ブログ記事2,395件
この稿は、あの伝説のロックバンド、はっぴいえんどの全曲解説集です。いろんな本や雑誌に書かれていた、各曲の評論やコメントをあつめてみました。音楽評論家やライターの方たちの表現は、ときに難解な面があります。しかし一方で、ストンと腑に落ちる言葉も多々あります。自分の好きな音楽と、想いを共有する人たちがいることは、とてもうれしいことです。この歓びが、本稿作成の動機です。引用させていただいた、執筆者のみなさまに感謝します。さてまずは、ファースト・アルバム、通称『ゆでめん』です。ご存
市川実和子『PINUPGIRL』1.ポップスター(作詞:小野小福作曲:大瀧詠一編曲:多羅尾判内)2.DoYouWannaPlayGame(作詞:小野小福作曲:鈴木慶一編曲:井上鑑)3.ガラスの林檎(作詞:小野小福作曲:平松愛理編曲:井上鑑)4.四回目の卒業式(作詞:小野小福作曲:杉真理編曲:井上鑑)5.遠い夜空の打ち上げ花火(作詞:小野小福作曲:井上
Bread&Butter10年前に一度紹介をしていましたが、当時は一曲しかアップされていなかったので、このアルバムの良さは伝わらなかったと思います。やっと、5年前にブレバタの専門チャンネルが、YOUTUBEで出来て殆どの曲が聞けるように成っていました。バーベキューAmazon(アマゾン)パシフィックAmazon(アマゾン)レイト・レイト・サマーAmazon(アマゾン)バックには細野晴臣さんを筆頭にティン・
こんにちは、元気ですか(・・?松田優作-1980スタジオライブ|YūsakuMatsuda-Liveperformancein1980TVshow[AudioRemastered]松田優作-1980スタジオライブ|YūsakuMatsuda-Liveperformancein1980TVshow[AudioRemastered]02:37YOKOHAMAHONKYTONKBLUES05:05白昼夢07:17BONYMO
NHK『細野晴臣ファミリーヒストリー』再現(1/3)より続く晴臣の曾祖父にあたる卓二は、幕末の安政四年、現在の静岡県浜松市の河島家に、二男として生まれた。河島家は江戸初期まで遡れる神職の家系で、幕末の騒乱では勤皇を掲げる新政府軍に加わった。戊辰戦争には勝利したものの、田畑を売り払ってまで加勢していた河島家は困窮することになる。ちょうどその頃生まれた卓二は、近くの中谷家に養子に出されることになった。中谷家は、現在の浜松市大平の農家だった。しかし卓二は農作業が好きになれなかった。
1984年8月13日から17日までNHK-FM「サウンドストリート」で、特集「松本隆の作詞講座」が放送されました。この年前半のNHK-FMは少しはっぴいえんどづいていて、1月に「細野晴臣の作曲講座」を放送。6月には「ゴー・ゴー・ナイアガラ」の特別編が放送されました。この年4月から総合テレビで放送が始まった「マルチスコープ」のテーマソングフルサイズが初めてオンエアされて、大滝さん自身が番組宣伝を少し行っていました。また首都圏の総合テレビでは、21時前の気象情報の時間に「ナイアガラソングブッ
松田聖子女史の"天国のキッス"と細野晴臣先生の"INTERFACE"の関連性について語ろうかと。これらの楽曲、双方共に細野晴臣先生の作曲&編曲。では、双方の楽曲を聴き比べて見よう。まずは、松田聖子女史。この曲をRelease時に次作の"ガラスの林檎"をレコーディングされていたと思うと実に興味深い。次に、細野晴臣先生の"INTERFACE"まさに、聖子女史の"天国のキッス"と細野晴臣先生の"INTERFACE"が同じ曲だと認識出来ますな。更に、聖子女史の"天国のキッス"が年末に賞を受
ある人物を紹介します。私の人格形成の80%に影響を与えた人物。フォークソングを教えよしだたくろうを教え井上陽水を教え細野晴臣を教え加藤和彦を教え『カモメのジョナサン』を教え五木寛之を教え『ウォーターシップダウンのウサギたち』を教え日拳(日本拳法)を教え友の大切さを教え青春の素晴らしさを教え地球の大切さも教えたそして、中央大学進学を決定させ今日まで、1年に1〜2度手紙か電話☎で連絡を取り合うだけだけど、我が人生で唯一無二の大悪友で大親友です。あだ名がツント何
