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学校図書館の仕事をやめたらいつも手元に何冊かあった本がなくなり本難民でしたそこで、久しぶりに北条図書館へ行きましたさすが公共図書館✨蔵書数が中学校とは全然違う‼️お宝さがしみたいで楽しいな〜♪でも、図書館で働いていただけに昔のように闇雲に本を探すようなことはなくなりましたそれだけでも成長したんじやないかなぁ…なんてね笑昨日借りたのはこの2冊小野寺史宜さんの本けっこう好きですこれは中学校には置いてなかった本でしたそれから、米澤穂信さんの「黒牢城」直木賞受賞作品で
お久しぶりです。年末年始、祝日、体調不良で1ヶ月以上抗がん剤をお休みしていた私ですが先月の22日に28回目行って来ました。久しぶりだったからか…副作用に撃沈し次の抗がん剤に怯える毎日を。あらゆる副作用が一気に…ストーマ周囲の皮膚もペロっと剥がれたり…ストーマから健常者の方のいわゆる下血状態の出血をしたり。痛い…痛い…痛い…痛い…お腹もストーマも背中も痛いんじゃよ💦的な(笑)脂汗が出る涙が出る…の日々でした。途中軽めの腸閉塞になり…激しい痛みと嘔吐在宅で絶食にてどうに
米澤穂信さんの『冬期限定ボンボンショコラ事件』読了いたしました。未読の方はネタバレにご注意くださいゴールデンウィーク爆読み中4/30〜5/2は仕事に行かなければなりませんので、そんなには読めないと思いますが小鳩くん&小佐内さんシリーズとずっと勝手にお呼びしてきたこちらの小市民シリーズ、完結感慨深いですそして、再読間違いなしのシリーズだなと感じています互恵関係という独特な絆を結んでいる小鳩くんと小佐内さんも高3大学受験を目前に控えた12月に、小鳩くんが交通事故(轢き逃げ)に遭
米澤穂信作「身内に不幸がありまして」は、少女が作る幻想世界に迷い込む一編。「儚い羊たちの祝宴」の第一章を飾る作品です。語り手は丹山家に仕える村里夕日。彼女の手記で始まる本作は、夕日が心から慕う吹子お嬢様のことが大半を占めています。吹子は自他共に認める完璧な令嬢で、その振る舞いには一分の隙もありません。そんな吹子は幼くして丹山家に召し抱えられた夕日に年近く、姉妹のように親密に育ちました。夕日は読書家な吹子のため、秘密裏に本を買いに出たり、秘密の書棚を作ってやるなど、甲斐甲斐しく働きます。
今、あの古典部シリーズの、アニメにもなった「氷菓」でお馴染みの米澤穂信さんの「満願」っていう小説を読んでいます。これ、一つの話ではなく、どうやら短編集っぽくなっていていくつかの話が読めるようになっているんですよね。で、今日読んだのは、その中の一つ「柘榴(ザクロ)」というお話。まあ、感想から言うと、正直なかなか面白い作品だったと思います。でも・・・・・・かなり気持ち悪い話です。(;^_^A学生の頃から、抜きんでた美貌で評判だったお母さん。美男というわけではないけど、異性に
2/8(土)2月にしては、あたたかい土曜日。紀伊国屋書店グランフロント大阪店に米澤穂信先生のサイン会に行って来ました!大好きな作家さんで、ほとんど読んでますがサイン会があるなんてことを最近知りまして、初めての参加です~東京と大阪でサイン会があったようで東京は電話で先着順。大阪はwebにて抽選。各150名ですが、東京はあっという間に受付終了。ドキドキしながら抽選結果を待っていましたが、見事に当たりましたそして、時はコロナ騒動の最中。各イベントや握手会が中止
神様の罠(文春文庫)Amazon(アマゾン)800円ミステリアンソロジーを読むのは本当に久しぶりです。アンソロジーで読んだ短編が、その作家の短編集に入っていたりすると、損した気分になる(その逆もあり)。というのが読まない理由ですが・・・・せこいですね(^^;)今回の本は、息子が面白いと言って回してくれたもの。下記のように豪華ラインナップのミステリ作家が並んでいます。乾くるみ『夫の余命』米澤穂信『崖の下』芦沢央『投了図』大山誠一郎『孤独な容疑者』
