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大漁(質はともかく)だった11月の釣果報告もこれで終わりです。この天体はgetaさんのブログで知りました。いつも新しい未知の天体を教えていただいてありがたいです。getaさんはこの天体について「宇宙が描いた水墨画のように、静けさの中に力強さを秘めた構図が広がります」と表現しておられますが、私も以前から分子雲(暗黒星雲)は二色で表現する水墨画に通ずるものを感じており、全く同感です。この対象も氷のような反射星雲と真っ黒な暗黒星雲の対比に美しさを感じます。このVdB31と取り巻く暗黒星雲(
最近wat-fieldさんやspan265さんが撮られていた「失われた銀河」、私も狙ってみました。S字形がとてもCoolです。銀河は中心部がとても明るいのに周辺の光芒は淡いので、画像処理は、しっかりカブリを取って光芒を浮きだたせるだけでなく、中心部が飽和しないようトーンカーブを下げ気味にする(またはHDR-MT(デジタル現像)を使用して中心部の輝度を下げる)ことが重要ですね。今回NGC4535も中の構造をはっきりさせ、かつ彩度を上げその独特の青みを表現するため明るさを抑えました。【N
いつもはSS-one一択で天文趣味を楽しんでいます。たまには違うシステムを試してみようと思い、Onstepをオークションで落札。だいたい2者が出品されていますが、見た感じの出来が上に見える方を落札してみました。モーター2個ブラケット2個ベルト2組プーリー2組プーリーカバー2個コントローラー1個マニュアルCD1枚出荷時チェック表1枚今回購入のシステムはビクセンのGP/SP(後期)赤道儀用です。ターゲットはSP-DX。当家のSP-DX赤道儀は以前メーカーオー
●3I/ATLASの2025年11月22日~24日の画像アヴィ・ローブ2025年11月22日19時25分(UTC)に0.5メートル望遠鏡で撮影された3I/ATLASの画像。この時、3I/ATLASは天球上でNGC4454銀河の近くに位置していた。太陽方向は左下隅を指す。(クレジット:MitsunoriTsumura)2025年11月22日から24日にかけて、アマチュア天文家や天体写真家によって星間天体3I/ATLASの複数の画像が撮影された。それらは一貫して、光るコ
【スマート望遠鏡で北アメリカ星雲を撮影✨】DWARFLABさん(@dwarflab)からご提供いただいたスマート望遠鏡「DWARF3」で、はくちょう座に「北アメリカ星雲」に挑戦しました!夜明け前、空が明るくなるまでのわずか15分間だけの撮影でしたが、その短時間でも、星雲の大きな広がりや美しい赤色がしっかり写りました😊DWARF3には「赤道儀モード」や「モザイク撮影」など、本格的な機能がいろいろ備わっているので、これからもっと活用していきたいと思います🌌amazonからご購入いただけ
カナダ在住から日本に戻った者が遭遇した出来事や文化の違いを綴っています。Anyresemblancetoactualeventsorlocalsorpersons,livingordead,isentirelycoincidental.©m2011-2025Allrightsreserved.仕事や執筆の依頼はdrippingofpoison★gmail.comまでお願いします。★を@に変えてください。ブログ記事の転載、複製は禁止しております
岩山の遠くにいるジャコウ牛をチラ見出来たのはかなり幸運だったとは言えその姿は余りに遠くもっと近くで見たい思いが募ってモヤモヤそれで一度ロッジに戻りベンツユニボグからホンダATVに乗り換えてジャコウウシウオッチングの再挑戦に出かけましたジャコウ牛はモッコモコの毛皮を着ていてこのモッコモコのジャコウ牛の毛皮は世界一上質一見固そうに見える毛ですがその毛はフワフワで驚くほどの柔らかさですかつてはその毛で作ったマフラーや帽子、コートなどが売られていたこともあ
暗いですがテールが濃くしっかりしてSNS上を賑わせており、私も昨日近場の篠山でチャレンジしました。小さいので長焦点向きで、高度は高く撮影時間も十分取れました。取り急ぎアップします。核が分裂しているらしいですが、画像からはよくわかりません。画像には現在多数の銀河が写っており、う~さんにご指導いただいた星を流さない作品に後日チャレンジしてみます。(まだ彗星基準で流れる処理方法しかマスターしていない)【彗星C/2025K1(アトラス)】【コマ拡大】恒星がなぜか点々になっている