三年前NHKで放送された『細野晴臣ファミリーヒストリー』。この番組の再放送が先月あり、以下はその「文字起こし」となります。ファミリーヒストリーはいつも、最後のクライマックスで盛り上げます。この細野晴臣の場合も、父方の祖父の、タイタニックからの生還にまつわる、いわれなき中傷が払拭されたシーンがラストでした。歳のせいか涙腺がゆるくなっている自分は、ここで感極まり涙をこぼしてしまった。妻の前での、思わぬ不覚でした。しかしこの文字化は、効果的な音楽も抑揚のきいたナレーションもありません。拙い
昨年末おこなわれた『細野晴臣50周年特別公演』。細野ファンとして、それなりの関心はありました。しかし開催は東京のみ。それも二日間の公演だったという。地方からおいそれと出かけるわけにはいきません。まぁそもそもが、チケットが手に入るはずもなかったのですが…ブログ筆者は、細野の、はっぴいえんど期とソロ初期の信奉者です。YMO期の、あの「ピコピコ音」からは聴かなくなりました。その後のアンビエントとかになると、もうまったくわけがわかりません。今公演もテレビで見ましたが、イエローマジックショーなるもの、一
ピルクルのCMが錦鯉からジョイマンに変わった。細野晴臣さんもファンという事は、音楽的に素晴らしいのかも。【冷蔵】日清ヨークピルクル健康サポート195mlX15本Amazon(アマゾン)[冷蔵]日清ヨークピルクル400乳酸菌飲料特定保健用食品[65ml×10本]×5個Amazon(アマゾン)日清ヨ-クピルクル400_455mlAmazon(アマゾン)[冷蔵]日清ヨークピルクル400乳酸菌飲料Ca&V栄養機能食品[65ml×1
2020(1995)昨日の木曜日は運気も良く、最高に心地よい信州の5月の典型的な気候だったので、市内をチョロチョロと散歩や買い物をした。一転、今日は大凶日なので(大丈夫だからね心配ありがとうw)午前中など室内でジッと良いコで過ごした。外気の入れ換えすらしていない。Spotifyなどのサブスクでもなく、YouTubeでもなく、ラジオ放送でもなく、珍しくCDを聴いた。といっても、ヘビロテコーナーからのピックアップではある…https://ameblo.jp/rock-master/en
法事で今週は千葉の実家に帰省しました。今回は、法事のあと関東滞在を延長し、YMO散開の1984年制作の映画プロパガンダのロケ地のひとつ根岸森林公園内の根岸競馬場跡を訪問しました。この根岸競馬場跡の「旧根岸競馬場一等馬見所」の廃墟は圧巻でした。ここは2009年に近代化産業遺産に認定されたそうです。とにかくこの廃墟の存在感がすごい!しかし、公園自体は廃墟がアンバランスに感じるほど芝生や池が綺麗に整備されて、近隣の子どもたちが遊んでいたり、犬の散歩やランニングの人等々が思い思いに過ごしていまし
「中島みゆき『ばいばいどくほぶざべい』に思うこと~中島みゆき作品解説24~」S3575・松山千春DATABESE総合TOPPAGENF・アーティスト別LIVEDATABESE総合TOPPAGENF◇更新履歴V1.0:2016.02.26初稿V1.1:2021.12.10是正V1.2:2024.01.30是正『「●随時更新~最新記事リンク・文章番号&記事タイトル一覧」A1319』「最新記事リンク・文章番号&記事タイトル一覧」S11319・
ここまで多くのミュージシャンと忌野清志郎との交流を書かせてもらいました。主に清志郎より年上のミュージシャンとの話題が多かったのですが、さすがに大滝詠一さんは、普通に考えても清志郎とは絶対接点なさそうです。というか、清志郎に限らず、お会いしたことのあるミュージシャンって限られた方しかいないんじゃないかな。大滝さんも群れることが好きそうではないし、全く社交的なイメージは沸いてきません😅。しかしです。清志郎と大滝さんの間に、細野晴臣さんを置いて考えてみましょう。あれあれ!とてもとても清志郎と
