り出してそれに触発せられて書いたという小品から3曲抜萃、次いですぎやま《DQ》へ戻り、《Ⅳ》から〈海図を広げて〉と〈栄光への戦い〉と、っそして前半最後はストラヴィンスキー《火の鳥》の、っあれは19年版スートかな、っその〈カスチェイ、、、〉から〈終曲〉まで、休憩後は《DQⅢ》のN響収録版スート全曲、アンコールに《同Ⅴ》から終曲〈結婚ワルツ〉であった、N響
ファビオ・ルイージ氏の棒、N響で、パンフィリ氏という、っぼくとそう生年の違わぬ40代半ばのイタリィの作家の《戦いに生きて》なる単一楽章の小品で開幕し、レスピーギ《トリニティ》を、《松》を演って休憩、っそして《噴水》《祭》である、パンフィリ氏はわざわざ来日、来場されていたようだ、ミニマル先輩は渋谷におくN響公演は、3階席へはPAを咬ませてスピーカーから音を出している、っとおっしゃっている、確證があってのことなのかわからないが、3,600人も入る器の天井桟敷みたような席で、あんなに音が来るはずがな
今月のN響は3プロ全て、ソヒエフが指揮。コンマスはAプロが伊藤さん、Bプロが藤江さん(客演)、Cプロが郷古さん。珍しく特別コンマスの名前がない。Bプロの藤江扶紀さんは、トゥールーズ・キャピトル管のコンマス(2018~)。ソヒエフは2008年からトゥールーズ管の音楽監督を務めていましたが、ロシアのウクライナ侵攻後に辞任(同時にボリショイ劇場の音楽監督も辞任)。トゥガン・ソヒエフからのメッセージ-MessagefromTuganSokhiev-KAJIMO
今日は「秋の海外オーケストラ来日公演シリーズ」の15日目でペトレンコ指揮・ベルリンフィル(Bph)の東京公演の5日目(Aプロ)で、Bphの来日公演の千秋楽かつ天皇陛下の行幸コンサートです。オケのメンバー全員が乗った後、陛下がご着席され、ペトレンコがステージに入ってきました。天皇陛下世界最高峰のベルリンフィル公演をご鑑賞世界的オケ鑑賞は即位後初天皇陛下は、26日、世界最高峰のオーケストラ「ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団」の公演を鑑賞された。26日午後2時ごろ、陛下は港区のサントリーホール
NHK交響楽団第1972回定期公演Cプログラム2日目を、NHKホールにて。指揮:ファビオ・ルイージモーツァルト/交響曲第36番ハ長調K.425「リンツ」メンデルスゾーン/交響曲第3番イ短調作品56「スコットランド」N響首席指揮者ファビオ・ルイージ、快進撃が始まっている。今回は彼が得意とする独墺系のみのプロ。1曲目のモーツァルト。実にしなやかで、明るさに増して格調高い雰囲気が優先する名演だ。全体にもの悲しい雰囲気が漂っているが、極めて自然な音楽の運びである。ル
基本的にテンポをかっちりと正確に刻みながらも、ここぞという箇所では劇的な音楽を聞かせるファビオ・ルイージのアプローチは、個人的には端正な演奏を基調とするNHK交響楽団のカラーに合っているのではないかと思っています。今日の定期公演は、レスピーギの「ローマ三部作」を中心とするプログラムで、このコンビの良さが出る公演になるのではないか、と楽しみしていました。1曲目は、ルイージが初演したパンフィリの「戦いに生きて」。カッコ良く聴こえる闘争の部分や美しさを感じる部分もありますが、大半はボソボソとま
欧米で大活躍しているハーデリヒのバッハを中心としたリサイタルを聴きに紀尾井ホールに行きました。今日はあらゆる点で驚愕の公演でした。13:30開場・14:00開演でしたが、13:35に紀尾井ホールに到着したら、かなりの大行列で、さらに会場に入ると、CD売り場も大行列でした。今日はサイン会があることは、3日前の当ブログで予告していましたが↓、こんな行列になってるとは、予想してませんでした。『2/15エラス・カサド指揮NHK交響楽団wハーデリヒ』今日は訳の分からない強風の中、N響定期Bプロ
第2000回定期公演Aプログラム1日目を、NHKホールにて。マーラー/交響曲第8番変ホ長調「一千人の交響曲」(ファン投票選出曲)指揮:ファビオ・ルイージソプラノ:ジャクリン・ワーグナーソプラノ:ヴァレンティーナ・ファルカシュソプラノ:三宅理恵アルト:オレシア・ペトロヴァアルト:カトリオーナ・モリソンテノール:ミヒャエル・シャーデバリトン:ルーク・ストリフバス:ダーヴィッド・シュテフェンス合唱:新国立劇場合唱団児童合唱