南天の暗い大塔で、地の利を活かしとも座の美しい散開星団(NGC2451・2477)を撮影することにしました。バックにはガム星雲西部の荒々しい背景を...ということでMinicat51、HO3nmで狙ってみました。ちなみに同じとも座ですが、M46・M47(冬の二重星団)のはるか真南で、NGC2451・2477は南の二重星団と呼ばれているらしい。(関西での南中高度は17度)結果は...やはりガム星雲東部(ほ座超新星残骸(Velaremnant)あたり)と違い、Hαが支配的なので真っ赤で少し面
こんばんはおけいです今日は、久しぶりに湖北野鳥センターへ行って来ました。ここでは越冬するために、琵琶湖に飛来して来たオオワシ、コハクチョウ、ヒシクイなどが見られます。ここのオオワシは、ここ29年毎年センター裏の山本山に飛来して来ます。35歳ぐらいだそうなので地元では有名で「山本山のおばあちゃん」の愛称で呼ばれています。そして11月頃に飛来すると滋賀版のニュースで放送され翌日には、新聞の滋賀版にも載ります。地元の人たちは、今年も無事飛んで来てくれたと喜び
超人気でブログもXもこの季節になると魔女の横顔(WitchHeadNebula)で賑わいます。魔女のおどろおどろしい横顔はやはり魅力的ですね。撮影は2回目ですが、今回はノーフィルター(RGB)とHOフィルター(3nm)の合成により、HII領域も表現してみました。HIIの海に反射星雲が浮かぶ感じですが、どちらがいいかは好みの分かれるところです。(私はモノクロチックな方が怖さが増して好みかも)【魔女の横顔星雲(IC2118)エリダヌス座】※上が南ゅDate:2025/11/1
AliExpress(アリエク)で、リチウムイオンバッテリーを購入というか個人輸入?です。購入だよね。手続きはアリエクの提携先がアリエクの依頼でやってるんだから。お支払いは、PayPal経由で安心安全。かれこれ5年のお付き合いです。Amazonより楽しいかも。リスキーだけど。今回はバーゲンセールの中、リチウムイオンバッテリーを購入したんですが、空輸したであろう10日程度で手元に届きました。通関に結構な時間を取られます。危険物を安全に輸送するんですから仕方ないけど、日本国内では買
【お月見しながらスマート望遠鏡で撮影✨】DWARFLABさんからご提供いただいたスマート望遠鏡「DWARF3」で、昨夜も星空撮影を楽しみました😊今回、望遠鏡を向けたのは…細〜いお月さま🌙子どもたちとお月見を楽しみながら、ついでにパシャリ📸窓辺にDWARF3をセットして、操作はスマホでらくらく!涼しいお部屋からのんびり撮影できるのが、すごく快適なんです。銀河や星雲だけじゃなく、明るいお月さままで撮れるDWARF3。本当に「何でも撮れる!?」とワクワクしちゃいます😆📷こちらの画像は
みなさん、こんにちは!今回は、京セラドームで行われたRUNSOKJINのコンサートに行ってきたので、その体験をレポートしちゃいます♪特に初めてのビスタルーム体験は、ドキドキわくわくだったんです!京セラドームでのコンサート初体験!知っておきたいポイント京セラドームでのコンサートって、初めての人にはちょっと不安なことがたくさんありますよね。私も初めてで、めちゃくちゃ緊張しちゃいました!でも、実際に行ってみたら意外と大丈夫だったんです。みんなにも知っておいてほしいポイントをまとめてみました♪ビス
昨年末、自作した100均材料の望遠鏡。老眼鏡(焦点距離1000㎜)を対物レンズに使用しています。【1号機】1号機は10倍ルーペを組み合わせて30倍としすばるなどのスケッチをしたり(作中、10倍と書いてあるのは誤り)月・金星の観察やガリレオ衛星の写真を撮影しました。その後、接眼部のルーペをはずして現在は「直焦点撮影」用として、ペンタックスの一眼レフに組付けてあります。なにせガムテープでカメラ本体と接続してるため脱着が面倒で、付けっぱなしになっています。(
バチャシンは種類が多い…!今日もプロセカ。今回はマイセカイの番外編的な雑記。前回柵で囲むのもありと言ったけれども、そこまで劇的に変わらなかったのでごましお…じゃなくて、話半分程度に…という事で、回収できた会話の一部を貼るだけの雑記。咲希やかん会話、ぴーーーー!!は必聴、やかん咲希。ミクと穂波の望遠鏡会話、穂波プラネタリウム再び…今回のイベント会話。ミクとルカの望遠鏡会話。咲希のチュウニズム会話。犬のぬいぐる
【M109(おおぐま座)】拡大大都会で天体写真を楽しむにはどんな対象・撮り方があるのでしょうか。1.太陽・月・惑星2.ナローバンド撮影(散光星雲など)3.ラッキーイメージング(惑星状星雲など)4.近赤外による銀河こういったものがありますが、2・3については大体どういうものがどういうふうに撮れるか、どんな天体が向いているかなど、この2年弱で一通り撮ってみてわかってきたつもりです。(わかる≠いいものが撮れる)ただ4についてはIRフィルターは入手したものの、こんな赤いフィルター