NHK『細野晴臣ファミリーヒストリー』再現(2/3)から続く1956年(昭和31年)、アメリカでタイタニック号を書いた本が出版され、ベストセラーとなる。するとある一節が注目されることになった。こっそり救命ボートに乗っていたのは、中国人か日本人だった。日本人は正文ただ一人。あの正文の手記の存在は無視され、卑怯な日本人という誤解が海外でも広がることとなった。晴臣は、細野家が背負った宿命を感じていた。本の出版から41年後の1997年(平成9年)、映画『タイタニ
もう昨日になるけれど、「のど自慢」のゲストの一人が坂本冬美だった。ふと、HISというユニットを思い出した。YMOで一斉を風靡していた細野晴臣、若手演歌歌手だった坂本冬美、そしてRCサクセションの忌野清志郎の3人が、学生服とセーラー服というコスチュームで歌う姿は、とても新鮮だった事を、懐かしく思い出した。そうしたら夜になって、元関ジャニ∞と古田新太がMCの、EIGHTーJAMという番組が、忌野清志郎特集をやっていた。彼が亡くなってもう15年も経つのか、と驚き、亡く
前回に続いてYMOから。本日はYellowMagicOrchestra「中国女(ちゅうごくおんな・LaFemmeChinoise)」(1978年リリース、アルバム『イエロー・マジック・オーケストラ』収録)です。YMOメンバーの一人、高橋幸宏さんは高校在学時にはスタジオ・ミュージシャンとしてプロの世界に入りました。「東風」でも述べましたが、その正確なリズムとタイトなドラムで多くのミュージシャンのドラムを叩いてきました。そんな中で1972年に、加藤和彦さんの誘いを受けて、脱退したつのだ
こんな時間が自分の人生の中で巡って来ることになろうとは…。縁と時が積み重なるというのは、言葉にするのも難しいほど凄いことである。2022年10月9日と10月10日。この二日間のことを、私は生涯忘れることはないだろう。正直なところ、どこからどのように書き表せばよいのか、また後々この出来事が、更に新たな展開に繋がっていくのか否かもわからない。ただ、今いまいえることは、全てに感謝の気持ちでいっぱいである、ということだけだ。40年ほど前、私は細野晴臣さんに手紙を書いた。叶う事なら、いつか一緒に
以下の一文は、ミュージシャン・大瀧詠一の、その生涯をたどったものです。いわば評伝の類いです。このようなものを書くぐらいですから、自分は大瀧のファンなのですが、よく聴く作品ははっぴいえんど期とソロ初期のみで、あとはロンバケの数曲ぐらいです。よって下の記述も、いささか偏ったものであることをお断りしておきます。構成としては、大瀧詠一と細野晴臣の関係性を骨子としました。大瀧が世に出るには細野との邂逅が必須でしたが、そこに至るには数人の方たちが介在していました。彼らが大瀧を音楽の世界に導いたといえま
4thアルバム『YELLOWDANCER』の後半戦、最初の曲は、、8曲目『NerdStrut(Instrumental)』この曲は、源ちゃんがベース以外の楽器(マリンバ、ギター、ドラム、ピアノ、三線、オルガン)を全て演奏し、ベースのみ、敬愛する細野晴臣氏にお願いした、『本当に嬉しく、感慨深かった』という楽曲ちなみに、曲名の『NerdStrut』とは…と思って調べてみると、Nerd=『オタク』『変わり者』Strut=『支柱』『闊歩する』というよう
皆さんこんばんは、baronです。我が家の愛猫アンです。ちょっとジジに似ていませんか?(^_^)今日は猫がたくさん出てくるアニメ映画の音楽を取り上げてみます。1985年に制作された劇場用アニメ「銀河鉄道の夜」のテーマ曲です。作曲したのは細野晴臣さんです。宮沢賢治詩集「春と修羅」を、常田富士男さんが朗読しています。銀河鉄道の夜エンディングテーマ(春と修羅朗読入り)銀河鉄道の夜のテーマ細野晴臣春と修羅序朗読常田富士夫www.youtube.com
拙稿は、下記リストの本や雑誌から、はっぴいえんどのアルバムへの、音楽評論家たちの言葉を引用させていただいたものです。今回は『風街ろまん』編となります。2nd風街は、不世出の傑作とされます。発表からほぼ半世紀、多くの評論が活字になってきました。しかし各曲ごとの評論を、ひとつにまとめたものはないはずです。以下をお読みいただければ、風街の世界を、また新たな視点でとらえていただけるはずです。引用元リスト『定本はっぴいえんど』『音楽社会学でJ‐POP!!!』福屋利
