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ボケ防止、延命長寿の祈願に行ったのは今年のことだけれど、まだ、その必要のないころ堀辰雄記念館、らいちょうの家など見学した。丁度今時分だった。元始太陽だった女性は、今月であると嘆いた平塚らいちょうだが、今は均等法のせいもあって、世界と比較すればまだまだだが、夜明け過ぎにはなっている。らいちょう記念館は,四阿山の山麓にあって、訪れる人も少なく、静かであった。驚いたことに長谷川時雨の著作の蔵書もあって、思い出深い場所だった。上田は山の中で、六文銭のある神社も近かった。真田家の神社
遠藤周作の「海と毒薬」のモデルになった九州大学生体解剖事件九州大学生体解剖事件-Wikipediaja.m.wikipedia.org【日本の戦争犯罪】731部隊の他にもあった人体実験-九大生体解剖事件-戦時中に九州大学医学部で行われた人体実験生体解剖の犠牲者は捕虜となったB29の乗組員8人この事実は終戦後にGHQの軍事裁判で明らかとなったが、当時訳も分からず助手を務めていた18歳の東野少年を除いて当事者たちは堅く口を閉ざしたまま全員が他界した東野氏の世界初証言や
今月の読書会のテキストは「海と毒薬」遠藤周作。今まで、遠藤の作品を読んできたが、どうもいまいちわからない。もう一歩踏み込んで、夫・遠藤周作を語るを読んだ。既に、考えすぎ人間へと母なるものを読んでそういうことだったかと気づいたことはあったが、四十年共に暮らした人の回想記を読むと、単なる想像ではなく、実感として理解できた。勿論、人一人を完全に理解するなど不可能なことだが、彼の心に何があって、何故書かねばならなかったのかということはわかってきた。文学作品に正解などないこと承知で言えば
首を痛がりつつ(←どんな出だし⁉️)とりあえず月末恒例のA表を確認しました…期間的に、該当する復習テストが少ない。うまいこと区切れてたため、順位は大体キープできてました今後もうちょっと公開取りたいし、復テでのドボン回無くしたいな…と思いますが。どうやったら無くなるのか知らんけど…時間かけてやったのにドボン、C問題のやり直しとかできないぜって時間切れで浜へ行ったのに、なぜか良い結果とか。♪どうしてなーのー?いやー、復習テストの点数って本当に読めないっすね…クラスとか順位気にしてるの
色々考えちゃったさ、そりゃあ。割と食べるものには気をつけてきたし、なんかなぁって。がんが分かってからは、なんだか悔しくて、控えてきた大好きなお肉をバクバク食べた(笑)やけ食い、暴飲暴食。そのせいか、血液検査で人生初めて、血糖値が高くなってしまった。でもなぁ、入院して手術したら、食欲ないだろうし、さすがにまた節制するし。入院までの間は、好きに食べることにした。何がいけなかったのか?心と病気は関係してるというけど、心持ちがそんなに悪かったのか?良いとは言えないけどさ(笑)こう考えると、
読了。1982(昭和57)年の作品。場所は長崎。1925年頃に生まれたサチ子の一生を描く。平和だった幼少期から、戦争に巻き込まれた青春期、原爆を生き延びて、結婚し、二人の子供も育ち、初老となる1970年代まで。サチ子と幼なじみの修平は、ともに基督教信者。時代の変化によって二人が翻弄され、葛藤に悩む心が描かれる。二人は恋人となるが、戦争が二人の関係を割く。憲法で宗教の自由が謳われていながら、敵国宗教、非国民と責められる。修平は学徒出陣し、神風特攻隊として殉職する。基督教の十
1955年度芥川賞受賞作の『白い人』とその続編『黄色い人』が一冊になっている。言うまでもなく、『白い人』は白人、『黄色い人』は日本人。『白い人』第二次大戦中のドイツ占領下のフランス/リヨンで、カトリック教徒であり醜い「私」はフランス人でありながら、ナチスの秘密警察ゲシュタポの手先となり、神学生を拷問にかける。拷問を受けて神学生は舌をかみ切って自殺する。神を拒否している「私」も、神学生の自殺を経て、神の愛を能動的に追求することが信仰であるという考えに至る。『黄色い人』舞台は
ご訪問くださいまして、有り難うございます。れっつごうです(^^)今回から、遠藤周作さんの小説、深い河を紹介、解説しながら、私の感じたことも述べていきたいと思います(^^)この小説は、遠藤周作さんの集大成ともいえる、代表作の一つです。私の持っている文庫版(旧版)は、初版が1996年ですので、私が20代の頃、読んだ小説ですが、それ以来、何度か再読している数少ない本の中の一つです。そして、この本こそ、若い頃には、なかなか深いところまでは
