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浅田次郎さんの「王妃の館」を読んでいたら、おもしろいセリフがありました。「あらゆる職業中、断然の長寿を誇るのは坊主である」つぶやいているのは、なんと森のねぐらへ帰るカラスというから、ふざけた話です。一方、「最短名は小説家に違いない」とも。もちろん、浅田次郎さん特有のおふざけです。「お坊さんと小説家の共通点は、どちらも運動不足気味。違いは、仏様に帰依する者と神仏に祟られている者」この差は大きい。それならば、小説家が仏門に入ったら寿命はどうなるか。僕が知っているのは一例だけです。瀬
2022年10月2日(日)宝塚大劇場にて、雪組『蒼穹の昴』を観て参りました。久々の宝塚大劇場。やっぱり良いなぁ、大劇場。劇場に住みたい…(ファントムか!)博多座にも住みたいんですけどね。大劇場と博多座が隣ならいいのに。(その場合、何県になるのだろう?)『蒼穹の昴』を観た印象は「豪華」セットも衣装も豪華。スタッフも豪華。装置は『グレート・ギャツビー』に続き、松井るみ先生。紫禁城、その裏側(京劇役者の楽屋)、市場など…。本作は奈落や盆は多用されてないのに、
今日は日運でお勉強の星『玉堂星』が廻っていたので、ずっとやりたかった自由研究に励んでみました。^^少し前に大石静さんと阿川佐和子さんの算命学の自習をした時に、(その回はこちら)「作家・小説家の方々は、こんな風にみんな伝達の星の『鳳閣星』や『調舒星』を持っているのだろうか?」という疑問が湧いたのですね。キニナルキニナル…なので今日の自由研究のテーマは、「作家・小説家が持つ星」です‼️例のごとく私の独断で選んだ作家の皆さま。
2022年10月2日(日)宝塚大劇場にて、雪組『蒼穹の昴』を観ています。キャスト別感想です。一回観ただけなので、印象に残ったことを訥々と。勘違いがあれば、ご教示いただければ幸いです。ネタバレしてますので、まだ知りたくない方は読まないでね。★彩風咲奈(93期・研16)梁文秀(リァン・ウェンシウ)光緒12年の科挙を状元(首席)で合格。進士(官僚)に登用される。光緒帝と共に政治改革を目指す。まず、立ち姿がすらりとして美しい。ストンとした長衣姿のシルエッ
わたしと夫は大学に行っていない。出身がど田舎すぎて周りに大学生がおらず、大学生になることが想像できなかった(夫談)。わたしは両親の反対により、大学進学を断念。そんな我が家の子どもたちは今大学生である。上の子は東大。よく「どうやって現役で東大に受かる子供に育てたのか」と聞かれる。そんな秘訣があったらわたしも知りたい。ただ言えるのは、本を好きになれば自ずと学びたくなるのではないか?というのがわたしの仮定。我が家には浅田次郎先生の本がたくさんあった。わたしが若い頃、帰省する際はJAL
浅田次郎原作『蒼穹の昴』宝塚歌劇団雪組が2022年に公演した超大作ですこの1年のうちにすっかり宝塚の沼にはまり足繁く宝塚大劇場に通う日々。きっかけは娘たちと同じバレエ学校出身で過去には一緒にレッスンをしていた方が宝塚音楽学校へ入学しその後宝塚歌劇団に入団したことでした。とても謙虚でいつも穏やかな彼女はすらりとした手足を活かししなやかな身体を上手に使い丁寧にバレエを踊る方でした。何度か主役をしていましたがバレエ学校の中にはおそらく同じくらいバレエが上手な方もたくさんいましたが、その中でも
ゴールデンウィークが始まってこんな田舎町でも…それなりに人混み散歩を兼ねて図書館へ読み終わった本を返却海老名市の図書館には一冊しか蔵書がなかった早く返さないと待っている人がいるかもしれない「武士の家計簿・磯田道史著」「加賀藩御算用者」の幕末維新次に読む本…思いついて…借りた浅田次郎の「大名倒産」最後のページ…浅田次郎との対談対談相手が磯田道史だった帰りはバス…空いていた…ラッキー中を改めると…寄贈の文字誰かが買って…図書館に寄付をした