「ボ・ガンボス」クレイジーな天才が火花を散らし、一瞬の明るさを醸し出してパッと消えた。ボーカルのどんとは不思議な人である。京都大学工学部石油化学科を卒業している。ただ石油を掘らずに彼は音楽家という破廉恥な人生を選んだ。どんとの人生は1人テロリストに近い。テロリストなんていったら怒られるかな。一人革命家とでも言っておこう。「京大卒で1人ぐらいこんなんがいても罰当らんやろ?」と生きていたら笑って言っただろうが(もしくは散々言っていたかもしれない)どんとはまさにアバンギャルドな短い一生
読者の皆さまこんばんは、アッキーです春の夜のひと時を、いかがお過ごしでしょうか?今晩は、昨日の夜中にテレビで放送していました番組『ファミリーヒストリー"坂本龍一父との葛藤福岡藩黒田家に仕えた先祖"』についてお送りしたいと思います♪見逃した方のために、全内容を詳細に解説していきます!坂本教授は昭和27年1月17日、東京都の中野区にて、父"坂本一亀(かずき)"さんと、母"下村敬子"さんの間に長男として誕生しましたそして、その御両親の家系図がこのようになって
最近、買って良かったものね…。やっぱりこれかな?フリマアプリで買った、この古い雑誌。以前書いたように、坂本龍一は私の高校時代の推し。まあ、それについては過去記事でも漁ってください。今、再度、歴史を検証するように坂本龍一とはYMOとは、とちまちま調べているのだけど、YMO全盛期、細野晴臣と坂本龍一が不仲だったのは今では有名な話だけど、それがどうして、解散(散開)してから、仲良くなれたのかを興味深く思っている。この雑誌2014年、2人のライブの事が書かれている。表紙の2人はもうおじい
はっぴいえんど最後のアルバム、『HAPPYEND』の解説集です。セカンド『風街ろまん』に較べて、評価が低いこの作品ですが、隠れファンは案外多いと聞きます。かく言う自分も、そのひとりです。はっぴいえんど三作中、いちばん好きなアルバムです。のんびりした脱力感がいい。前2作にあった緊張感が消え去り、結果的に素晴らしい空気を醸し出しています。下の本文に挿入した画像も、その雰囲気に合わせました。メンバーの表情に笑顔があるものや、イラストといった、「やわらかめ」のものを選んでみました。
私の家の近くに、「静岡市民文化会館」がありますが、ここはRCサクセションファンの間では有名な「静岡ビニ本事件」😅の舞台となった場所です。静岡ビニ本事件とは、静岡市民文化会館でのRCライブ時、ステージに投げ込まれたビニ本を清志郎がステージで客席に向かって広げたのですが、これをきっかけに、静岡市の教育委員会から、RCのコンサートへの生徒の出入り禁止を各学校に通達したという内容だったかと記憶しています。ホールも貸さないことになったようです。最近、急にこの事件の事を思い出し検索したら、1981年横
~~探し物からひとつかみ!~~今日は高橋幸宏さんの誕生日です!おめでとうございます幸宏さんに関する記事は、何にしようかなぁと思ったけど、幸宏さんのソロアルバムから、大好きなこのアルバムを選びました。(記事、間に合ってよかった~~!)~~まず、幸宏さんについて書かせて下さい。(高橋)幸宏さんがよくYMOの話をする時に、細野(晴臣)さんのことを“触(さわ)れる天才”とおっしゃってます、また、“僕は太鼓持ちですから”みたいに、ご自身がドラマーであることをかけて幸宏さんご
・33th・「ミラクルライト」/「ミラクルウーマン」・1997年10月15日・ローソンCM共演がきっかけの異色コラボ●ミラクルライト作詞:森高千里、作曲:細野晴臣、13th「今年の夏はモア・ベター」収録。森高千里×細野晴臣の異色コラボ。CWも含めドラムは森高千里。B級テクノ・アイドル・ポップ。異色というよりも異端な曲。ブリブリで可愛らしい曲を、ちょっと薹がたった森高千里が歌うミスマッチさが面白いかも。昭和のアイドル歌謡曲も好きなので、この曲は大好きなのですが・・・セー