いつもお読みいただきありがとうございます。早いものでブログを始めて気づけば9か月が過ぎました。始めたころは、「これ投稿したけど、誰が読んでくれるの???グーグル検索で上位表示にならないかぎり誰の目にも触れないよね?」とボーゼンとしたものです。その頃から思うと、毎日訪れて下さる皆さんがいることは本当に尊いことだと感謝しています。(いつもすみません。語彙量が少ないのです)【嬉しい知らせ】先日、グーグルサーチコンソールから嬉しい通知がきました。「(あなたの記事が)28日間
M42付近に分子雲が充満していることは知っていましたが、M42の扱い(画像処理)が難しく躊躇していました。M42は明るすぎるのでHDRでスケルトンにするのが定石なんですが、過剰な処理でやせ細ったオリオン大星雲はあまり好みではないです。といって分子雲をあぶり出すと、M42が真っ白に飛んでしまうというジレンマに陥ってしまいます。さてどうなることやら...。【オリオン大星雲(M42)付近の分子雲】短時間露光を併用したHDRは行わず、普通に撮影。PIで飛ばないようにストレッチした後、コマンドHDR-
今回の新月期は天気が悪くチャンスは1回で終わりそう😢未処理画像の在庫もこれで払底です。3月26日は薄曇りで南天の低空(高度10度以下)はダメ、まだそれより上は何とか撮れたので薄雲の中Gum10/RCW19(赤緯-35°(南中高度20°))を撮ってみました。Gumカタログ天体のひとつで名前はGum10ですが巨大で美しいガム星雲(Gum12)とは離れています。以前upのマンドリル星雲の少し下です。やはり雲とガイドエラーに阻まれ歩留が悪く1時間分程度しかゲットできませんでした。Hαが強く色彩は単
愛に関する短いフィルム1991年10月5日公開孤独な郵便局員の少年が、向いのアパートに住む年上の女流画家の行動を覗き見ているうちに、純粋だが困難な恋愛におちるラブストーリー。あらすじ19歳の郵便局員トメクは、毎晩8時半に、盗品の望遠鏡で向いのアパートに住む女流画家マグダの部屋を覗き見ていた。次々と違う男を部屋に連れこむマグダに、トメクは執拗に無言電話をかけ続ける。それは、出征中の友人の母親のアパートに間借りする孤独な少年の、屈折した愛情表現だった。彼女に逢うために、トメクは、牛乳配
昨日は新月の晴天ということで、黄砂の影響を避けるべく標高の高い大塔へGo!低温なるも久しぶりに無風・ドライの絶好の撮影日和となりました。今日も反射・屈折の2本立てで臨みましたが、短焦点は夜半まで撮るものがないので久しぶりに分子雲を狙ってみました。(大塔は北側はそれほど暗くないが...)難度が高くネット上ではその淡さに次々討ち死にされている方が多い対象です。結果はいかに?結果は、怖いドクロの形は何とかわかりますが、ノイズもひどくハードルが高いことを認識しました。露光時間が不足なうえにカ
5月4日は、宵のうち曇り空だったので油断していました.就寝前に、よせばいいのにベランダに出て空を見上げると、星空が広がっていました。深夜かつ冷え込んでいたので、これまでならそんな時には、せいぜい双眼鏡で観望する程度でした。暗がりの中で望遠鏡をセットし、計画外に星空撮影を開始するのは、かなりの胆力が必要なことでした。が、スマート望遠鏡のおかげで、これまでとは環境が大きく変化しています。Seestar-S30ならば、望遠鏡のセットから撤収までが本当に楽なのです。そして望遠鏡設
昨日は同好会のM氏、O氏と篠山へ...最近のお決まりの雲が出たりいまいちの天気でした。今回O氏の双眼鏡で夏の星団星雲、銀河をサーヴェイ観望しました...ひとりで行くと天体写真ばかりで星を見ない夜が多いですが、若いころに戻ってワイワイ言いながらの観望もいいものです。昨晩はカシオペアの超新星残骸Abell85をデュアルナローバンドで撮影しましたが、昨年も撮っていました。(忘れていました)前回はSh2-168・169とのコンボ、今回はクエスチョンマークの点のところの散光星雲Sh2-170と一緒に
過去にK-ASTECさんで販売されていた35mmピッチの架頭アダプター。よく似た製品が今でもありました。迷人会工房製作の、「いまどき君ID-01」¥4,950高すぎず、安くもなく。昨今の材料費高騰の流れからすると、企業努力でお値段据え置きだと感じられます。少量生産を繰り返しているようで、ちょいちょい在庫が切れます。購入は製造元に近い店舗である、KYOEI大阪。Webショップでは、「在庫あり」というので購入手続きをしたら、数日後になって「やっぱり在庫なし」ってメールで案