中禅寺の住まいは中野駅北側千葉公園の大賀ハス(撮影:2023.6.18)うれしいことに京極夏彦の百鬼夜行シリーズがでました。第一作の『姑獲鳥の夏』以来29年ぶりです。ところで「京極堂」こと中禅寺秋彦の店は、おそらく中野区新井です。だらだらとした坂道にピッタリの場所があるんです。今年2023年後半の7~12月に読んだミステリです。16米澤穂信「可燃物」文藝春秋2023.7.25発行17三上幸四郎「蒼天の鳥」講談社2023.8.21発行
黒牢城(角川書店単行本)Amazon(アマゾン)1,584円(あらすじ)※Amazonより本能寺の変より四年前、天正六年の冬。織田信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄される。動揺する人心を落ち着かせるため、村重は、土牢の囚人にして織田方の智将・黒田官兵衛に謎を解くよう求めた。事件の裏には何が潜むのか。戦と推理の果てに村重は、官兵衛は何を企む。デビュー20周年の集大成。『満願』『王とサーカス』の著者が辿り着いた、ミステリの精髄と歴史
明日は寒いらしいょ〜ヒートテックの準備OKな、涼しげさんです♪皆さん、寒さ対策万全ですか?さて今日は〜米澤穂信(よねざわほのぶ)先生の小市民シリーズ皆さんご存知ですか?(゚∀゚)なんと!?小市民シリーズアニメ化ですか〜♪小市民シリーズPV7月楽しみですあらすじ〜中学時代に問題事を推理したがる性格で苦い経験をした高校生・小鳩常悟朗と、常吾朗と似た境遇を送った同級生の小佐内ゆきの、「小市民」を目指すために互恵関係を結んだコンビが、平和な高校生活を求めながらも日常の中で発
冬期限定ボンボンショコラ事件〈小市民〉シリーズ(創元推理文庫)Amazon(アマゾン)小鳩常悟朗、高校三年生小市民を志す彼はある日空を舞い――落ち、病院に搬送された轢き逃げだった病室で目を覚ました小鳩君は、朦朧としながら自分が右の足の骨を折っていることを聞かされそれにより大学受験が困難になったことを知る警察から聴取を受け、ふたたび昏々と眠る小鳩君の枕元には同じく小市民を志す小佐内さんからの「犯人をゆるさない」というメッセージが残されていた……シリーズ最大の事
短編集ということ以外、まったく予備知識なしに読んでみた米澤穂信さんの『儚い羊たちの祝宴』そこにはわたしなどの想像をはるかに超えた衝撃と、底知れない毒気を含んでいました。儚い羊とは、どういう意味なのか…。読み終わってからぼんやりと真相が浮かび上がってくる様は、分かりやすいホラーよりも背筋が冷たくなるようでした。読後、スッキリした気分で本棚に仕舞える本と、少し気になってパラパラと読み返す本があるとすれば、こちらは後者でしょう。古典ミステリーのファンならば、より深く作者の思惑を感
米澤穂信さんの作品は3作目になります。「インシテミル」はデスゲームで、「折れた竜骨」は魔法と推理の本格ミステリーでした。それぞれ違った面白さがあり、両作品とも印象に残るものでした。そしてこの儚い羊たちの祝宴も予備知識ゼロで楽しみにして読み始めました。読み終わってみて・・噛めば噛むほど味が出ると言うか、後半になってだんだんペースがつかめてきて面白くなっていきました。短編の5編がそれぞれ独立したストーリーでしたが、「バベルの会」という読書会が共通となっていたため、これがど
米澤穂信さんの、『可燃物』を読み終えました。可燃物『可燃物』米澤穂信|単行本米澤穂信、初の警察ミステリ!上司には疎まれ部下にも好かれない。しかしその捜査能力を疑うものは誰一人としていない。それが葛警部。米澤穂信の新シリーズ始動。books.bunshun.jpとっても、とってもたのしく、おもしろかったです。「崖の下」は、「ちっ、それは思いつかなかった」と思わせる結末。表題作の「可燃物」。いや、それはなんか、分からなくはないけど、ダメじゃんみたいな動機。ここにも、人の身勝手さがあっ