旅のお供は決まって歴史小説。今回は久しぶりに続きものじゃなく読み切りタイプ。ですが、シリーズもので全6作品ある中で、今回は特に好きなシーンがふんだんに盛り込まれた一冊。そして、大好きだった張作霖が爆死する回でもあるみなさまこんにちは!家でも職場でもない第三の大切な場所“株式会社THIRDPLACE”代表で、三重県津市でエステティックサロンLotusLandを経営している香月です中国シリーズで張作霖爆殺事件を扱うなんて。。。そうです。知る人ぞ知る浅田次郎作品の中国シリーズ
小説「王妃の館」浅田次郎さん2001年(集英社)映画化されたり、宝塚歌劇団で舞台化されたこともある作品です。パリのヴォージュ広場の近く「王妃の館(シャトー・ドウ・ラ・レーヌ)」と呼ばれる、その建物はかつてルイ14世が寵姫のために建てた館で今は高級ホテルになっていた。旅行会社が企てたダブルブッキングのドタバタ劇に並行して、ツアーの参加者でもある作家の北白川右京が描く「王妃の館」を題材にした新作小説の世界が展開していきます。高額ツアーの光(ポジ)チームと、格
二幕を書き終えました。小説では3巻、4巻にあたります。書きたい場面、台詞が満載でどう絞っていくか悩みます。ラストエンペラーで有名な幼い愛新覚羅溥儀が登場します。幼い皇帝には春児が付き添っています。春児は40歳近くになっています。状況の変化が目まぐるしく理解しきれずこれでいいのかと思うばかり。広すぎる中国という舞台に恐れ入っています。西太后が「光緒帝は日本に習って改革しようとしたけれど、この国は日本ほど小さくなく、民も多く小回りがきかなかった」と言う場面がありま
2006年製作浅田次郎の同名小説を映画化確かかなり前に観た記憶だけあって内容はほぼ覚えていませんでした(´;ω;`)な、訳で先日BSで放映されていたのを観ましたなかなかステキなキャスティングです!(^^)長谷部真次(堤真一)佐吉の子供。父親のことを嫌っていたがある日不思議な出来事に巻き込まれ父への想いに変化が現れていく軽部みち子(岡本綾)真次の愛人実は真次とは異母兄妹(゚Д゚)小沼佐吉(大沢た
以前にもチラリと書いたが、映画と小説を並行して楽しむのが、このごろの流行だ。スティーヴン・キング作『セル』…2006年映画版の『セル』もキング自身の脚本…2016年ある日突然、携帯から怪電波が流れる。携帯を使っていた人々は、その瞬間から《携帯ゾンビ》になってしまう。理性は吹き飛び、暴力的になり、殺し合い、自分が怪我を負っても攻撃をやめない。本文では、《携帯ゾンビ》という言葉は使われておらず、ただ、「解説」にそうした表現があっただけのように思うが、この言葉はちょっと寓意的だ。
こんにちは(*´∇`*)わたしは学生時代からずっと腸過敏性症候群とパニック障害に苦しんできました。辛い毎日でしたが、そんな中でも好きなものと過ごす時間は症状を忘れることができ、『好きなもの』に力をもらって行動できる時もありました。そして今、自分自身変わったとはっきり言えるようになりました。大げさかもしれませんが、その時の喜び、現在へと繋がる行動力をくれた『好きなもの』への恩返しになればと思い、このブログを書くことにしました。そして以前のわたしと同じように何かの苦しさを抱えてい
これは再放送だと思いますまだ見ていない方ご参考までに…紫禁城のすべて2023/4/21(金)09:30PM-11:30PMNHKBSプレミアム紫禁城は中国の明と清が世界を動かした場所。美しい建造物、まばゆい財玉の数々、皇帝たちの壮大な歴史ロマンを、作家浅田次郎氏と漫画家ヤマザキマリ氏とともに味わう。追記(4/22)この番組は今まで放送していた紫禁城、高画質放送をBSプレミアムで再編集したもののようですまとめて一気に鑑賞できて、よかったです❣️長いけど,クセになる⁇