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司書・はづきさんがご紹介する「本」の話。第1週にお送りしています。♡--------------------ഒ˖°今月のテーマは「緑」。新緑のまぶしい季節です。ご紹介する本↓↓==================「深呼吸する惑星」(鴻上尚史/白水社)==================(安心してください。ネタバレしませんよ。)本は今回「イメージで選んだ」とのこと。そういう選び方もありますね。選んだ「深呼吸する惑星」は、鴻上尚史さん
どうなってるんやろな??①子供のころ松竹新喜劇の作品はよく見ていたが結構な数の演題がそのまま大衆演劇でも上演されている。大衆演劇の場合天下御免で著作権料など発生しないのかな、松竹の戯曲を吉本がそのまま使うとかなり問題になるやろうけど・・大衆演劇は商業目的でも許されてるねんやろな、慣習的に許されてるのかな、それともちゃんと払ってるのかな?②著作権料とまではいかなくてもたとえば大衆演劇には天保水滸伝を淵源として「三浦屋孫次郎」という演目がある。それについて
六蔵です。「誰も知らない歴史」で六蔵役を演ずる役者です。さてこの度プラチナネクストで上演する「加藤道夫戯曲三選」、そもそも加藤道夫という70年前に35歳で早逝された劇作家について、我々メンバーはほとんど知らない。代表作の「なよたけ」ですら完全上演されたのは、作者死後のこと。しかし、昨年文学座3月アトリエの会にて「挿話(エピソオド)」が上演され、演出の的早孝起さんが光を当てたことにより、文学座の財産であることが改めて認識されました。偉そうなことを申し上げるつもりはありませんが、今回の我々の公
こんにちは、六蔵です。プラチナネクスト第29回公演「思い出の人〜加藤道夫戯曲三選」に六蔵役で出演する役者です。昨年3月のアトリエの会で故加藤道夫さん作の戯曲「挿話(エピソオド)」を74年ぶりに復活上演させた文学座所属の演出家、的早孝起さん。プラチナネクストではかねてより的早さんに演出依頼を重ねており、いよいよ2024年の6月公演で実現の運びとなりました。まずは昨日の稽古場でお写真を撮らせていただきました。文学座のWEBサイトでは演技部、演出部それぞれのプロフィールが紹介されておりますが、な
六蔵です。「誰も知らない歴史」で六蔵爺やを演ずる役者です。今回加藤道夫さんの戯曲から3つを選んでプラチナネクストで上演します。作品を選んだのは文学座演出部の的早孝起さん。では加藤道夫の作品群をここでご紹介します。おもな作品(Wikipediaより)戯曲・放送劇なよたけ(三田文学1946年5月-10月。執筆は1944年)挿話(悲劇喜劇1948年10月)天邪鬼(少年少女1949年)誰も知らない歴史(日本演劇1949年)こよなき歌〈LaBonneChanson〉(
大学で劇作に関するの授業を受け持つようになってずいぶんと長い時間が経つ。以前は実習を担当していたが、現在は講義のみの授業である。実習の場合、学生が書いた作品を授業内でみんなで読み合わせしてアレコレ批評する形で授業をやっていたのだが、講義の場合は、基本的にわたしが主導権を持ち、話をすることがメインになる。授業の初日にわたしが担当する講座の目的を学生たちに説明するが、ここ数年、わたしは次のような宣言めいた言葉を付け加える。「というわけでこの授業は基本的に座学になります。すなわち、わたしの話を聞くこ
2015年の英BBC製作のテレビ映画です🇬🇧原作はイギリスの劇作家J・B・プリーストリーの同名戯曲です。監督はアシュリング・ウォルシュ。1912年のある夜。バーリング家では長女シーラ(クロエ・ピリー)とバーリング家とライバル関係にあるクロフト家の息子ジェラルド(カイル・ソーラー)の婚約を祝う食事会が行なわれていた。地方出身だが事業で成功した父アーサー(ケン・ストット)、上流階級出身で特権意識の強い母シビル(ミランダ・リチャードソン)、そして酒飲みで頼りない弟エリック(フィン・コール)も
皆さま、こんにちは!OVERHEATTHERAINBOWのゆうかです☆「宮沢賢治の世界」第四回目、「よだかの星」ご覧くださった皆さま、ありがとうございます!!毎度ご感想もお寄せくださり、大変うれしいです(*^-^*)ありがとうございます!!まだみてないよ!という方も、ぜひ、ご覧くださいませ(^O^)/【宮沢賢治の世界】OVERHEATTHERAINBOWの三人で、一年間、宮沢賢治の作品に取り組んで参ります!宮沢賢治の作品の中から、毎月一
今日は北村想さんの脚本「想稿・銀河鉄道の夜」を紹介します。宮沢賢治による銀河鉄道の夜を演劇台本として戯曲化し1986年に初演、その年に第一版が出版されています。銀河鉄道の夜は1985年にアニメ映画化され、翌年にかけて一大ムーブメントを起こしていたのかもしれません。(※軽く調べましたがわかりませんでした)ちなみにアニメ映画版の脚本は別役実さんです。さて、そんな年代に書きあげられたこの脚本ですが、比較的原作に忠実な脚本という印象です。忠実でありつつも、哲学的要素の強い原作が解釈しやすくな