今日は本当はソヒエフ指揮のN響に行きたかったのですが、筆者のツレが清塚さんのコンサートに行きたいと言うので、サントリーホールへ行きました。清塚さんはEテレ「クラシックTV」での軽快なトークと演奏で、毎回観ております。しかも、勉強になるようになっていて、良くできている番組です。清塚さんは桐朋高校を出た後、モスクワ音楽院に留学しますが、筆者の1番好きな天才ピアニストのマツーエフが同じクラスで、清塚さんの弾いたピアノをマツーエフらから笑われたことで、世捨て人のようになり、学校(大学)を卒業しないまま、
NHK交響楽団第2004回定期公演Aプログラム1日目を、NHKホールにて。指揮:井上道義バス:アレクセイ・ティホミーロフ*男声合唱:オルフェイ・ドレンガル男声合唱団*ヨハン・シュトラウスII世/ポルカ「クラップフェンの森で」作品336ショスタコーヴィチ/舞台管弦楽のための組曲第1番-「行進曲」「リリック・ワルツ」「小さなポルカ」「ワルツ第2番」ショスタコーヴィチ/交響曲第13番変ロ短調作品113「バビ・ヤール」*2024年いっぱいで引退を表明している
今日はソヒエフのロシアン・プログラムを聴きNHKホールに行きました。今月のプログラム・ノートは、AプロとCプロは良く書かれていて勉強になりますが、Bプロを先読みすると、何が言いたいのかあまり良く分からないです↓。https://www.nhkso.or.jp/concert/phil24Jan.pdf今日の木本さんの解説によると、プロコフィエフは「音楽のエンジニア」、リャードフは「音の細密画家」と言われているらしいですが、初めて知りました。リャードフの小曲は、ソヒエフがN響でよく取り上げてい
今年最後のコンサートは、ノット指揮・東京交響楽団による第九です。ノット監督の第九は毎年のように聴いてますが、彼の解釈が毎年変わる点とアンコールの「蛍の光」はスコットランド民謡で、英国中部生まれのノット監督による指揮が素晴らしい点が見どころです。ノット監督は前日リハと本番で指揮が異なると言われておりますので、楽団員としては毎回スリルがあって緊張感のある演奏になるのでしょう。シノーポリはドレスデンでの第九のリハーサルで、「私は大学で脳外科を勉強していましたが、人の脳の細胞の数や構造は毎日変わるので、
2週間前からワーグナーやブルックナーなどの爆音系の大音楽を聴いてばっかりでしたので、今日は久しぶりに室内楽を聴きたくなり、上野の春祭にいきました。公演タイトルは「小林海都と仲間たち」ですが、仲間たちの4人はよく知っていますが、失礼ながら、小林海都さんは知りませんでした。4人の弦楽の名手のシューベルトの《ます》が聞ければ良いと言う感じです。前半のハイドンのソナタはペダルをほとんど踏まずに、軽快かつ高貴なタッチのハイドンでした。この後にシューベルトの名曲2曲がありますが、最初になぜこのハイドンのソ
今日は「秋の海外オーケストラ来日公演シリーズ」の7日目で遥々、横浜みなとみらいホールまで来ました(今日チケットを追加して、このシリーズは15から16回まである予定です)。みなとみらいホールには2016年1月のソヒエフ指揮・N響(白鳥の湖)と2019年1月のソヒエフ指揮・N響(シェエラザード)以来で、要するにソヒエフの追っかけで今日は横浜に来たわけです。当初、今回のウィーン・フィル来日公演はウェルザー=メストでしたが、癌治療のため、ソヒエフにまさかの交代となりましたが、サン=サーンスのコンチェルト
こんにちは。皆さま、2024年のゴールデンウィークはどうお過ごしでしたか?私は…私はね…N響のドラクエコンサートに行ってきました!!!本当によかった!!!!!日本屈指の名門で、DQ音源も手掛けている『NHK交響楽団』。チケット発売日、即買いできるようにイープラスで張ってたんですけど、発売開始から5分ほどでS席完売。席を自分で指定できるタイプだったんですけど、「1階中央が空いてる~」と思って画面遷移したらもう席なかった。「ヒィィ~!!」と思って震える