アスファルトの道と砂浜の道こんばんは。突然ですが今日のテーマの「アスファルトの道」と「砂浜の道」。なんの話かというと作家の遠藤周作さんの没後発見された未発表の原稿の中のお話で生きていく道を考えた時に安全で歩きやすいけれど振り返った時に何も残らない「アスファルトの道」を行くのか。足が砂に埋もれ歩きづらいけれど、振り返れば自分の足跡がひとつひとつ残っているような「砂浜の道」を行くのか。そんなお話で、遠藤周作さんが
昨日、新幹線の運転手のことを綴っていたら、高校生の頃に読んだ遠藤周作のエッセイをふと、思い出した。フツー、小説家の随筆(エッセイ)は読んだらすぐに忘れてしまうものが多く、心に頭に残り続ける…………ってことは、非常に稀なケースである。(笑)遠藤周作の小説は「白い人」にしろ「海と毒薬」にしろ「沈黙」にしろとても重厚な作品である。けれども、随筆(エッセイ)となると、これがもうとにかく対照的で軽いノリのものが多く、「本嫌い」だった高校生の頃の私はその遠藤周作の軽
皆さまこんばんは⭐️コーデリアです🌹ご覧いただきありがとうございます😊先日開幕した、ジーザスクライストスーパースターエルサレムバージョン私はジャポネスクバージョンを先に観るという、奇跡的な観方をしたので、母に「今回のが、ブロードウェイのオリジナルだからね?」と念を押されてます知ってますわよ私は三浦綾子の道ありきや氷点、遠藤周作の沈黙などを読んだことがありましたが、すごく詳しくキリスト教のことを知っていたわけではないので、ジャポネスクを観た後、キリスト教の本を改めて何冊か読んで、ジー
文才がありますねオフ会でよく言われます。実は子供のころからよく言われてました。でも、本当に文才がある人には勝てません。文章の輝きが違います。私が一番感銘を受けるのは、前にも触れましたが川端康成です。気取った感じが全くないシンプルな文体にも関わらず、言葉と言葉が響きあって、様々な情景を思い起こさせる機能的で力のある文を書くと思います。有名な「雪国」の出だし。国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。しびれます
ジュリアン・グリーン『モイラ』の新訳が出ていたので先日買ってきて、さっそく読んでみました。実は、ずっと気になっていた本なのです!福永武彦訳で全集は出ているようですが、絶版で図書館にもなく、あきらめていたので、今回読めてよかったです~。しかも、とても読みやすいです!石井洋二郎訳。ジュリアン・グリーンはカトリック作家であり、『モイラ』にも純粋な清教徒が出てきます。ゆえに所々で聖書の引用やそれに不随することが出てきますが、丁寧に注釈をつけてくれていますので、とても分かりやす
25歳ぐらいのときに、タイトルの本を読みました。遠藤周作さんは従妹のおねえさんが好きで影響され私も高校生くらいからポロポロと読んでいました。その頃はこの歴史小説ではありませんよーさすがにそんな渋いティーンエイジャーではなかった。”おバカさん”とか”狐狸庵先生”シリーズなどもっと軽い物を読んでいました。読みやすいものを。で、20代半ばで歴史小説にトライ。私はここで、浅井長政やお市の方を存じ上げました。はまっちゃった。お市の方は信長の妹であり、秀吉も
ご訪問くださいまして、有り難うございます。れっつごうです(^^)今、長期で出張に出ているため、GWで書き溜めたブログをアップしています(^^;前回から、遠藤周作さんの名作、わたしが・棄てた・女から、私の印象に残った箇所を引用しながら、紹介・解説をしています(^^)あらすじは、ちょっとだけ・・・「冷酷な運命に弄ばれながらも、崇高な愛に生きる無知な田舎娘ミツの短い生涯を、斬新な手法で描く・・・」では、さっそく引用します。
《前回までのあらすじ》【はるのり】は、検察庁に移送され、検察官から厳しく取り調べられる。取り調べが終わっても、検察庁の地下にある留置場に一日拘束され、【はるのり】はくたくたになるのである。___________________________これまでの私【はるのり】のストーリーをお読みくださり、ありがとうございます^^とても重たい内容ですし、随分と赤裸々で読者の方には、驚かれていらっしゃる方もいます。「よくそこまで書けますね。」というメッセージも
長崎市の神社って一体何個あっと~!?他の所にも行かなきゃいけないのに今回はおまとめブログ。それぞれ違う宗教施設ですが、何らかの形でかかわり合って習合したり、分離したり言えるのは、人の行いということ。信仰するもしないも、人の行い。わたしはふだん神社へ多く行きますが、わたしの目的はそれだけではなくて人の行いと自然です。長崎市をメインにどうしても違うモノでもヨコの繋がりがあるのでですね。①弁財天〈長崎市茂木町(もぎまち)〉↑紅梅と橘湾が見えます結構高い所に位置しています。