NHK交響楽団第1912回定期公演Aプログラム1日目(NHKホール)。指揮:エド・デ・ワールトピアノ:ロナルド・ブラウティハムベートーヴェン/ピアノ協奏曲第5番変ホ長調作品73「皇帝」(アンコール)ベートーヴェン/エリーゼのためにジョン・アダムズ/ハルモニーレーレ(1985)オランダの中堅指揮者エド・デ・ワールトも、既に77歳。寺西基之先生がフィルハーモニー誌のプロフィールに書かれている通り、同じオランダ人指揮者ベルナルト・ハイティンクに比べてもはるかに地味な存在であ
たった今、N響さんからの速報で、今週末に予定されていたN響定演Aプロ(ブル5)はブロムシュッテットさんの体調不良で公演中止とのことです。この公演は両日完売でしたので、影響は大きいです。この後のBプロとCプロについては後日発表とのことです。2023年10月定期公演Aプログラム(10/14[土]、15[日]NHKホール)の公演中止について|NHK交響楽団2023年10月定期公演Aプログラム(10/14[土]、15[日]NHKホール)で指揮を務める予定だったヘルベルト・ブロムシュテットは、体
2024年2月14日午後7時サントリ-ホ-ル赤坂NHK交響楽団第2006回定期演奏会Bプログラム・ラヴェル:スペイン狂詩曲・プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番ヴァイオリン:アウグスティン・ハーデリヒVnアンコール・ガルデル(ハーデリヒ編):ポル・ウナ・カベーサ・ファリャ:バレエ音楽「三角帽子」ソプラノ:吉田珠代指揮:パブロ・エラス・カサドコンサートマスター:郷古廉カサドはスペイン・グラナダ出身(1971年生まれ)。今年バイロイト音楽祭でワーグナ-楽劇
カーチュン・ウォン/日本フィルでマーラー《9番》、済む、済んでいま溜池山王から渋谷へ来て、NHKへの坂を登り切る直前あたりの右っ手のビル1階にある喫煙可のカッフェ、っその名もLIGHTERSへ入り、チーズ・ケイキを食し、パイプを咥えている、っゆうべもあれからうだうだしていたら帰宅したのは2時すぎとなってしまい、っきょうはもう仕事は休んで、午くらいまでごろごろしていて出掛く、っゆうべはS、っぼくがサントリーではこのブロックと定めているRCの5列目で、2、3列前には東条氏が坐していられたが、っき
6月24日にアルモニアムジカ主催藤森亮一チェロリサイタルに写真撮影で参加しました!その一部のご紹介です!藤森氏はNHK交響楽団首席チェロ奏者!アルモニアムジカ代表の村沢裕子氏のピアノ演奏!主催者の村沢裕子氏が当日の模様をライブドア―にアップされています。詳しく載せていただいているのでご覧になりたい方はこちらでご覧くださいませアルモニア・ムジカブログ村沢裕子:藤森亮一チェロリサイタル・びりーぶスタジオ6/24/2023写真撮影「森きよ
人気絶頂のマケラによるベルリン・フィル(BPh)の定期演奏会のデビューコンサートです。マケラらしい最後が必ず盛り上がる曲目で、ショスタコ6とチャイ6のロシアの大作曲家の6番特集でした。しかも、両曲ともにロ長調であることも特徴です。BPhの受け入れ体制としては、コンマスがポロネク、その横にルイスだったと思われ、少し弱い体制でありました。アカデミー生も多く見られ、定年引退された方も乗っていました。ベルリン・フィルは、名指揮者や特別コンサートの時はコンマスは2名体制で、オールスター体制で臨みますが、定
今年のウィーン・フィル(以下、Wph)のニューイヤーコンサート(以下、NYC)は、コンサートの3時間前に能登半島地震が発生し、日本での生中継は中止となりました。元旦の中継が無くなるのは人生初のことですが、被災者の方には心よりお見舞い申し上げます。筆者は昨年夏の段階ではNYCを観に行く予定がありましたが、キャンセルをして良かったと思っております。日本で大地震が起きている中で、優雅な気持ちでコンサートの実演を聴くことは難しいです。ダニエル楽団長がNHKの放送で日本で起きた大地震へのお見舞いの言葉と「
一昨日と昨日のソヒエフ・N響は超名演で、2日連続行って良かったです。当ブログの読者の方から「N響定期でどの公演がおすすめですか?」と言うご質問を個別に頂きましたので、勝手ながら、筆者の来シーズンのN響定期のおすすめ公演を書きたいと思います。カテゴリーとして、Sは「2日連続行く価値あり」、Aは「絶対行くべき公演」、Bは「行ったほうが良い」、C「行く価値なし」と個人的に分けておりまして、BとCは列挙すると多すぎるので、SとAのみ書きます。*下記に示す公演は、スケジュールの都合上、必ずしも筆者が全部